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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANZY

有価証券報告書抜粋 大井電気株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発は主として当社が行っております。当社における研究開発体制は、中長期を展望した基盤技術及び将来技術の研究開発を担当する研究部門と、現事業品目に直結した製品開発及び技術開発を担当する水沢製作所技術部門とで構成され、研究部門と水沢製作所技術部門は、密接な連携により研究開発を推進しております。
当期の研究開発費の総額は11億69百万円であり、情報通信機器製造販売分野における研究開発活動としては、中期計画に基づき、当社の基盤事業である社会インンフラ(電力、鉄道、官公庁、通信キャリアなど)向けの情報通信機器・システム、スマートグリッド・スマートメーター関連事業など昨今のエネルギーインフラの多様化・効率化に対応した情報通信機器・システム、IoT、防災、エネルギーマネジメントシステム関連の情報通信機器・システムなどの重点事業へ開発投資を選択・集中し、急激な市場変化、省電力化、並びに技術革新に対処するための研究開発、新技術開発を継続的に行うとともに、短期間での特長ある新製品投入に注力いたしました。
研究開発活動は、次のとおりであります。
(1) 電力自動検針用スマートメーターの廉価版通信端末を開発いたしました。
(2) IoT(注1)で必要となる低消費電力で広域通信が可能な「LoRa」(注2)方式の通信端末とコンセントレータ(注3)を開発いたしました。
(3) 高速大容量光通信のための200G光通信技術を開発いたしました。
(4) データセンター用温度監視システムのサーバー・アプリケーションを開発いたしました。
(5) 病院の呼出しカードの自動発行や、社内生産自動化システム(ロボット化)への展開を目指してメカトロニクスの基礎研究開発をいたしました。
(6) IoTに関連する、センサ技術、セキュリティ技術、標準プロトコル技術、ビッグデータ分析技術の研究開発をいたしました。
(7) 地下などのGPSの届かない場所に対して、地上から地下へ無線を利用して高精度な時刻同期情報を届けるGPS時刻同期方式を開発いたしました。
(8) 光ファイバを利用して端末装置に給電を行う光給電技術を開発いたしました。
今後は、当社の基盤事業である社会インフラ(電力、鉄道、官公庁、通信キャリアなど)向けの情報通信機器・システム、スマートグリッド・スマートメーター関連事業向けの情報通信機器・システム、IoT、防災、エネルギーマネジメントシステム関連の情報通信機器・システムなどの研究開発、技術開発を継続的に実施してまいります。
(注1)IoT:Internet of Things:モノのインターネット
(注2)LoRa:Long Rangeの略で、低消費電力で広域の通信が可能な技術
(注3)コンセントレータ:柱上などに設置される無線親機

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01859] S100ANZY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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