有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGBN
グローブライド株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、スポーツ用品関連事業において研究開発活動を行っておりますが、当社の研究開発活動を基軸に全グループが一丸となってその成果の実現に努めております。
従って製造を担当する子会社等において行われる研究開発活動も、その全てが当社の指揮のもとにあり、グループ全体の調和を旨とした活動を行っております。
当社グループは、スポーツ用品のサプライヤーとして、お客様に喜んで使っていただける製品を開発するために、「お客様の視点に立ち」「お客様の立場で発想し」、市場優位性のある要素開発を融合し、魅力ある新製品の開発をタイムリーに進めてまいりました。また、自然との調和をモットーに企業活動を続けている当社グループにとって、「自然環境の保全」は重要なテーマであり、自然環境に優しい製品作りをしていくための研究にも取り組んでおります。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、14億3千7百万円であります。
また、セグメントごとの研究開発活動につきましては、そのほとんどが当社(日本)であり、その内容を商品区分ごとに示すと次のとおりであります。
(1) 釣用リール
釣用リールの研究開発においては、お客様に真に感動と喜びを提供できる製品開発を継続してまいりました。国内市場では、スピニングリールにおいて、マグシールドという革命的と自負するテクロノジーを搭載し、摩擦抵抗ゼロの防水技術により、更なる回転性能と耐久性を実現しました。この技術をマグシールドボールベアリングへと展開し、広くその性能の良さが浸透してまいりました。更に、ATD(オートマチックドラグシステム)という魚の泳ぎに追従し、効果的に作動する新発想ドラグ機構および、金属を超える超軽量・高強度カーボン複合樹脂材料「ZAION(ザイオン)」ボディ採用の「セオリー」をはじめとするスピニングリール全般がお客様より大好評をいただきました。ベイトリールにおいては、キャスティング性能を飛躍的に向上させたTWS(T-ウイングシステム)および、SV(ストレスフリーバーサタイル)コンセプトスプールの軽量モデル「スティーズSV」が、非常に高い評価をいただきました。電動リールにおいては、釣りの楽しさを実現する「手持ちコンセプト」の進化系、JOGパワーレバーおよびマグシールドボールベアリングを搭載し、更にアルミマシンカットJOGパワーレバーを搭載した「シーボーグリミテッドシリーズ」、また、メガツインプロを搭載した新サイズ電動「シーボーグ800MJ」を発売し、お客様より大好評をいただきました。一方、海外市場では、「BGシリーズ」および「REVROSシリーズ」スピニングリール、「TATULA-CTシリーズ」ベイトリールが好評価をいただきました。環境への取り組みでは、ISO14001への対応としてパッケージ材料のリサイクル可能なダンボール材の採用、また、製品本体を構成する部品にもRoHSをはじめとした国際的な環境規制をクリアした環境配慮型材料・塗料などの開発・採用を継続して推進してまいりました。
(2) 釣用ロッド
釣用ロッドの研究開発におきましては、お客様中心の経営方針の下、つりの楽しさ・感動をお客様にお伝えする製品開発を継続・展開してまいりました。
国内市場においては、当社独自のオンリーワン技術であるAGS(エアーガイドシステム)を更に進化させ「ルアーロッド」や「船竿」「磯竿」などへ展開し、非常に高い評価を得ました。また、そのほかにもSMT(スーパーメタルトップ)の展開としてSMTチューブラーを各竿種に搭載を図り、超弾性チタン合金素材のもたらす異次元の感度・調子をお客様に提供することができました。
またこれらのダイワテクノロジーと併せ、ひずみエネルギーによる素材シミュレーション技術(ESS)を用い「トーナメント磯AGS」「モアザン」などトータルで完成度の高い製品群が市場で大好評を得ました。中でも「トーナメント磯AGS」は過去に類を見ない程の大きな売上を記録しており国内市場におけるシェアアップに大きく貢献しています。
