有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AG31
アイダエンジニアリング株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、開発本部を中心に基盤技術の強化・確立及び基幹商品の強靭化と次世代主力製品開発を基本方針として研究開発に取り組んでおります。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,197百万円であり、ほとんどが日本セグメントで計上しております。
なお、当連結会計年度に開発商品「大型サーボプログレッシブプレス」が日刊工業新聞社の「十大新製品賞」を受賞し、また、サーボプレスによる「β型チタン合金製部品の一体成形」が日本鍛圧機械工業会の「MF技術大賞」を受賞いたしました。
当連結会計年度の研究開発活動の主なものは、次のとおりであります。
新技術・基盤技術の開発
(1) プレス用サーボモーターシステムの開発
当社ではサーボプレスの駆動源であるサーボモーターシステムを自社開発しており、サーボモーターシステムの高効率化や大出力化を継続して追求しております。当連結会計年度においては1000KWを超える世界最大級の高出力大型サーボモーターを完成させました。これにより、より少ないモーター台数で、より高い能力を持つ大型サーボプレスを提供することが可能となりました。
(2) 軽量化素材の成形システム開発
自動車では軽量化や安全性の向上を狙い、アルミニウムや高張力鋼板(ハイテン)の採用が増加しております。当社ではサーボプレスを活用した高精度・高強度アルミ合金部品の生産システム実用化や、超高張力鋼板の成形に適した冷間プレス成形システムの実用化に向け、開発を進めております。
(3) 各種要素技術開発
IoT(モノのインターネット)機能のプレス機への標準搭載対応、制御技術の高度化に伴う情報セキュリティの向上、高性能化する搬送装置(ロボット)の複雑なモーションに対応する潤滑システムの開発等、継続的に開発・改良を進めております。
基幹商品の強化
(1) ホットスタンピング用サーボプレス(DSF-S4-20000)の開発
ホットスタンピングは従来、油圧プレスにより行われておりましたが、多様なモーションが自由に設定できるサーボプレスの機能を生かし、下死点停留による急冷焼き入れが安定して行える4ポイント2000トンの超高張力鋼板のホットスタンピング用大型サーボプレスを開発いたしました。
(2) 新型汎用ストレートサイドサーボプレス(DSF-N1-Aシリーズ)の開発
新開発のACサーボモーターの採用により、サーボプレス特有の「振り子」運転により生産性を11%向上させつつ、ボルスタの剛性を2倍に高めたストレートサイド汎用中小型サーボプレスを開発いたしました。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01545] S100AG31)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。