有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009YUV
ホシザキ株式会社 研究開発活動 (2016年12月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は、日本では当社が行うほか株式会社ネスターが自社製品の研究開発を行っており、米州ではHOSHIZAKI AMERICA,INC.、LANCER CORPORATION、Jackson WWS,Inc.及びAços Macom Indústria e Comércio Ltda.等が、欧州・アジアではGRAM COMMERCIAL A/S、Western Refrigeration Private Limited及び浙江愛雪制冷電器有限公司等が行っております。当社グループにおける研究開発部門では、市場情報収集から要素開発、試作、設計、生産フォローアップまでの一貫した研究開発体制を持つことで、最終顧客の多種多様なニーズに対応しております。当連結会計年度は、新規開発及びモデルチェンジを中心とした開発活動と、収益性を向上させるためのコスト低減活動を行っております。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は39億6百万円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は29億43百万円、米州は8億57百万円、欧州・アジアは1億5百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計443名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。
(1)日本
①当社
(業務用冷蔵庫)
業務用テーブル形冷蔵庫内装樹脂機のモデルチェンジを行い、38機種を製品化いたしました。従来製品と比較して消費電力低減を行い、一定速機にて業界トップの省エネ性能を実現いたしました。また、内装を樹脂からカラー鋼板に変更いたしました。
業務用縦形冷蔵庫ワイドスルーシリーズのマイナーチェンジを行いました。新センターピラーレス機構を採用し、密閉性の向上等により、消費電力低減を実現いたしました。
(製氷機)
キューブアイスメーカーIMシリーズについて、製氷室の表面処理方法を改善いたしました。従来の溶融錫めっきから無電解ニッケルめっきに変更することにより、製氷室の耐久性を向上いたしました。
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する自然冷媒(CO2)採用の製氷機5機種を開発いたしました。また、消費電力低減を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する新氷形状のロンビックアイスメーカーを開発いたしました。新ブランドICE MATEの第一弾として、中国の中価格帯市場向けのシェア拡大を図ります。
(ディスペンサ)
エスキューブアイスディスペンサを開発いたしました。業界初の定量放出機能及び最速の放出スピードを実現し、使い勝手のよい製品にいたしました。
炭酸水ディスペンサをモデルチェンジいたしました。新型注出バルブを自社開発し、業界トップの高炭酸ガスボリュームと、使いやすさの向上を実現いたしました。
(ショーケース)
リーチインショーケースのマイナーチェンジを行い、全シリーズの庫内灯にLEDを採用し、消費電力低減を実現いたしました。また、ガラス扉の組立方法を見直し、コストダウンを実現いたしました。
米国向けの冷蔵ネタケースを米国省エネ規制(DOE2017基準)に適合させました。冷凍回路の見直しにより、消費電力低減を実現いたしました。
(その他)
食器洗浄機小形タイプ4機種のモデルチェンジを行いました。業界初の貯湯タンク省エネ制御を採用し、業界トップの低ランニングコストを実現いたしました。
真空包装機小形タイプを開発いたしました。新機能として凍結含浸モードを搭載し、使い勝手のよい製品にいたしました。
消毒保管庫のモデルチェンジを行いました。庫内収納物や周囲温度等が異なる条件でも最適な設定となるプログラム機能を採用いたしました。また、新デザインのハンドルの採用により、使い勝手のよい製品にいたしました。
シリーズ拡大のため、ガス式スチームコンベクションオーブンを開発いたしました。1/1ホテルパン対応製品としては、国内初のガス量可変制御を採用し、よりきめ細やかな調理方法への対応を実現いたしました。
②株式会社ネスター
コンパクトで省エネ性が高いコンベアートースターのモデルチェンジを行いました。構造、部品の見直しによりコストダウンと操作性の向上を実現いたしました。
冷水チラーのマイナーチェンジを行いました。部品の見直し等により静音性の向上を実現いたしました。
設置が簡単でコンパクトなシンク一体型瞬間冷水機シリーズのマイナーチェンジを行いました。構造、部品の見直しによりコストダウンを実現いたしました。
(2)米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
フレークアイスメーカー14機種のモデルチェンジを行いました。冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
(業務用冷蔵庫)
業務用テーブル形冷蔵庫のシリーズの充実を図るため、リヤマウントタイプ4機種を開発いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
コールドプレートにより飲料の冷却を行う低価格の飲料ディスペンサSpartan Iceを開発いたしました。
また、大手飲料メーカーからの環境負荷低減要望に、自然冷媒(CO2)採用の卓上タイプの飲料ディスペンサDelta-6を開発いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
ラックコンベアタイプの洗浄機RackStar 44とRackStar 66を開発いたしました。扉形状、部品配置等の見直しにより、使いやすい製品といたしました。
その他、アンダーカウンタータイプの洗浄機DishStar HT及びドアタイプの洗浄機DynaTempを開発いたしました。
④Aços Macom Indústria e Comércio Ltda.
