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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009Y0V

有価証券報告書抜粋 三井海洋開発株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善に遅れがみられたものの、政府や日銀による経済・金融支援策を背景に緩やかな景気回復基調が続きました。世界経済は、欧米を中心に緩やかに回復しましたが、新興国経済の成長鈍化や米国の政策動向などの影響により依然として先行き不透明な状況にあります。
原油価格は、産油国の減産合意を背景とした供給過剰解消への期待感から年初の水準から持ち直し、WTIは1バレル50米ドル台まで回復しました。エネルギー資源の持続的な供給の観点から、石油会社による深海域を中心とした開発は継続的に行われると考えられ、当社グループの主要事業である浮体式海洋石油・ガス生産設備に関する事業は中長期的に安定的な成長が期待されております。
こうした状況のもと、当期の連結業績は、既存プロジェクトの仕様変更及びオペレーションサービス等により、受注高は、前年比50.9%減の92,704百万円となりました。売上高は、既存FPSO建造工事の進捗により、229,987百万円(前年比22.2%減)となりました。
利益面では、FPSO建造工事の収益改善及び未実現利益の実現により営業利益は18,018百万円(前年比255.0%増)となりました。経常利益は、営業利益の増加に加えてリース事業を行っている持分法適用関連会社による安定的な持分法投資利益の計上により、29,409百万円(前年比129.4%増)となりました。上記により親会社株主に帰属する当期純利益は、21,012百万円(前年比260.7%増)となりました。
なお、当社グループは、浮体式石油生産設備の建造及びこれに関連する各種サービスを提供する単一の事業を展開しているため、セグメント別の業績等の記載は省略しております。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、主に関係会社への貸付金額が増加したことで、投資活動によるキャッシュ・フローが大きく減少したことから、前連結会計年度に比べて15,762百万円減少し、42,194百万円となりました。当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前連結会計年度に比べて21,887百万円増加し、30,350百万円の収入となりました。これは主に、FPSO等の建造工事にかかる売上債権の回収時期と買掛金の支払時期のバランスによる変動であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に関係会社への貸付金額の増加により、38,373百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済により、6,853百万円の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01725] S1009Y0V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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