有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJAS
ダイヤモンド電機株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)
(1)業績
当連結会計年度(2016年4月1日~2017年3月31日)における世界経済は、年度当初、北米経済は減速感があったものの、トランプ氏就任により持ち直し、欧州経済も緩やかな拡大基調を維持しました。一方中国経済は、減速傾向にありますが、緩やかなテンポにとどまり、新興国では最悪期を脱した感があります。また、我が国経済は、企業業績の改善や設備投資の緩やかな増加がみられるものの、個人消費の回復は弱く、全体として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは、北米・アジアを中心に成長が見込める海外市場に重点を置き、売上拡大、調達及び生産の合理化に努めてまいりました。
当連結会計年度の売上高は、海外市場の好調継続により、581億51百万円(前期比1.8%減)、営業利益は22億91百万円(前期比2.8%減)、経常利益は22億12百万円(前期比0.3%減)となりましたが、独禁法関連損失等の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は7億31百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失13億81百万円)となりました。
セグメントの概況
[自動車機器事業]
自動車機器事業は、国内市場及び、北米・アジアを中心とした海外市場が好調に推移したものの円高の影響を
吸収できず、売上高は426億68百万円(前期比3.7%減)となりました。利益面でも、円高の影響を吸収できず、セ
グメント利益は35億11百万円(前期比15.0%減)となりました。
[電子機器事業]
電子機器事業は、国内市場が好調に推移し、また、中国・インドをはじめアジア市場においても堅調に推移した
結果、売上高は154億33百万円(前期比3.7%増)となりました。利益面では、売上高増加等により、セグメント利
益は5億12百万円(前期比179.8%増)となりました。
[その他]
物流事業等を行うダイヤモンドビジネス株式会社の事業セグメントの売上高は、48百万円(前期比94.7%増)、
セグメント損失は1億58百万円(前期のセグメント損失は1億14百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ25億13百万円増加し、56億82百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、29億15百万円(前期は17億61百万円の獲得)となりました。主な要因は、法人税等の支払額が6億41百万円あったものの、税金等調整前当期純利益が12億54百万円、減価償却費が16億53百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、20億5百万円(前期は7億71百万円の使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出21億35百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、16億円(前期は6億50百万円の使用)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入53億30百万円、長期借入金の返済による支出45億64百万円、短期借入金の増加9億43百万円によるものであります。
当連結会計年度(2016年4月1日~2017年3月31日)における世界経済は、年度当初、北米経済は減速感があったものの、トランプ氏就任により持ち直し、欧州経済も緩やかな拡大基調を維持しました。一方中国経済は、減速傾向にありますが、緩やかなテンポにとどまり、新興国では最悪期を脱した感があります。また、我が国経済は、企業業績の改善や設備投資の緩やかな増加がみられるものの、個人消費の回復は弱く、全体として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは、北米・アジアを中心に成長が見込める海外市場に重点を置き、売上拡大、調達及び生産の合理化に努めてまいりました。
当連結会計年度の売上高は、海外市場の好調継続により、581億51百万円(前期比1.8%減)、営業利益は22億91百万円(前期比2.8%減)、経常利益は22億12百万円(前期比0.3%減)となりましたが、独禁法関連損失等の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は7億31百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失13億81百万円)となりました。
・連結 | 売上高 | 581億51百万円 | (1.8%減) | ・単体 | 売上高 | 240億15百万円 | ( 0.4%増) |
営業利益 | 22億91百万円 | (2.8%減) | 営業損失 | 2億76百万円 | |||
経常利益 | 22億12百万円 | (0.3%減) | 経常利益 | 4億53百万円 | (68.4%減) | ||
親会社株主に帰属する当期純利益 | 7億31百万円 | 当期純損失 | 14億14百万円 |
[自動車機器事業]
自動車機器事業は、国内市場及び、北米・アジアを中心とした海外市場が好調に推移したものの円高の影響を
吸収できず、売上高は426億68百万円(前期比3.7%減)となりました。利益面でも、円高の影響を吸収できず、セ
グメント利益は35億11百万円(前期比15.0%減)となりました。
[電子機器事業]
電子機器事業は、国内市場が好調に推移し、また、中国・インドをはじめアジア市場においても堅調に推移した
結果、売上高は154億33百万円(前期比3.7%増)となりました。利益面では、売上高増加等により、セグメント利
益は5億12百万円(前期比179.8%増)となりました。
[その他]
物流事業等を行うダイヤモンドビジネス株式会社の事業セグメントの売上高は、48百万円(前期比94.7%増)、
セグメント損失は1億58百万円(前期のセグメント損失は1億14百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ25億13百万円増加し、56億82百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、29億15百万円(前期は17億61百万円の獲得)となりました。主な要因は、法人税等の支払額が6億41百万円あったものの、税金等調整前当期純利益が12億54百万円、減価償却費が16億53百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、20億5百万円(前期は7億71百万円の使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出21億35百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、16億円(前期は6億50百万円の使用)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入53億30百万円、長期借入金の返済による支出45億64百万円、短期借入金の増加9億43百万円によるものであります。
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