有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AI2C
マツダ株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、「“Zoom-Zoom”(ズーム・ズーム:子供の時に感じた動くことへの感動)」に体現されるマツダのブランド価値を、さらに進化・向上して行く技術開発長期ビジョンとして2007年に「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」を策定しました。これは「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を、限られたマーケットや限られたお客さまだけでなく、すべてのお客さまに提供することを宣言したものです。
セグメントごとの研究開発体制は、日本では、本社R&D部門とマツダR&Dセンター横浜にて新商品の企画・デザイン・設計・実験研究、並びに新技術の先行研究を行っています。海外では、北米は米国のマツダモーターオブアメリカ, Inc.、欧州はドイツのマツダモーターヨーロッパGmbH、その他の地域は中国のマツダ(中国)企業管理有限公司の各R&D部門と連携し、それぞれの市場特性に適合した商品の研究開発に取り組んでいます。
当連結会計年度の新商品は、新型「CX-4」、新型「ロードスターRF」及び新型「CX-5」です。
新型「CX-4」は、新世代技術「SKYACTIV技術」(*1)とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新型クロスオーバーSUVであり、中国で販売を行っています。新型「CX-4」は、「魂動」デザイン特有の「際立つ存在感」、優れた乗降性やフレキシブルな荷室などの「考えぬかれた機能性」に加え、新世代4WDシステム「アイ・アクティブ AWD」による走破性と、低重心ボディによる操縦安定性などによる、さまざまなシーンでの「人馬一体」の走りと優れた環境・安全性能を提供価値としています。
新型「ロードスターRF」は、ルーフから車両後端までなだらかに傾斜する「ファストバック」スタイルを採用し、印象的なルーフ後部の形状とルーフの動きに応じて開閉するリアウインドーによる新しいオープンエア感覚を実現しています。電動ルーフは、スイッチ操作のみで開閉できる仕様へと進化させるとともに、限られたスペースに効率良く収納する構造により、ソフトトップモデルとほぼ同等の荷室容量を確保しています。また、走行性能については、上質な走りを目指して、ソフトトップモデルより排気量の大きいガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を採用しています。
新型「CX-5」は、新世代商品群としての初めてのフルモデルチェンジであり、ドライバーだけでなく同乗者も含めた「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」をキーワードに、いまマツダがもつデザインと技術のすべてを磨き上げ、あらゆる領域で「走る歓び」を深化させたクロスオーバーSUVです。ボディカラーには新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初めて採用しました。また、車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」(*2)の第1弾である「G-ベクタリング コントロール」を搭載するなど、ドライバーの意のままのパフォーマンスフィールと、優れた静粛性や乗り心地など同乗者の快適を両立する走行性能を実現しました。
また当社は、日本国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、先進安全技術「アイ・アクティブセンス」(*3)の標準装備化を2017年度中に行うことを発表しました。対象となる装備は、日常で起こり得る事故の未然防止と被害軽減を目的とした「衝突被害軽減ブレーキ」、オートマチック車のペダル踏み間違いによる事故を低減する「AT誤発進抑制制御」、車線変更時に斜め後方に存在する車両を知らせる「BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)」、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)」です。この先進安全技術「アイ・アクティブセンス」により、お客さまの安全・安心をより確実にサポートしていきます。
マツダは、2006年からお客さまのニーズに応えるための「多様化」と、効率化のための「共通化」という相反する課題を、単にベストバランスを探るのではなく、ブレークスルーによって高次元で両立させることを狙いとする「モノ造り革新」に取り組んできました。これは、生産プロセスに留まらず、開発や購買を横断する全社的な構造改革活動です。現在までに、開発効率化30%以上、生産設備投資改善20%以上を達成し、高性能かつトレンドに合った商品の効率的な開発や、タイムリーな市場導入、売れ筋商品の急変などの環境変化に柔軟に対応できる高効率な生産体制を構築するなど、「SKYACTIV技術」を搭載した商品の開発及び導入のみならず、経営面でも多大な成果を収めています。
当連結会計年度の研究開発費の総額は1,269億円で、セグメントごとの研究開発費は、日本は1,221億円、北米は21億円、欧州は20億円、その他の地域は7億円であります。なお、当社のセグメントは、生産・販売の管理体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、研究開発活動の大部分を日本セグメントで行っているため、セグメントごとの研究開発活動の状況につきましては、記載を省略しております。
(*1)「SKYACTIV技術」とは、「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」に基づいて、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を高次元で両立することを目標に開発したエンジン(ガソリン・ディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーなどの新世代技術の総称。
