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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQBR

有価証券報告書抜粋 イワブチ株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府による積極的な経済政策が実施されており、緩やかな回復基調が続いております。しかしながら海外は、イギリスのEU離脱、中国をはじめとするアジア新興国の経済成長鈍化など先行きは依然として不透明な状況にあります。
当社グループの大口需要家であります電力会社においては、原子力発電停止に伴う代替発電燃料費増加の影響に加え、今年度より開始された電力小売全面自由化による新電力への切り替えや、今後予定されている送配電部門の法的分離などにより、事業環境が大きく変化しております。NTTにおいても、当社グループに関連した設備投資が抑制傾向となっており、厳しい受注環境となっております。
このような状況のなか、当社グループの生産部門では、業務の効率化によるコスト削減や品質管理の推進、顧客ニーズに応じた生産体制の構築を図り、価格競争力のある製品の生産に取り組みました。
営業部門では、電力会社・NTT向け新製品の市場投入をはじめ、顧客ニーズに応じた新製品の提案、新規需要に向けた活動など積極的な営業を展開しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は9,811百万円と前連結会計年度に比べ805百万円、7.6%の減収となりました。経常利益は650百万円と前連結会計年度に比べ296百万円、31.3%の減益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は439百万円と前連結会計年度に比べ174百万円、28.4%の減益となりました。

需要分野別の業績
セグメントに代わる需要分野別の業績は、次のとおりであります。
① 交通信号・標識・学校体育施設関連
交通信号関連は、全国的にコンクリート柱の建替や信号機のLED化工事などにより堅調に推移しました。また、学校体育施設関連についても防塵ネットに関係した工事などがあり、堅調に推移しました。しかしながら、標識関連は、当社に関連した工事の発注が少なく低調に推移しました。その結果、売上高は1,244百万円と前連結会計年度に比べ37百万円、2.9%の減収となりました。

② ブロードバンド・防災無線関連
防災無線関連は、全国的に新規工事が立ち上がり好調に推移しました。ブロードバンド関連は、市場価格の厳しい状況が続いておりますが、物件工事が立ち上がり、好調となりました。その結果、売上高は926百万円と前連結会計年度に比べ83百万円、9.8%の増収となりました。

③ 情報通信・電話関連
情報通信関連は、設備投資抑制の影響により、移動体アンテナ設置工事および光伝送路工事が低調に推移しました。電話関連は、当社グループに関連した設備投資が一巡したことや、コンクリート柱の建替関連製品の受注が減少したことにより、低調に推移しました。その結果、売上高は2,241百万円と前連結会計年度に比べ549百万円、19.7%の減収となりました。

④ 配電線路関連
配電線路関連は、原子力発電停止に伴う代替発電燃料費増加の影響に加え、今年度より開始された電力小売全面自由化などにより、依然設備投資抑制傾向となっており、厳しい受注環境となりました。その結果、売上高は3,481百万円と前連結会計年度に比べ298百万円、7.9%の減収となりました。

⑤ その他
一般民需、公共工事関連は、街路灯・防犯灯LED化工事などがあり、堅調に推移しました。また、鉄道関連においても、コンクリート柱建替や安全対策に伴う付帯工事が堅調に推移しました。その結果、売上高は1,917百万円と前連結会計年度並みとなりました。


(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」)は、下記のとおり、営業活動により資金が増加したことから、資金残高は前連結会計年度末より1,094百万円増加(前連結会計年度は215百万円の増加)し、当連結会計年度末には4,467百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,025百万円のプラス(前連結会計年度は1,050百万円のプラス)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益の計上645百万円、減価償却費の計上379百万円及び売上債権の減少388百万円による資金の増加と、退職給付に係る負債の減少163百万円及び法人税等の支払い282百万円による資金の減少によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、313百万円のマイナス(前連結会計年度は337百万円のマイナス)となりました。これは、主に無形固定資産の売却57百万円による資金の増加と、有形固定資産の取得380百万円による資金の減少によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、389百万円のプラス(前連結会計年度は484百万円のマイナス)となりました。これは、主に長期借入金の借入850百万円による資金の増加と、長期借入金の返済164百万円及び配当金の支払い267百万円による資金の減少によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01439] S100AQBR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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