有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C073
OBARA GROUP株式会社 研究開発活動 (2017年9月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発部門では「ベストワンではなくオンリーワンを目指そう」を合言葉に、「高品質で高生産性なる製品とそのシステム的な活用方法の提供」を目標とし、以下のような考え方を掲げ研究開発活動を行っております。
① 作業環境にやさしい製品の開発。
② 製品の高速化と高付加価値化。
③ 各種製品の海外規格への適合。
④ 海外拠点での製造販売を意識した製品開発。
当連結会計年度における研究開発費用は10億4百万円であり、セグメントの研究開発活動の主な成果は次のとおりであります。
(1)溶接機器関連事業
当連結会計年度における研究開発費の総額は8億21百万円であり、電気・電子と機械のバランスを考えた開発陣容にてメカトロ方式を応用した各種溶接機器関連製品を開発しております。
なお、研究開発により実現化した主な製品及び関連製品は次のとおりであります。
製品名 | 特徴 |
アルミ板溶接用ロボットガン | 小型軽量で高出力の中空軸サーボモーター駆動により加圧力10キロニュートンと最大溶接電流55,000アンペアを実現。厚板のアルミ抵抗溶接が可能な製品。 |
アルミ板溶接用インバータートランス | 内部構造の最適化により高効率な一体型インバータートランス。電流55,000アンペアを実現しながら、重量40kgと小型軽量化を実現した製品。 |
(2)平面研磨装置関連事業
当連結会計年度における研究開発費の総額は1億83百万円であります。ダウンストリームプラズマによる気相化学エッチング反応を用いた平坦化加工装置について、高精度化の研究開発を鋭意継続しております。また、従来の超精密両面研磨加工の生産効率を飛躍的に向上させるための装置開発についても注力しております。更に、次世代の洗浄度を実現する洗浄装置の実用化に向け、開発を推進しております。
なお、研究開発により実現化した主な製品及び関連製品は次のとおりであります。
製品名 | 特徴 |
DCP 200X/300X | 数値制御ドライエッチングによる、情緒性を排した次世代対応の加工精度、品質及び環境にも配慮した廃液の出ない超平坦化装置。 |
新型両面研磨装置 | 従来より2倍以上の加工能力を持ち、生産性向上を目指した装置。 |
新型洗浄装置 | 柔軟性の高い洗浄方法を採用しつつ、高洗浄度を実現する洗浄装置。 |
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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