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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009ZQT

有価証券報告書抜粋 ルネサスエレクトロニクス株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社は、2016年6月28日開催の第14期定時株主総会の決議により、事業年度の末日を3月31日から12月31日に変更しました。また、連結子会社においても、一部を除き、同様の変更を行いました。
これにより、当連結会計年度につきましては、2016年4月1日から2016年12月31日までの9ヶ月間となり、以下、当連結会計年度の業績に関しては、前連結会計年度同一期間(2015年4月1日から2015年12月31日)との比較により記載しております。
なお、当社グループの会計期間を前連結会計年度・当連結会計年度ともに1月から12月までの12ヶ月間と仮定した場合の暦年ベースにおける業績およびキャッシュ・フローの状況も参考として記載しております。

(1)当連結会計年度の業績
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度同一期間と比べ10.4%減少し、4,710億円となりました。これは、2016年熊本地震により、当社グループの一部生産ラインが被災し、稼働停止したことに加え、円高の進行、さらには当社グループが推進している汎用向け事業を中心とした非注力製品からの撤退がその主な要因であります。また、当社グループの主力事業領域である半導体売上高は、前連結会計年度同一期間と比べ10.8%減少し、4,572億円となりました。販売子会社が行っている半導体以外の製品の販売事業、設計および生産子会社が行っている半導体の受託開発、受託生産などが含まれている、その他売上高は139億円となりました。
当社グループの主力事業である半導体売上高を、「自動車向け事業」、「汎用向け事業」およびこれらに属さない「その他半導体」に分類した、各々の売上高は次のとおりであります。

当連結会計年度における自動車向け事業の売上高は、前連結会計年度同一期間と比べ3.5%減少し、2,318億円となりました。主に「車載制御」の売上が横ばいで推移したものの、「車載情報」の売上が減少したことによるものであります。汎用向け事業の売上高は、前連結会計年度同一期間と比べ17.8%減少し、2,210億円となりました。主に「産業」、「OA・ICT」および「汎用製品」の売上が減少したことによるものであります。
その他半導体事業の売上高は、44億円となりました。

当連結会計年度の営業利益は547億円となり、前連結会計年度同一期間と比べ333億円の減少となりました。これは、円高の進行や、2016年熊本地震により、一部生産ラインが稼働停止したことによる機会損失が発生したことなどによるものであります。
当連結会計年度の経常利益は500億円となり、前連結会計年度同一期間と比べ409億円の減少となりました。これは、営業利益が減少したことに加え、円高の進行により為替差損益が悪化したことなどによるものであります。
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は441億円となり、前連結会計年度同一期間と比べ319億円の減少となりました。これは、売上高の減少や円高の進行により経常利益が減少したことなどによるものであります。

(2)当連結会計年度のキャッシュ・フロー

当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは959億円の収入となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益を410億円計上したこと、およびその中に含まれる減価償却費などの非資金損益項目を調整したことなどによるものであります。
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは489億円の支出となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出を449億円計上したことなどによるものであります。
この結果、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フローは470億円の収入となりました。
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは972億円の支出となりました。これは主として、長期的な運転資金の確保を目的として主要取引銀行から新たに借入を行うとともに、既存の借入契約の返済を行ったことなどによるものであります。
現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高と比べ441億円減少し、3,543億円となりました。


(3)2016年暦年ベースの業績およびキャッシュ・フロー(参考値)
≪2016年暦年ベースの業績≫
2016年暦年ベースの売上高は、前年同期と比べ9.7%減少し、6,388億円となりました。これは、2016年熊本地震により、当社グループの一部生産ラインが被災し、稼働停止したことに加え、円高の進行、さらには当社グループが推進している汎用向け事業を中心とした非注力製品からの撤退がその主な要因であります。また、当社グループの主力事業領域である半導体売上高は、前年同期と比べ9.8%減少し、6,204億円となりました。販売子会社が行っている半導体以外の製品の販売事業、設計および生産子会社が行っている半導体の受託開発、受託生産などが含まれている、その他売上高は184億円となりました。
当社グループの主力事業である半導体売上高を、「自動車向け事業」、「汎用向け事業」およびこれらに属さない「その他半導体」に分類した、各々の売上高は次のとおりであります。

2016年暦年ベースの自動車向け事業の売上高は、前年同期と比べ2.8%減少し、3,135億円となりました。主に「車載制御」の売上が増加したものの、「車載情報」の売上が減少したことによるものであります。汎用向け事業の売上高は、前年同期と比べ16.5%減少し、3,013億円となりました。主に「産業」、「OA・ICT」および「汎用製品」の売上が減少したことによるものであります。
その他半導体事業の売上高は、55億円となりました。

2016年暦年ベースの営業利益は704億円となり、前年同期と比べ421億円の減少となりました。これは、円高の進行や、2016年熊本地震により、一部生産ラインが稼働停止したことによる機会損失が発生したことなどによるものであります。
2016年暦年ベースの経常利益は612億円となり、前年同期と比べ527億円の減少となりました。これは、営業利益が減少したことに加え、円高の進行により為替差損益が悪化したことなどによるものであります。
2016年暦年ベースの親会社株主に帰属する当期純利益は544億円となり、前年同期と比べ306億円の減少となりました。これは、売上高の減少や円高の進行により経常利益が減少したことなどによるものであります。

≪2016年暦年ベースのキャッシュ・フロー≫
2016年暦年ベースにおける営業活動によるキャッシュ・フローは1,129億円の収入となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益を501億円計上したこと、およびその中に含まれる減価償却費などの非資金損益項目を調整したことなどによるものであります。
2016年暦年ベースにおける投資活動によるキャッシュ・フローは554億円の支出となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出を577億円計上したことなどによるものであります。
この結果、2016年暦年ベースにおけるフリー・キャッシュ・フローは575億円の収入となりました。
2016年暦年ベースにおける財務活動によるキャッシュ・フローは1,088億円の支出となりました。これは主として、長期的な運転資金の確保を目的として主要取引銀行から新たに借入を行うとともに、既存の借入契約の返済を行ったことなどによるものであります。
現金及び現金同等物の2016年末残高は、2015年末残高と比べ508億円減少し、3,543億円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02081] S1009ZQT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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