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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009Y78

有価証券報告書抜粋 富士変速機株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の各種政策の効果により雇用・所得環境に持ち直しの動きが見られるとともに、米国大統領選挙結果をふまえた景気の先行き期待感による円安・株高の進行により、景気の緩やかな回復が見られましたが、一方で中国および新興国の景気先行き不透明感も根強く、設備投資動向が弱含みとなるなど予断を許さない状況が続きました。
当社関連の減速機関連業界は、景気の先行き不透明感から設備投資動向に弱さが見られるなか、工作機械向けやシャッタ開閉機用減速機の受注が弱含みとなるなど厳しい状況が続きました。立体駐車場関連業界においては、外国人観光客の増加や、東京オリンピック・パラリンピックを控えた再開発の増加等、回復傾向にある国内経済の下支えにより、不動産市場は活性化しましたが、立体駐車場市場規模の縮小や価格競争の激化などにより、依然として厳しい状況が続きました。
このような環境のもと、当社におきましては、生産体制の強化・見直しを継続的に取り組むとともに、顧客志向に立った製品開発、差別化した提案営業を推進し、いかなる事業環境の変化にも対応すべく更なる原価低減活動と生産性の向上に努めてまいりました。
減速機関連事業では、保有技術を活かした製品開発に取り組むとともに、特殊製品による成長分野への積極的な提案営業を行い、顧客満足度の向上と受注獲得に努めてまいりました。
駐車場装置関連事業では、マーケティングに基づく戦略的営業展開を図るとともに、コスト競争力の強化を推進し収益改善に努めてまいりました。
室内外装品関連事業では、生産・品質管理体制の強化を図り、受注獲得と安定した収益確保に努めてまいりました。
この結果、当事業年度の売上高は6,193百万円(前期比4.7%減)、営業利益は256百万円(前期比28.1%増)、経常利益は279百万円(前期比23.8%増)、当期純利益は162百万円(前期比21.7%増)となりました。
なお、セグメントの業績は次のとおりです。

[減速機関連事業]
国内外の設備投資動向が軟調に推移するなか、営業力強化による特殊製品等の受注獲得に努めましたが、シャッタ開閉機等の受注減少影響により、売上高は3,068百万円(前期比5.5%減)となりました。営業利益につきましては、継続的な原価低減活動に努めましたが、シャッタ開閉機等の減速機製品の売上が伸び悩んだことで92百万円(前期比41.5%減)となりました。

[駐車場装置関連事業]
駐車場市場規模の縮小に伴う競争激化の環境下において、適正な利益水準を確保するため選別受注を優先した結果、売上高は2,612百万円(前期比5.4%減)となりました。営業利益につきましては、資材価格等の上昇傾向が続くなか、選別受注と原価低減活動に取組み146百万円(前期比203.7%増)となりました。

[室内外装品関連事業]
品質管理の徹底と性能の向上に努めた結果、受注が増加し、売上高は512百万円(前期比5.2%増)となりました。営業利益につきましては、コスト低減活動等による収益確保に努めた結果17百万円(前期は6百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、4,279百万円(前事業年度3,840百万円)となりました。
これは、営業活動、投資活動、財務活動によるキャッシュ・フローの合計が439百万円増加したことによるものであります。
なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、558百万円の増加(前事業年度は460百万円の減少)となりました。
これは主に、仕入債務の減少額168百万円、法人税等の支払額92百万円、前払年金費用の増加額43百万円による減少があった一方で、売上債権の減少額299百万円、税引前当期純利益277百万円、減価償却費153百万円、たな卸資産の減少額118百万円による増加があったことによるものであります。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、8百万円の減少(前事業年度は104百万円の減少)となりました。
これは主に、投資有価証券の償還による収入100百万円があった一方で、有形固定資産の取得による支出93百万円があったことによるものであります。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、110百万円の減少(前事業年度は111百万円の減少)となりました。
これは主に、株主配当金の支払101百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01697] S1009Y78)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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