有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100B84Q
シグマ光機株式会社 研究開発活動 (2017年5月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループのレーザ関連製品を用いた光学技術の研究開発は、大学、大学付属研究所、国公立研究所(各省庁研究所)、民間企業の研究所、開発部門で盛んに行われております。当社グループは、これらの光技術の研究開発分野から先端のニーズをいただき、研究開発には不可欠な光学基本機器製品、自動応用製品、光学素子・薄膜製品等のカタログ規格品及びその特注製品を要素部品として提供しております。
又、レーザ光の研究開発分野で蓄積した総合技術力を駆使し、レーザ周辺機器の総合メーカとしてFPD・半導体等の産業分野に向けた計測、観察、加工用途、さらには、医療、ライフサイエンス分野、メディカルフォトニクス分野向け製品など幅広い種類の光学システム製品を提供しております。
当社グループの研究開発は、主として開発部が担当しておりますが、より付加価値の高い製品を創出する為に、それぞれのセグメントの技術部門、生産部門との連携強化を進めております。
当連結会計年度における当社グループのセグメントの研究開発費は、要素部品事業1億5千1百万円、システム製品事業1億2千万円となっており、主な研究開発の活動状況は、次のとおりであります。
1. 要素部品事業
光学基本機器製品では、“お客様の欲しいを形に”の方針のもと、各種光学関連機器を開発しました。真空関連製品の拡充を継続して行い、また、オプティカルケージシステムシリーズを新シリーズとしてラインナップしました。研究から産業応用まで幅広い用途に適用できる為、FPD関連市場や宇宙関連の研究分野などへの販売拡大が見込まれます。
自動応用製品では、自動ステージのCE対応や、新しいオペレーティングシステムに適合したソフトウェアのリニューアルを行いました。国内外の研究開発市場、産業用途への拡販を進めてまいります。また、従来の研究開発用途向けに加えて、観察光学系や検査システムに合わせて利用可能な、マニピュレート用のXYZ軸ステージの開発を行いました。観察系製品との相乗効果が期待できます。
光学素子・薄膜製品では、継続して低散乱研磨及び結晶研磨技術開発、超高耐力、超高反射率など高度な薄膜技術の開発を積極的に進め、応用製品へ展開しました。国内外の大学・官公庁及び企業の最新研究部門への拡販を進めてまいります。
2. システム製品事業
最新の研究開発分野で培った技術を基にした、システム系ユニット製品・パーツの開発を継続して行いました。特に、レーザ加工装置及びレーザ加工装置で利用される加工観察ユニット、対物レンズなどの複合レンズユニットは、FA分野を中心にシェアを拡大し、システム製品の売上に大きく寄与しました。また、複合レンズ製品の展開として、再生医療、ライフサイエンス分野、メディカルフォトニクス分野に向けた位相差観察系、蛍光観察系、共焦点観察系などの開発を行いました。更には、従来なかった新しいコンセプトの生物顕微鏡システムを開発しました。前述の成長が見込まれる新しい市場に加え、バイオテクノロジー研究分野への拡販を進めてまいります。モーションコントロールシステムでは、システム・装置の販売のみならず、同システムを社内生産設備として投資し、小型化・集積化した光学ユニット・モジュールの量産化・OEM化を進め、売上増に貢献しました。
又、レーザ光の研究開発分野で蓄積した総合技術力を駆使し、レーザ周辺機器の総合メーカとしてFPD・半導体等の産業分野に向けた計測、観察、加工用途、さらには、医療、ライフサイエンス分野、メディカルフォトニクス分野向け製品など幅広い種類の光学システム製品を提供しております。
当社グループの研究開発は、主として開発部が担当しておりますが、より付加価値の高い製品を創出する為に、それぞれのセグメントの技術部門、生産部門との連携強化を進めております。
当連結会計年度における当社グループのセグメントの研究開発費は、要素部品事業1億5千1百万円、システム製品事業1億2千万円となっており、主な研究開発の活動状況は、次のとおりであります。
1. 要素部品事業
光学基本機器製品では、“お客様の欲しいを形に”の方針のもと、各種光学関連機器を開発しました。真空関連製品の拡充を継続して行い、また、オプティカルケージシステムシリーズを新シリーズとしてラインナップしました。研究から産業応用まで幅広い用途に適用できる為、FPD関連市場や宇宙関連の研究分野などへの販売拡大が見込まれます。
自動応用製品では、自動ステージのCE対応や、新しいオペレーティングシステムに適合したソフトウェアのリニューアルを行いました。国内外の研究開発市場、産業用途への拡販を進めてまいります。また、従来の研究開発用途向けに加えて、観察光学系や検査システムに合わせて利用可能な、マニピュレート用のXYZ軸ステージの開発を行いました。観察系製品との相乗効果が期待できます。
光学素子・薄膜製品では、継続して低散乱研磨及び結晶研磨技術開発、超高耐力、超高反射率など高度な薄膜技術の開発を積極的に進め、応用製品へ展開しました。国内外の大学・官公庁及び企業の最新研究部門への拡販を進めてまいります。
2. システム製品事業
最新の研究開発分野で培った技術を基にした、システム系ユニット製品・パーツの開発を継続して行いました。特に、レーザ加工装置及びレーザ加工装置で利用される加工観察ユニット、対物レンズなどの複合レンズユニットは、FA分野を中心にシェアを拡大し、システム製品の売上に大きく寄与しました。また、複合レンズ製品の展開として、再生医療、ライフサイエンス分野、メディカルフォトニクス分野に向けた位相差観察系、蛍光観察系、共焦点観察系などの開発を行いました。更には、従来なかった新しいコンセプトの生物顕微鏡システムを開発しました。前述の成長が見込まれる新しい市場に加え、バイオテクノロジー研究分野への拡販を進めてまいります。モーションコントロールシステムでは、システム・装置の販売のみならず、同システムを社内生産設備として投資し、小型化・集積化した光学ユニット・モジュールの量産化・OEM化を進め、売上増に貢献しました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02323] S100B84Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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