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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANV3

有価証券報告書抜粋 カシオ計算機株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


(1) 財政状態

当社は成長を支える財務基盤の強化に向けて、自己資本比率及びD/Eレシオ(有利子負債/自己資本)の改善を推進してまいりました。今後も、引き続き財務安全性を確保しながら利益の大幅な拡大により、中長期的な成長とROEの持続的な向上を図ってまいります。
当連結会計年度末の総資産は、前期比170億円減の3,514億円となりました。流動資産は、有価証券の減少などにより、前期比167億円減の2,334億円となりました。固定資産は、土地の売却などによる有形固定資産の減少、退職給付に係る資産の増加などにより前期比2億円減の1,180億円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前期比112億円減の1,551億円となりました。流動負債は、仕入債務の減少などにより前期比40億円減の754億円、固定負債は、長期借入金の返済などにより前期比71億円減の796億円となりました。
当連結会計年度末の純資産は、利益剰余金の減少などにより前期比57億円減の1,963億円となりました。この結果、自己資本比率は、前期比1.0ポイント増の55.9%、D/Eレシオは0.37倍となり、ROEは、前期比6.2ポイント減の9.2%となりました。

(2) キャッシュ・フロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の減益、運転資金の減少などにより前期比47億円の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入の増加、投資有価証券の取得及び売却・償還による純収入の減少などにより前期比114億円の支出増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入れ及び返済による純支出の増加、自己株式の取得による支出の増加により前期比92億円の支出増加となりました。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前期比93億円減少の1,187億円となりました。

(3) 資金需要

当グループ(当社及び当社の関係会社…以下同じ)の資金需要の主なものは、製品製造のための材料の購入費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用に係わる運転資金と設備投資資金です。なお、営業費用の主なものは、人件費、研究開発費、広告宣伝費、販売促進費等です。

(4) 資金調達

当連結会計年度における資金調達につきましては、低金利環境が継続する中、長期的な負債コストの低下を目的として調達期間の長期化並びに有利子負債の圧縮に取組んでおります。当期におきましては、長期借入金215億円の借り換えを実施するとともに、40億円を返済した結果、当連結会計年度末有利子負債残高は前連結会計年度末比41億円減少し731億円となりました。また、当グループでは、主要取引金融機関と特定融資枠契約を締結しており、当連結会計年度末現在、これらの契約の未実行残高は570億円であります。

(5) 経営成績

当連結会計年度における売上高は3,212億円(前期比8.8%減)、営業利益については306億円(前期比27.3%減)、売上高営業利益率は前期比2.5ポイント減の9.5%となりました。また経常利益は262億円(前期比36.1%減)となり、売上高経常利益率は前期比3.5ポイント減の8.2%となりました。なお、セグメント別の売上高及び営業利益の概況については、「1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
税金等調整前当期純利益は234億円(前期比42.3%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は184億円(前期比41.0%減)、売上高当期純利益率は前期比3.2ポイント減の5.7%、1株当たり当期純利益は72円67銭となりました。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01935] S100ANV3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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