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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AI0A

有価証券報告書抜粋 ティアック株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は115名で、研究開発費として1,207百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。


プロオーディオ市場向けでは、スタジオ、放送局向けには1Uサイズ64チャンネルマルチトラックレコーダーDA-6400のオプションとして、2枚使用で最大32チャンネルのAES/EBU入出力が可能となる16チャンネルの入出力インターフェースカード「IF-AE16」と2枚使用することで最大32チャンネルのアナログ出力が可能となり、コンパクトな1Uマルチ再生環境を提供する16チャンネルアナログ出力インターフェースカード「IF-AN16/OUT」を市場導入しました。業務用レコーダー向けでは、ブライダル、イベントや番組、舞台、講義やセミナーの録音など、幅広い用途で手軽に高音質に音声収録が可能な軽量、コンパクトなウェアラブルピンマイクレコーダー「DR-10L」を市場導入しました。設備市場向けでは、FTPクライアント/サーバー、録音データの自動アップロードや音素材のダウンロードが可能となるネットワーク機能、iOS/Android端末やPCにインストールされた専用アプリケーションからのリモートコントロールやマイク入力端子を搭載し、録音、再生メディアにデュアルスロットのSDカードとUSBフラッシュメモリを採用して、様々な用途にフレキシブルに対応可能なソリッドステート/ステレオオーディオレコーダー「SS-R250N」とCDメディアの録音、再生まで対応したソリッドステート/CDステレオオーディオレコーダー「SS-CDR250N」や、専用オプションとしてカラーLCDを搭載し、より直感的な操作を実現するポン出しリモートコントロールユニット「RC-SS150」やDanteインターフェースシステムへの導入を可能とする2イン/2アウトのDanteインターフェースカード「IF-DA2」を市場導入しました。また、カセットテープの録音再生、CDの再生に加えて、USBメモリーでの録音再生に対応し、1台で幅広いメディアに対応したラックマウント可能な設備/業務用途に適したカセット、CD、USBメモリーレコーダー/プレーヤー「CD-A580」を市場導入しました。
楽器市場向けでは、かんたん操作で音声演出を楽しめるインターネット生放送向け家庭用放送機器としてMiNiSTUDIOの2機種、高音質マイクも内蔵、インターネット生放送に絞ったシンプルなエントリーモデルのUS-32、モード切り替えで生放送/制作用途の双方に対応しマイク2本の同時使用が可能なハイグレードモデルのUS-42を市場導入しました。更にドライバやファームウェアの更新情報をいち早くお客様へお届けすることを目的とした自動更新機能をVersion 2にて公開、他のUSシリーズへの展開を実施しました。ハンドヘルドレコーダに於いてはS/N100dB超でTASCAMステレオリニアPCMレコーダー史上最良のオーディオパフォーマンス、現場に必要な信頼性と音質を兼ね備えた最上位機種DR-100MK3を市場投入しました。また「もっと使いやすいレコーダー」を世界各地のお客様へお届けできるよう表示の多言語化プロジェクトをDRシリーズで推進、最大で日本語、 英語、 ドイツ語、 フランス語、 イタリア語、 スペイン語、 中国語、 ロシア語の8言語に対応したファームウェアを市場導入しました。
コンシューマオーディオ市場向け(TEACブランド)では、「New Vintage」をキーワードに、ティアックの新しいフラッグラインとしてReference7シリーズ初のモデル、ネットワークCDプリメインアンプ「NR-7CD」を市場導入しました。「NR-7CD」は、最新のネットワークプレーヤー機能(オープンホーム、DSD5.6MHz、PCM192kHz/24bitに対応)、自社製CD専用のメカドライブ、BTL構成のClass-Dアンプ、LDACにも対応したBluetooh再生機能、PCMデジタル音源をDSD11.2MHzにアップコンバートするフルエンシーアルゴリズムを用いたアップコンバート機能、グランド分離接続対応4極ヘッドホン端子など、最新技術を数多く盛り込みました。また、同じくアンプカテゴリーではReference500シリーズ、USB-DAC/プリメインアンプ「AI-503」の市場導入も行いました。「AI-503」はデスクトップオーディオに最適なアンプとして、ソースをパソコン、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)、スマートホンに照準を合わせ、スピーカーリスニングにも興味があるハイエンドヘッドホンユーザーをターゲットとすることで、新たなユーザー層の獲得を目指しました。これら両プリメインアンプは、アンプカテゴリーとしては初のVGP大賞を受賞するなど、市場でも非常に高評価を得ています。また、ハイレゾ対応製品と対極にあるアナログ製品の販売も伸長しています。カセットデッキとCDプレーヤーのコンビネーションモデル「AD-850」を市場導入しました。「AD-850」はカセットやUSBメモリにも録音可能であり、アナログとデジタルの相互メディアコンバートマシーンとしての需要が大きいものと推測しています。アナログターンテーブルカテゴリーでは、ももいろクローバーZとのコラボ製品「TN-100NOFU」を限定販売することで、新しいオーディオファン層にリーチしました。シニア層向けのオールインワンタイプのターンテーブルシステム「LP-R550USB」は、国内大手通販での販売も安定的に継続しており、大手家電量販店への導入・販売拡大にも大きく波及しています。
ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、一体型アンプの新シリーズ「Fシリーズ」に2モデルF-03A、F-07を追加し、最高級シリーズGrandioso(グランディオーソ)にも新たに一体型SACDプレーヤー(Grandioso K1)と一体型アンプ(Grandioso F1)の2モデルを市場投入しました。また、マスタークロックジェネレーターのシリーズである「Gシリーズ」も刷新し、従来の2モデルから3モデル展開(Grandioso G1、G-01X、G-02X)に拡大しました。更にブランド創立30周年記念モデルとして、限定の「Limited Edition Black Series」6モデル、セパレート型SACDプレーヤーP-05X(SACDトランスポート)/D-05X(D/Aコンバーター)を発売するなど、数多くの新製品を投入しました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は824百万円であります。


インフライトエンタテイメント製品では、SDメモリーカードオーディオ再生機AE-1600SDiを市場導入しました。AE-1600SDiは、オーディオコンテンツのダウンロードを行うことなくSDメモリーカード上のオーディオコンテンツを直接再生することができます。また、CDを使用している従来製品との高い互換性を有し、迅速な機器更新を提供します。
医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-7000S/MV-7000Hを商品化し市場導入を開始します。MV-7000Sは、NTSCの標準画質に対応し、静止画の記録に加えMotion JPEG方式による最長10分の動画記録が可能です。MV-7000Hは、高解像度の映像信号の記録に対応し、静止画の記録とMPEG2 TS方式による最大24時間の動画記録が可能です。
計測機器製品では、ポータブルデジタル指示計TD-01 Portableを市場導入しました。TD-01 Portableは、表示画面に視認性に優れたカラー液晶画面を採用、データ収録機能やセンサー断線チェック機能およびTEDS規格対応など、携帯型でありながら高機能を実現しております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は383百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01932] S100AI0A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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