(*2)「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」とは、エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーなどのSKYACTIV技術群を統合的に制御することで、「人馬一体」の走行性能を高める新世代車両運動制御技術の総称。
(*3)「アイ・アクティブセンス」とは、ドライバーへの認知支援及び衝突回避のサポートや被害軽減を図るマツダの先進安全技術の総称。
セグメントごとの研究開発体制は、日本では、本社R&D部門とマツダR&Dセンター横浜にて新商品の企画・デザイン・設計・実験研究、並びに新技術の先行研究を行っています。海外では、北米は米国のマツダモーターオブアメリカ, Inc.、欧州はドイツのマツダモーターヨーロッパGmbH、その他の地域は中国のマツダ(中国)企業管理有限公司の各R&D部門と連携し、それぞれの市場特性に適合した商品の研究開発に取り組んでいます。
当連結会計年度の新商品は、新型「CX-4」、新型「ロードスターRF」及び新型「CX-5」です。
新型「CX-4」は、新世代技術「SKYACTIV技術」(*1)とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新型クロスオーバーSUVであり、中国で販売を行っています。新型「CX-4」は、「魂動」デザイン特有の「際立つ存在感」、優れた乗降性やフレキシブルな荷室などの「考えぬかれた機能性」に加え、新世代4WDシステム「アイ・アクティブ AWD」による走破性と、低重心ボディによる操縦安定性などによる、さまざまなシーンでの「人馬一体」の走りと優れた環境・安全性能を提供価値としています。
新型「ロードスターRF」は、ルーフから車両後端までなだらかに傾斜する「ファストバック」スタイルを採用し、印象的なルーフ後部の形状とルーフの動きに応じて開閉するリアウインドーによる新しいオープンエア感覚を実現しています。電動ルーフは、スイッチ操作のみで開閉できる仕様へと進化させるとともに、限られたスペースに効率良く収納する構造により、ソフトトップモデルとほぼ同等の荷室容量を確保しています。また、走行性能については、上質な走りを目指して、ソフトトップモデルより排気量の大きいガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を採用しています。
新型「CX-5」は、新世代商品群としての初めてのフルモデルチェンジであり、ドライバーだけでなく同乗者も含めた「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」をキーワードに、いまマツダがもつデザインと技術のすべてを磨き上げ、あらゆる領域で「走る歓び」を深化させたクロスオーバーSUVです。ボディカラーには新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初めて採用しました。また、車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」(*2)の第1弾である「G-ベクタリング コントロール」を搭載するなど、ドライバーの意のままのパフォーマンスフィールと、優れた静粛性や乗り心地など同乗者の快適を両立する走行性能を実現しました。
また当社は、日本国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、先進安全技術「アイ・アクティブセンス」(*3)の標準装備化を2017年度中に行うことを発表しました。対象となる装備は、日常で起こり得る事故の未然防止と被害軽減を目的とした「衝突被害軽減ブレーキ」、オートマチック車のペダル踏み間違いによる事故を低減する「AT誤発進抑制制御」、車線変更時に斜め後方に存在する車両を知らせる「BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)」、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)」です。この先進安全技術「アイ・アクティブセンス」により、お客さまの安全・安心をより確実にサポートしていきます。
マツダは、2006年からお客さまのニーズに応えるための「多様化」と、効率化のための「共通化」という相反する課題を、単にベストバランスを探るのではなく、ブレークスルーによって高次元で両立させることを狙いとする「モノ造り革新」に取り組んできました。これは、生産プロセスに留まらず、開発や購買を横断する全社的な構造改革活動です。現在までに、開発効率化30%以上、生産設備投資改善20%以上を達成し、高性能かつトレンドに合った商品の効率的な開発や、タイムリーな市場導入、売れ筋商品の急変などの環境変化に柔軟に対応できる高効率な生産体制を構築するなど、「SKYACTIV技術」を搭載した商品の開発及び導入のみならず、経営面でも多大な成果を収めています。
当連結会計年度の研究開発費の総額は1,269億円で、セグメントごとの研究開発費は、日本は1,221億円、北米は21億円、欧州は20億円、その他の地域は7億円であります。なお、当社のセグメントは、生産・販売の管理体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、研究開発活動の大部分を日本セグメントで行っているため、セグメントごとの研究開発活動の状況につきましては、記載を省略しております。
(*1)「SKYACTIV技術」とは、「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」に基づいて、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を高次元で両立することを目標に開発したエンジン(ガソリン・ディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーなどの新世代技術の総称。
(*2)「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」とは、エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーなどのSKYACTIV技術群を統合的に制御することで、「人馬一体」の走行性能を高める新世代車両運動制御技術の総称。
(*3)「アイ・アクティブセンス」とは、ドライバーへの認知支援及び衝突回避のサポートや被害軽減を図るマツダの先進安全技術の総称。
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