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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ARPP

有価証券報告書抜粋 新電元工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発体制は、おもに基礎研究および応用技術開発を担当する技術開発センターと、製品開発を担当する各事業部門およびグループ会社の設計・開発部門で構成されております。
研究開発の主要テーマは、当社グループの半導体デバイス分野におきましては、低損失技術の開発、高温動作対応および複合部品化の技術開発など、また、パワーエレクトロニクス分野におきましては、高効率技術の開発、低ノイズ化の研究および高密度実装開発などがあります。これらの研究課題を解決し、市場の要求および用途に適した新製品をタイムリーに開発してまいります。さらには、半導体技術を活用した新技術および新製品の開発、各事業本部の得意技術を活かしたシナジー効果による商品力強化を推進しております。

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は50億43百万円(売上高比5.4%)であり、各セグメントの主な成果および研究開発費は以下のとおりであります。

デバイス事業
当セグメントの研究開発活動として、ダイオード製品では、モビリティ向けを中心に大電流製品の開発を行ったほか、産業機器向け高耐圧大電流ダイオードの開発を進めました。
スイッチング素子としては、低耐圧MOSFETの開発を実施したほか、トライアック製品のラインアップを拡充いたしました。
IC製品では、モビリティ向け低入力電圧駆動ドライバICやLED照明向け制御ICの開発を進めました。
パワーモジュール製品では、モビリティ向けに多数の品種の開発を実施いたしました。さらに、次世代半導体を搭載した、パワーモジュールについての研究開発も進めており、電源に搭載しての評価を実施いたしました。
当事業に係る研究開発費は21億40百万円であります。

電装事業
当セグメントの研究開発活動として、二輪車分野ではASEAN地域におけるスクーター向けアイドリングストップ機能搭載ECU(電子制御ユニット)の派生モデルを開発および量産を開始するとともに、インド向けECUの開発を着手いたしました。
四輪車分野では、シャーシ系ECUや小型・高効率車載電源などの派生モデルが量産となったほか、タイ生産拠点でのECU生産が本格化いたしました。次期モデルに向けて小型化、低価格化を満足するために必要な基礎技術の開発を開始いたしました。
当事業に関わる研究開発費は10億27百万円であります。

新エネルギー事業
当セグメントの研究開発活動として、新エネルギー分野では、発電容量を向上した太陽光発電向けパワーコンディショナのラインアップを拡充したほか、オプション機能の充実化を図りました。また、パワーコンディショナのデータ収集、制御機能を備えたクラウド監視・計測装置の量産を開始いたしました。
EV・PHEV用充電器については、EVの駆動用バッテリーの大容量化を見据え、高出力急速充電器の開発を開始いたしました。
情報・通信市場分野では、高効率の中容量高電圧直流(HVDC)給電システムや、交流給電の信頼性を向上させた高効率インバータ装置を開発し、量産を開始いたしました。
当事業に係る研究開発費は4億74百万円であります。

全社共通
全社共通に係る研究開発費は14億1百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01887] S100ARPP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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