有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009ZF7
中野冷機株式会社 研究開発活動 (2016年12月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当期は研究開発費として312百万円を投入し、主に下記のような研究開発を行いました。
日本
(1)主力別置オープンショーケースシリーズの統一と性能改良
スーパーマーケット向け従来シリーズは、fGシリーズとESシリーズの2種類併用で受注対応していましたが、これをESシリーズ1種類に統一しました。統一に際して精肉鮮魚~日配飲料青果仕様までを2重エアーカーテンのシリーズに統一し、合せて構造仕様を改良することで、冷却性能と省エネ性の改善を図りました。また、シリーズを統一することで生産機種が集約され、顧客向け特型製品の製造やオプション対応の部品が整理されて工場の生産性が向上しました。
(2)内蔵ショーケースのモデルチェンジ
内蔵ショーケース構造の共通化と冷却性能の改善を目的に、内蔵スポットケース、内蔵アイランドケースなど内蔵タイプ主力シリーズのモデルチェンジを実施しました。冷却性能面においては、特にアイス仕様ケースの冷却性能の改善、惣菜アイランドケースの日配温度までの冷却力の改良を行いました。
(3)コンビニエンス・ストア向けショーケースの開発
顧客からの冷却性能や電力量削減の要望を満たした内蔵チルドショーケース、内蔵ドリンクケース及び内蔵リーチインケースを開発し市場に投入しました。また、内蔵アイスケースにはインバータ冷凍機を搭載することにより省エネ制御を確立して、従来比20%の省エネを達成しました。
(4)LED照明の省エネタイプの開発
高輝度、低電力LED(従来比20%省エネ)を開発しました。
スーパーマーケット向け昼白色LEDについて、キャノピー照明用を高輝度タイプにすることにより従来2列取付けを1列で賄い、棚下照明用については照度が低下しない低電力タイプを開発し、省エネ性を高めて製品化しました。
中国
(1)大型冷凍機ユニットの開発
50HP~200HPのシリーズを開発し、大型スーパーマーケットや物流センター向けに自社製の冷凍機ユニットを2017年より生産開始します。
(2)一般スーパーマーケット向けR404Aの冷凍機ユニットの開発着手
中国では、現在R22冷媒が主流となっていますが、今後政府からHFC冷媒への指導が強化され2020年にはR404Aに切り替わることが予想されます。顧客の一部からもR404A指定の要求も出始めており、2018年までには完全移行の予定です。冷凍機ユニットに搭載する圧縮機はスクロールを採用し、COP(動作係数)の向上を図ります。
(3)内蔵催事ケースのマイナーチェンジ
コストダウンを目的に、本体を一体発泡構造に変更し、生産性の向上を図り、またR404Aの冷凍機ユニットを搭載するなどの見直しを実施しました。
(4)コンビニエンス・ストア向けのゴンドラ設置型の内蔵オープンショーケースの開発
コンビニエンス・ストア店舗では冷蔵設備の追加が本格化してきており、ゴンドラを撤去したスペースに設置できる小型の内蔵オープンショーケースを開発しました。
CO2冷媒と低GWP(地球温暖化係数)冷媒の試験と性能判定
次期冷媒候補として有力視されているCO2冷媒や低GWP冷媒について、内蔵ショーケース、コンビニエンス・ストア向け冷凍機、スーパーマーケット向け冷凍機で評価試験を実施し、現時点における当社製品への対応について方向性を判定しました。次期冷媒候補が流動的な状況の中で、規制の変化やコストを見据えながら、冷凍機メーカー、冷媒メーカーと連携し、性能安定度と省エネ性など実用化に近いシステムや冷媒を正確に判断して、製品化を計画していきます。
日本
(1)主力別置オープンショーケースシリーズの統一と性能改良
スーパーマーケット向け従来シリーズは、fGシリーズとESシリーズの2種類併用で受注対応していましたが、これをESシリーズ1種類に統一しました。統一に際して精肉鮮魚~日配飲料青果仕様までを2重エアーカーテンのシリーズに統一し、合せて構造仕様を改良することで、冷却性能と省エネ性の改善を図りました。また、シリーズを統一することで生産機種が集約され、顧客向け特型製品の製造やオプション対応の部品が整理されて工場の生産性が向上しました。
(2)内蔵ショーケースのモデルチェンジ
内蔵ショーケース構造の共通化と冷却性能の改善を目的に、内蔵スポットケース、内蔵アイランドケースなど内蔵タイプ主力シリーズのモデルチェンジを実施しました。冷却性能面においては、特にアイス仕様ケースの冷却性能の改善、惣菜アイランドケースの日配温度までの冷却力の改良を行いました。
(3)コンビニエンス・ストア向けショーケースの開発
顧客からの冷却性能や電力量削減の要望を満たした内蔵チルドショーケース、内蔵ドリンクケース及び内蔵リーチインケースを開発し市場に投入しました。また、内蔵アイスケースにはインバータ冷凍機を搭載することにより省エネ制御を確立して、従来比20%の省エネを達成しました。
(4)LED照明の省エネタイプの開発
高輝度、低電力LED(従来比20%省エネ)を開発しました。
スーパーマーケット向け昼白色LEDについて、キャノピー照明用を高輝度タイプにすることにより従来2列取付けを1列で賄い、棚下照明用については照度が低下しない低電力タイプを開発し、省エネ性を高めて製品化しました。
中国
(1)大型冷凍機ユニットの開発
50HP~200HPのシリーズを開発し、大型スーパーマーケットや物流センター向けに自社製の冷凍機ユニットを2017年より生産開始します。
(2)一般スーパーマーケット向けR404Aの冷凍機ユニットの開発着手
中国では、現在R22冷媒が主流となっていますが、今後政府からHFC冷媒への指導が強化され2020年にはR404Aに切り替わることが予想されます。顧客の一部からもR404A指定の要求も出始めており、2018年までには完全移行の予定です。冷凍機ユニットに搭載する圧縮機はスクロールを採用し、COP(動作係数)の向上を図ります。
(3)内蔵催事ケースのマイナーチェンジ
コストダウンを目的に、本体を一体発泡構造に変更し、生産性の向上を図り、またR404Aの冷凍機ユニットを搭載するなどの見直しを実施しました。
(4)コンビニエンス・ストア向けのゴンドラ設置型の内蔵オープンショーケースの開発
コンビニエンス・ストア店舗では冷蔵設備の追加が本格化してきており、ゴンドラを撤去したスペースに設置できる小型の内蔵オープンショーケースを開発しました。
CO2冷媒と低GWP(地球温暖化係数)冷媒の試験と性能判定
次期冷媒候補として有力視されているCO2冷媒や低GWP冷媒について、内蔵ショーケース、コンビニエンス・ストア向け冷凍機、スーパーマーケット向け冷凍機で評価試験を実施し、現時点における当社製品への対応について方向性を判定しました。次期冷媒候補が流動的な状況の中で、規制の変化やコストを見据えながら、冷凍機メーカー、冷媒メーカーと連携し、性能安定度と省エネ性など実用化に近いシステムや冷媒を正確に判断して、製品化を計画していきます。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01671] S1009ZF7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。