(業務用冷蔵庫)
パススルータイプの業務用冷蔵庫4機種を開発いたしました。
(3)欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(業務用冷蔵庫)
スウェーデン市場向けの冷凍ユニット下置きタイプの業務用縦形冷蔵庫MIDIシリーズを開発いたしました。
急速冷却、急速冷凍、急速解凍等の6つの運転モードを備えた多機能ブラストチラーKPシリーズを開発いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
大手飲料メーカーの環境負荷低減要望に応えた自然冷媒(CO2)を採用した冷蔵ショーケースSRCL390ECOとSRC1100ECOを開発いたしました。また、低価格冷蔵ショーケースSRCL330を開発いたしました。
(業務用冷蔵庫)
インド国内向けの業務用テーブル形冷蔵庫を開発いたしました。
(フリーザー)
チェストフリーザーWHFシリーズ4機種を開発いたしました。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は39億6百万円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は29億43百万円、米州は8億57百万円、欧州・アジアは1億5百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計443名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。
(1)日本
①当社
(業務用冷蔵庫)
業務用テーブル形冷蔵庫内装樹脂機のモデルチェンジを行い、38機種を製品化いたしました。従来製品と比較して消費電力低減を行い、一定速機にて業界トップの省エネ性能を実現いたしました。また、内装を樹脂からカラー鋼板に変更いたしました。
業務用縦形冷蔵庫ワイドスルーシリーズのマイナーチェンジを行いました。新センターピラーレス機構を採用し、密閉性の向上等により、消費電力低減を実現いたしました。
(製氷機)
キューブアイスメーカーIMシリーズについて、製氷室の表面処理方法を改善いたしました。従来の溶融錫めっきから無電解ニッケルめっきに変更することにより、製氷室の耐久性を向上いたしました。
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する自然冷媒(CO2)採用の製氷機5機種を開発いたしました。また、消費電力低減を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する新氷形状のロンビックアイスメーカーを開発いたしました。新ブランドICE MATEの第一弾として、中国の中価格帯市場向けのシェア拡大を図ります。
(ディスペンサ)
エスキューブアイスディスペンサを開発いたしました。業界初の定量放出機能及び最速の放出スピードを実現し、使い勝手のよい製品にいたしました。
炭酸水ディスペンサをモデルチェンジいたしました。新型注出バルブを自社開発し、業界トップの高炭酸ガスボリュームと、使いやすさの向上を実現いたしました。
(ショーケース)
リーチインショーケースのマイナーチェンジを行い、全シリーズの庫内灯にLEDを採用し、消費電力低減を実現いたしました。また、ガラス扉の組立方法を見直し、コストダウンを実現いたしました。
米国向けの冷蔵ネタケースを米国省エネ規制(DOE2017基準)に適合させました。冷凍回路の見直しにより、消費電力低減を実現いたしました。
(その他)
食器洗浄機小形タイプ4機種のモデルチェンジを行いました。業界初の貯湯タンク省エネ制御を採用し、業界トップの低ランニングコストを実現いたしました。
真空包装機小形タイプを開発いたしました。新機能として凍結含浸モードを搭載し、使い勝手のよい製品にいたしました。
消毒保管庫のモデルチェンジを行いました。庫内収納物や周囲温度等が異なる条件でも最適な設定となるプログラム機能を採用いたしました。また、新デザインのハンドルの採用により、使い勝手のよい製品にいたしました。
シリーズ拡大のため、ガス式スチームコンベクションオーブンを開発いたしました。1/1ホテルパン対応製品としては、国内初のガス量可変制御を採用し、よりきめ細やかな調理方法への対応を実現いたしました。
②株式会社ネスター
コンパクトで省エネ性が高いコンベアートースターのモデルチェンジを行いました。構造、部品の見直しによりコストダウンと操作性の向上を実現いたしました。
冷水チラーのマイナーチェンジを行いました。部品の見直し等により静音性の向上を実現いたしました。
設置が簡単でコンパクトなシンク一体型瞬間冷水機シリーズのマイナーチェンジを行いました。構造、部品の見直しによりコストダウンを実現いたしました。
(2)米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
フレークアイスメーカー14機種のモデルチェンジを行いました。冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
(業務用冷蔵庫)
業務用テーブル形冷蔵庫のシリーズの充実を図るため、リヤマウントタイプ4機種を開発いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
コールドプレートにより飲料の冷却を行う低価格の飲料ディスペンサSpartan Iceを開発いたしました。
また、大手飲料メーカーからの環境負荷低減要望に、自然冷媒(CO2)採用の卓上タイプの飲料ディスペンサDelta-6を開発いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
ラックコンベアタイプの洗浄機RackStar 44とRackStar 66を開発いたしました。扉形状、部品配置等の見直しにより、使いやすい製品といたしました。
その他、アンダーカウンタータイプの洗浄機DishStar HT及びドアタイプの洗浄機DynaTempを開発いたしました。
④Aços Macom Indústria e Comércio Ltda.
(業務用冷蔵庫)
パススルータイプの業務用冷蔵庫4機種を開発いたしました。
(3)欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(業務用冷蔵庫)
スウェーデン市場向けの冷凍ユニット下置きタイプの業務用縦形冷蔵庫MIDIシリーズを開発いたしました。
急速冷却、急速冷凍、急速解凍等の6つの運転モードを備えた多機能ブラストチラーKPシリーズを開発いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
大手飲料メーカーの環境負荷低減要望に応えた自然冷媒(CO2)を採用した冷蔵ショーケースSRCL390ECOとSRC1100ECOを開発いたしました。また、低価格冷蔵ショーケースSRCL330を開発いたしました。
(業務用冷蔵庫)
インド国内向けの業務用テーブル形冷蔵庫を開発いたしました。
(フリーザー)
チェストフリーザーWHFシリーズ4機種を開発いたしました。
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