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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AFZZ

有価証券報告書抜粋 ダイジェット工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおいて、研究開発活動は連結財務諸表を作成する当社のみが行っております。当社の研究開発活動については以下のとおりであります。
研究開発の方針として、低抵抗化による消費動力の低減、及び高能率化、高精度化、更に長寿命化によるリードタイム短縮と加工コスト低減を狙った環境に優しい製品開発を目標としています。
91期は、下記テーマに取り組み種々の新製品を開発いたしました。


近年リードタイム短縮目的にて荒から仕上げ加工までを、複数台の加工機を用いずに1台で完結する流れの中で、加工機の負荷低減の要求が高くなっています。
このような状況において、QMシリーズの拡張を図り、新製品「マックスマスター」を開発いたしました。
本工具の特長は、
・多コーナ使用できる経済的な両面仕様の刃先交換式チップを採用し、独自の3次元ブレーカ形状により、低抵抗で高い切りくず排出性を高度な次元で両立させました。
・金型のポケットの加工を、工具突き出し長さ、L/D:6以上においても高能率に且つ安定して加工できる性能を有しています。
・チップ材種は新PVDコーティング「JC8118P」と「JC7560P」を採用。炭素鋼からプリハードン鋼、焼入れ鋼、高強度ステンレスなど幅広い被削材に対応。
加えてQMミルに新形状の底面、側面仕上げ用ミラーチップを追加し広範囲な加工領域に対応いたしております。


先端角180度フラット・座ぐり加工用ドリル「タイラードリル」シリーズに刃先交換式タイプを開発し追加いたしました。
本ドリルの特長は、
・傾斜面や交差穴でも下穴なしでノンステップ加工が可能。
・新材種および独自の内部給油方式によりプリハードン鋼やステンレス鋼でも長寿命。
・薄板の穴あけ加工においてバリの発生が少ない。
加えてソリッドタイプに小径サイズφ1~φ2.9を追加し、刃先交換式を加えてφ1~φ32の広範囲なサイズバリエーションを実現しました。


海外需要の多いタービンブレードなどの複雑形状加工用に、刃先交換チップ両面仕様・難削材対応ラジアスカッタ「エクストリームダイメイト」を開発いたしました。
刃先交換式チップの製作は高いプレス技術の確立により実現し、工具の特長としては、
・独自のヘリカル切れ刃により切れ味と刃先強度を兼ね備えた丸駒チップ使用。
・チップ両面8コーナ仕様で経済的。難削材でも長寿命。
・独自のチップ回り止め機構を採用。チップ拘束面がクサビ形状のため、使用時のチップ動きを防止し安定加工が可能。
加えて、中~小型のタービンブレード加工に適した、荒加工用丸駒カッタ「ブレードチッパー”TDM/MTD形”」に小径サイズ5Rを追加し、適応範囲を拡張いたしました。

また、当連結会計年度の試作製造・技術改良等を含めた研究開発活動に要した費用は477百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01488] S100AFZZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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