海外市場おいては、今まで以上に各エリアのニーズにマッチした新製品の企画と開発体制の強化に努めてまいりました。その結果、欧州においては総合戦略機種の「プロレックス」、米国においては著名プロスタッフのシグネチャーモデル「TATULA ELモデル」の開発に成功し、各市場で大きな注目を浴びました。
環境面におきましては、ISO14001への対応としてパッケージの減量化、環境配慮型シンナーの採用や塗料の無鉛化など、自然環境に優しい製品作りに引き続き取り組んでおります。
(3) ゴルフクラブ
ゴルフクラブの研究開発におきましては、道具へのこだわりがひと際強い片山晋呉プロの要求する「ドライバーからウェッジまで、それぞれの役割・機能が明確な、番手別最適設計」をかたちにした、「ONOFF 黒」シリーズをフルモデルチェンジいたしました。黒シリーズのウッドクラブは、ヘッドがたわみ、復元する事で、ボールを押し出し更なる飛距離アップと、フェース全域を高初速エリアに変え、オフセンターヒットでも今まで以上の飛びを実現する「Newパワートレンチ」の開発に成功いたしました。
また、当社のゴルフ事業45年の歴史と情熱を注ぎ込んだ信頼のブランド「GⅢ」からは、壮麗なJAPAN PUREMIUM GOLFを提案するフラッグシップモデル「GⅢシグネチャー」シリーズについて、飛ばすためのテクノロジーのすべてを注ぎ込むことで、ルールを超えた高反発クラブの開発に成功しました。
またFOURTEEN(フォーティーン)におきましては、ドライバーにつきましては、ルール適合にこだわりながら卓越したエネルギー伝達効率で飛びの限界を突き破る大きな飛び、ボールをつかまえて強く打ち出す進化した長飛距離ドライバーDT-112を、またユーティリティーにつきましては、卓越したショット安定性を持つウッド型ユーティリティと構えやすく優れた弾道コントロール性を持つアイアン型ユーティリティそれぞれの良さを併せ持つ革新のユーティリティクラブHI-877を上市し、好評をいただきました。
アイアンにつきましては、これまでの軟鉄鍛造アイアンにはない飛び、高感度な打感、打ちやすさを兼ね備えた進化した軟鉄鍛造アイアンTG-544FORGED、ウェッジにつきまして、最高度のツアーテクニックを引き出す「モデル別ブレード×ソール設計」で、高い操作性、卓越した対応力を発揮するRM22の開発に成功しました。
従って製造を担当する子会社等において行われる研究開発活動も、その全てが当社の指揮のもとにあり、グループ全体の調和を旨とした活動を行っております。
当社グループは、スポーツ用品のサプライヤーとして、お客様に喜んで使っていただける製品を開発するために、「お客様の視点に立ち」「お客様の立場で発想し」、市場優位性のある要素開発を融合し、魅力ある新製品の開発をタイムリーに進めてまいりました。また、自然との調和をモットーに企業活動を続けている当社グループにとって、「自然環境の保全」は重要なテーマであり、自然環境に優しい製品作りをしていくための研究にも取り組んでおります。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、14億3千7百万円であります。
また、セグメントごとの研究開発活動につきましては、そのほとんどが当社(日本)であり、その内容を商品区分ごとに示すと次のとおりであります。
(1) 釣用リール
釣用リールの研究開発においては、お客様に真に感動と喜びを提供できる製品開発を継続してまいりました。国内市場では、スピニングリールにおいて、マグシールドという革命的と自負するテクロノジーを搭載し、摩擦抵抗ゼロの防水技術により、更なる回転性能と耐久性を実現しました。この技術をマグシールドボールベアリングへと展開し、広くその性能の良さが浸透してまいりました。更に、ATD(オートマチックドラグシステム)という魚の泳ぎに追従し、効果的に作動する新発想ドラグ機構および、金属を超える超軽量・高強度カーボン複合樹脂材料「ZAION(ザイオン)」ボディ採用の「セオリー」をはじめとするスピニングリール全般がお客様より大好評をいただきました。ベイトリールにおいては、キャスティング性能を飛躍的に向上させたTWS(T-ウイングシステム)および、SV(ストレスフリーバーサタイル)コンセプトスプールの軽量モデル「スティーズSV」が、非常に高い評価をいただきました。電動リールにおいては、釣りの楽しさを実現する「手持ちコンセプト」の進化系、JOGパワーレバーおよびマグシールドボールベアリングを搭載し、更にアルミマシンカットJOGパワーレバーを搭載した「シーボーグリミテッドシリーズ」、また、メガツインプロを搭載した新サイズ電動「シーボーグ800MJ」を発売し、お客様より大好評をいただきました。一方、海外市場では、「BGシリーズ」および「REVROSシリーズ」スピニングリール、「TATULA-CTシリーズ」ベイトリールが好評価をいただきました。環境への取り組みでは、ISO14001への対応としてパッケージ材料のリサイクル可能なダンボール材の採用、また、製品本体を構成する部品にもRoHSをはじめとした国際的な環境規制をクリアした環境配慮型材料・塗料などの開発・採用を継続して推進してまいりました。
