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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009Y9Y

有価証券報告書抜粋 日本パワーファスニング株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における日本経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融緩和政策により緩やかな回復基調にあるものの、個人消費や設備投資に力強さを欠き、また中国経済の減速や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策動向等先行きの不透明感が強い状況が続きました。
このような経済環境のもと、当社グループは赤字からの脱却を最優先に経営体制を刷新し、生産体制の見直しや人件費等固定費の削減、資産の売却等に取り組んでまいりました。当連結会計年度の売上高は前期比ほぼ横ばいの8,102百万円(前期比0.6%減)となりましたが、内製品の原価低減や人件費をはじめとする固定費削減を進めた結果、営業損益は前期(500百万円の損失)に比べ641百万円改善の140百万円の利益となり、黒字に転換することができました。経常損益は円高進行に伴い在外連結子会社の円建債務等について為替差損が発生したことなどにより33百万円の利益(前期は597百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純損益は特別退職金等の計上により3百万円の利益(前期は716百万円の損失)となりました。

報告セグメントの概況は次のとおりであります。

[建築用ファスナー及びツール関連事業]
当事業の主力製品であるドリルねじ・ガスツールのシェアアップ及び高機能ねじ等の建材メーカーへのスペックインに向けた営業活動を進めるとともに、製造原価の低減や固定費の削減を進めてまいりました。業績につきましては、外部売上高は7,532百万円(前期比0.6%増)と微増に留まりましたが、セグメント損益は製造コストの低減や円高の影響等により前期(460百万円の損失)に比べ大きく改善し、190百万円の利益となりました。
[自動車・家電等部品関連事業]
中国における自動車用部品につきましては、日系自動車部品メーカーへの製品売上は販売価格の低下はありましたが、販売量の増加で補った結果、ほぼ横ばいで推移しました。外部売上高は外貨換算レートの関係で558百万円(前期比14.5%減)となりましたが、セグメント損益は固定費の削減等により33百万円の利益(前期比10.6%増)となりました。
[その他事業]
その他事業は日本における不動産賃貸事業であり、外部売上高は11百万円(前期比1.5%増)となり、セグメント損益は6百万円の利益(前期比12.0%増)となりました。

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、期首に比べ80百万円減少の929百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、キャッシュ・フローは576百万円の収入(前期は123百万円の支出)となりました。これは減価償却費等の非資金項目の戻し入れ及び仕入債務の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、キャッシュ・フローは197百万円の収入(前期は583百万円の収入)となりました。これは主に貸付金の回収による収入等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、キャッシュ・フローは815百万円の支出(前期は80百万円の支出)となりました。これは主に借入金の返済等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01421] S1009Y9Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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