本多通信工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)

当連結会計年度の研究開発費の総額は7億80百万円です。
なお、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりです。
(1)コネクタ
各分野に展開するエレクトロニクス市場において、コネクタは小型・高密度化、高速伝送性能が今後も一層求められます。また電子化が進む車載分野や新エネルギー分野においては、新たな機能やより高い信頼性が求められています。
当社グループが長年培ってきたコネクタ技術をこれらの市場要求に対応させながら研究開発活動に取り組むとともに、社外リソースも活用することにより、一層のスピードを持って対応してまいります。
研究開発活動の体制及び成果:
研究開発活動は、業務用コネクタ事業部と車載用コネクタ事業部の各商品企画設計グループが新商品開発、既存商品の改良を行っています。また、基盤技術グループの技術開発チームが要素技術開発を行い、製造技術グループが当社製品全般の生産技術開発を行っています。なお、当セグメントに係る研究開発費は、7億77百万円です。
各グループの担当と当連結会計年度の成果は次のとおりです。


(担当)FA、通信、一般電子装置用の電気コネクタおよび光コネクタの開発
ハイエンド民生機器用コネクタの開発
(成果)制御機器向け高機能電気コネクタおよびハーネスの開発
FA向け高信頼性モジュラーコネクタの開発
PC向け高耐久性コネクタの開発


(担当)車載用電気コネクタの開発
(成果)LVDS信号用防水コネクタの開発
自動車向け情報通信用コネクタの開発


(担当)次世代基盤技術、商品の研究開発
(成果)光電変換コネクタケーブル(AOC)の開発


(担当)電気、光、車載コネクタ全般の生産技術
(成果)多品種少量ものづくり構築および車載事業関連の増強
多品種少量ものづくりおよび車載事業関連設備自動化構想の着手

(2)情報システム
新技術(AI、BlockChain)を活用し、HybridCloudインテグレーション、IoT開発、映像・セキュリティソリューションの3つのSegments No.1にチャレンジしてまいります。 なお、当セグメントに係る研究開発費は、2百万円です。