(2) 釣用ロッド
釣用ロッドの研究開発におきましては、お客様中心の経営方針の下、つりの楽しさ・感動をお客様にお伝えする製品開発を継続・展開してまいりました。
国内市場においては、当社独自のオンリーワン技術であるAGS(エアーガイドシステム)を更に進化させ「ルアーロッド」や「船竿」「磯竿」などへ展開し、非常に高い評価を得ました。また、そのほかにもSMT(スーパーメタルトップ)の展開としてSMTチューブラーを各竿種に搭載を図り、超弾性チタン合金素材のもたらす異次元の感度・調子をお客様に提供することができました。
またこれらのダイワテクノロジーと併せ、ひずみエネルギーによる素材シミュレーション技術(ESS)を用い「トーナメント磯AGS」「モアザン」などトータルで完成度の高い製品群が市場で大好評を得ました。中でも「トーナメント磯AGS」は過去に類を見ない程の大きな売上を記録しており国内市場におけるシェアアップに大きく貢献しています。
海外市場おいては、今まで以上に各エリアのニーズにマッチした新製品の企画と開発体制の強化に努めてまいりました。その結果、欧州においては総合戦略機種の「プロレックス」、米国においては著名プロスタッフのシグネチャーモデル「TATULA ELモデル」の開発に成功し、各市場で大きな注目を浴びました。
環境面におきましては、ISO14001への対応としてパッケージの減量化、環境配慮型シンナーの採用や塗料の無鉛化など、自然環境に優しい製品作りに引き続き取り組んでおります。
(3) ゴルフクラブ
ゴルフクラブの研究開発におきましては、道具へのこだわりがひと際強い片山晋呉プロの要求する「ドライバーからウェッジまで、それぞれの役割・機能が明確な、番手別最適設計」をかたちにした、「ONOFF 黒」シリーズをフルモデルチェンジいたしました。黒シリーズのウッドクラブは、ヘッドがたわみ、復元する事で、ボールを押し出し更なる飛距離アップと、フェース全域を高初速エリアに変え、オフセンターヒットでも今まで以上の飛びを実現する「Newパワートレンチ」の開発に成功いたしました。
また、当社のゴルフ事業45年の歴史と情熱を注ぎ込んだ信頼のブランド「GⅢ」からは、壮麗なJAPAN PUREMIUM GOLFを提案するフラッグシップモデル「GⅢシグネチャー」シリーズについて、飛ばすためのテクノロジーのすべてを注ぎ込むことで、ルールを超えた高反発クラブの開発に成功しました。
またFOURTEEN(フォーティーン)におきましては、ドライバーにつきましては、ルール適合にこだわりながら卓越したエネルギー伝達効率で飛びの限界を突き破る大きな飛び、ボールをつかまえて強く打ち出す進化した長飛距離ドライバーDT-112を、またユーティリティーにつきましては、卓越したショット安定性を持つウッド型ユーティリティと構えやすく優れた弾道コントロール性を持つアイアン型ユーティリティそれぞれの良さを併せ持つ革新のユーティリティクラブHI-877を上市し、好評をいただきました。
アイアンにつきましては、これまでの軟鉄鍛造アイアンにはない飛び、高感度な打感、打ちやすさを兼ね備えた進化した軟鉄鍛造アイアンTG-544FORGED、ウェッジにつきまして、最高度のツアーテクニックを引き出す「モデル別ブレード×ソール設計」で、高い操作性、卓越した対応力を発揮するRM22の開発に成功しました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02382] S100AGBN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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