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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AL2G

有価証券報告書抜粋 日工株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、ソリューションパートナーとしてお客様の期待に応える研究開発及び製品開発を研究開発部門が中核となって関連部門と連携協力して推進しております。
当連結会計年度に係る研究開発費は2億71百万円であります。
(1)アスファルトプラント関連事業
アスファルトプラント関連事業では、バーク(樹皮)などの難利用材から製造された炭化物を固形燃料として燃やせる微粉炭バーナを開発いたしました。
液体や気体燃料と異なり固形燃料は着火し難い燃料になりますので、バーナに燃焼室を組み合わせた構造にし、固形燃料を完全燃焼させるようにしました。木質バイマスで製造した木炭は元より、将来的には他のバイオマス燃料への展開も可能であるため、二酸化炭素の削減を実現するとともに木材を有効利用することができます。そして、このような地産地消型で燃料を供給するような循環型社会を構築できる製品開発をいたします。
当事業に係る研究開発費は1億23百万円であります。

(2)コンクリートプラント関連事業
コンクリートプラント関連事業では、新型ミキサ(DASH Hyper)のシリーズ化と拡販に努めて参りました。
国内最大となる6m3/バッチ練りから最小0.5m3/バッチ練りまでのDASH Hyperミキサのラインナップをいたしました。この新型ミキサは従来ミキサの毎時80バッチ練りの瞬発力を踏襲するとともに、混練性能を大きく向上させて高強度コンクリートなどに対応しています。さらに、リニア中央新幹線の建設や東京オリンピック開催に伴う大型土木工事で要求される大粒径の80ミリ骨材にも適応させております。
また、さらなる混練性能ならびにメンテナンス性の向上をはかるべく、各種試作ミキサによる試験練りを実施しました。この試験結果を基に、次世代型ミキサの開発に着手し、実用化に向けての研究開発を日々行って参ります。
当事業に係る研究開発費は71百万円であります。

(3)環境、搬送関連事業及びその他
環境、搬送関連事業及びその他では、木質バイマス関連の装置を開発いたしました。
木質タールを燃料とする弊社バイオマスバーナに、予熱空気仕様もラインナップに加え、近年のバイオマス発電設備で発生する木質ガスを処理する設備の商談が決まり、運転調整が完了しました。これにより、バイマス分野への新たなアプローチと展開の可能性が広がっております。
また、新たな装置として、弊社のバイオマスソリッドバーナを利用し、蒸発塔からスラリーを噴霧、水分のみを乾燥させ固形物を回収するバイオマス乾燥設備を展開し、商談を進めております。このように熱に関わる既存技術をベースに展開しながら新しい技術を融合し、新規事業への横展開を図っております。
その他では、
・材料ホッパ、フィーダ、乾燥ドライヤ、材料排出装置、バグフィルタ、排風機を一体にした乾燥加熱装置「マルチドライヤ」の拡販
・サーマルデモプラントなどの実験装置を用いて実証テストを行った、乾燥・加熱装置の拡販 に努めました。
その結果、石膏の乾燥用、軽石の乾燥用、製鉄所にて形成されるスケールの乾燥用等として市場に投入することが出来ました。中でも、スケールの乾燥設備に関しましては、乾燥設備に付随する材料の搬送、貯蔵設備一式を含めた大型案件として受注することが出来ました。
当事業に係る研究開発費は75百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01372] S100AL2G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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