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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AHER

有価証券報告書抜粋 川澄化学工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの中期経営戦略の最大の課題として掲げております研究開発力の強化を行うため、大幅な組織改革を行い、製品開発と技術開発の両面から研究開発を行うと共に、機能・安全性評価を行う部門を別に設けることで設計品質の大幅な向上と開発スピードの向上を目指し、新たな活動を開始いたしました。

製品開発においては、開発テーマ探索の分野を絞り込み、専門性の高いニーズの発掘を行っております。重点分野については、血液浄化、輸血、心臓血管外科領域に加え、消化器科領域での分野において製品開発に取り組んでおり、専門性の高いニーズの発掘に関しては、各領域のKOLのドクターとのタイアップにより新たな市場の創出を目指して取り組んでおります。

技術開発においては、プラスチック成型加工の新技術開発に加え、金属材料に関する新しい加工技術の開発に取り組んでおります。また、生分解性の新素材に関する研究も外部研究機関と継続して共同開発しており、これまで開発してきた金属などの表面改質と共に材料開発も含めた幅広い技術開発に取り組んでおります。

グローバル展開につきましては、欧州向けに新規可塑剤を用いた塩化ビニル樹脂製血液バッグの開発を推進すると共に、その他の製品群に関して北米向けの医療機器開発も加速させているところです。

当連結会計年度末における研究開発スタッフは、74名となりました。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は9億84百万円であり、これは各事業部門に配賦できない基礎研究費用8億11百万円を含んでおります。

当連結会計年度におけるセグメント別の研究成果および研究費は次のとおりです。

(血液及び血管内関連)
血液関連製品としては、高機能の血小板保存バックの開発を推進すると共に、新規可塑剤を用いた塩化ビニル樹脂性血液バッグの開発を行っております。血管内関連製品としては、胸部大動脈瘤用ステントグラフトに関係する周辺機器の拡充を行うと共に、末梢領域で使用されるカテーテル類の開発を行っております。
当事業部門における研究開発費は、1億30百万円であります。

(体外循環関連)
透析用血液回路の機能部品改良を顧客ニーズに合わせて随時行っております。また、血液浄化分野では新しい血液浄化膜の開発に取り組んでおります。
当事業部門における研究開発費は、43百万円であります。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02310] S100AHER)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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