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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009YKN

有価証券報告書抜粋 JUKI株式会社 研究開発活動 (2016年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発活動は、お客様に価値を提供できる商品の開発、新規分野製品向けの商品の開発、そのために必要となる要素技術の開発を行っております。本活動の当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は44億8百万円(売上高比率4.5%)で、前連結会計年度比4億6千3百万円の減少(9.5%減)となりました。また、研究開発活動の成果としての工業所有権総数(国内外の特許+意匠権)は当期末において2,180件で、前連結会計年度末対比90件の増加となりました。

(1) 当社グループ全社に共通した研究開発活動

① 本社の研究開発活動
お客様ニーズをベースに、新製品を支える基盤技術のさらなる向上と共に差別化に必要となるコア技術の研究・開発に取り組んでおります。また、お客様の課題を解決するために営業、開発及び製造の連携強化を推進しております。
② 環境に配慮した研究開発活動
2009年3月から「JUKIエコプロダクツ認定制度」をスタートし、当連結会計年度は20機種が認定されました。環境対応として、「JUKIグループグリーン調達ガイドライン」の改定と共に製品への有害物質及び高懸念物質不使用による環境安全・保全性の向上、小型・軽量化による省資源化、高効率制御及びオイルフリー化による省エネ化など今後もより高いレベルでの技術開発を進めてまいります。

(2) セグメント別商品開発活動

① 縫製機器事業
工業用ミシンでは、本縫ハイクラスモデルとして多様な素材への対応と段取り時間短縮を実現した「DDL-9000Cシリーズ」、ニット市場向けには伸びやすい新素材に対応した「MF-7900DRH24シリーズ」を発売しました。また、カーシートや家具向けに「LU-2800ESALシリーズ」、カバン市場向けに「LS2342 セミロング仕様」を発売し、ノンアパレル市場への対応力を強化しております。
家庭用ミシンでは、使い心地や縫い品質を向上した「HZL-CXシリーズ」、キルティングユーザー向けに「TL-2200QVPMini」を発売しました。
今後もお客様のニーズに一早くお応えするため、商品開発に積極的に取り組んでまいります。
② 産業装置事業
新開発の並列8ノズルヘッドを搭載し、幅広い種類の部品を搭載でき、新開発電動フィーダ(RFシリーズ)との組合せにより、搭載速度を従来機比70%向上させた高速スマートモジュラーマウンタ「RS-1」を発売しました。また、検査機では3D検査機能を搭載し、検査速度を従来機比34%向上させ高速・高精度な検査を実現した基板外観検査機「RV-2-3D」を発売しました。
システムソフトの充実と連動し、今後も一貫したライン提案を通じて多様化するお客様ニーズに合わせ生産性向上に貢献できるよう更なる商品開発に取り組んでまいります。

(3) 海外開発拠点商品開発活動

海外開発拠点においては、市場密着型でお客様ニーズに合わせた商品開発を行っております。その中で他市場にも展開できる機種を新商品として発売しております。
① 中国開発拠点
ダウンジャケット縫製向けにパターンシーマ「PS-700」を発売しました。
② ベトナム開発拠点
ニット市場向けに自動搬送装置付きポロシャツの前立て縫製自動機「AMS-221ENHS3020/PP-220」を発売しました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01596] S1009YKN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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