有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJHG
マクセル株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、開発統括本部と各事業本部及び子会社の設計部門が連携して研究開発活動を行っております。また、当社グループ外の企業との共同開発や産官学連携の活用により、一層の技術革新を推進しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は9,850百万円であり、セグメント別の研究開発活動及び研究開発費は次のとおりであります。
(エネルギー)
開発統括本部とエナジー事業本部の設計開発部門などが一体となって、リチウム一次電池やボタン電池などの一次電池、リチウムイオン電池や蓄電システムなどの二次電池の研究開発を推進しております。当連結会計年度においては、二次電池部門で、充放電中のリチウムの動きを正負極同時にリアルタイム観察する技術を業界で初めて開発いたしました。また、ポストリチウムイオン電池への取り組みとしてNEDO主導の革新型蓄電池プロジェクトに参画し、大学ならびに公的研究機関と連携した研究を進めています。当セグメントに係る研究開発費は2,382百万円であります。
(産業用部材料)
開発統括本部と光エレクトロニクス事業本部、スリオンテック事業本部、ライフソリューション事業本部及び㈱日立情映テックの設計開発部門などが協力し、光学部品、機能性材料、電鋳・精密部品、粘着テープ、RFIDシステムなどの研究開発を推進しております。当連結会計年度においては、自動車分野で開発競争が激化している自動運転センシング技術に必須である車載カメラ用レンズユニットの高解像度化や耐環境特性の向上などニーズを先取りした開発を進めました。さらに次世代機能性部材料としては、低環境負荷と軽量・高強度の特性が注目される木質バイオマス資源を由来とするナノ繊維「セルロースナノファイバー」の樹脂複合化技術において、環境省のNCV (※)プロジェクトに参画し、社外連携を軸に開発を推進しています。当セグメントに係る研究開発費は1,972百万円であります。
※ NCV:Nano Cellulose Vehicle。新素材の使用により軽量化された自動車。CO2削減効果が期待されております。
(電器・コンシューマー)
開発統括本部と光エレクトロニクス事業本部、ライフソリューション事業本部、エナジー事業本部の設計開発部門などが協力し、プロジェクター、小型電気機器などの研究開発・商品開発を推進しております。当連結会計年度においては、持ち運びが容易で、壁や机上など、さまざまな場所に、最大50型の大面積を投写できるポータブル・超短投写LEDプロジェクタ-やLED光源で世界初の3500ルーメンのDLP(※)プロジェクターなどを開発し、プロジェクターのラインナップを拡充しました。小型電気機器では、5層の交互穴あき電極間に水を循環させて効率よく電気分解し、水素微細バブルを生成する風呂用の水素生成器を開発しました。当セグメントに係る研究開発費は5,496百万円であります。
※ DLP:米国Texas Instruments社の登録商標であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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