有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AB7V
株式会社マルゼン 研究開発活動 (2017年2月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは多様化するニーズに応えかつオリジナリティのある高付加価値製品を合理的な価格で提供することを基本方針としております。この目的の達成のために次の項目を主眼において研究開発活動を進めております。
(1)顧客ニーズに合致した製品の開発
(2)省エネ・エコロジー・合理化製品の開発
(3)電化厨房普及に伴う電気・電磁製品の開発
(4)職場環境の衛生改善に対応した製品の開発
(5)既存製品の改善において新技術を取り入れた信頼性の高い製品への改良
(6)原価低減のため、海外の協力工場への丹念な技術指導により、高品質低価格製品提供のための基盤を構築
このような方針のもと、当連結会計年度の業務用厨房機器製造販売業においては、外食産業、中食産業、官公庁、病院、福祉施設、学校、給食、ホテル、旅館など様々な分野への製品開発を積極的に進め、作業の改善・合理化のための製品需要に対応するため、大型厨房機器を中心に省力化機器の開発に努めました。併せて安全性、利便性を考慮してコンピュータソフトを内蔵した機器の開発も行いました。
これら研究開発活動に携わるスタッフは、グループ全員で39名にのぼり、これは総従業員の3.0%に相当しております。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要な課題、研究成果および研究開発費は業務用厨房機器製造販売業におけるものであり、内容は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は4億17百万円となっております。
(1)新製品の開発
① 電気立体自動炊飯器(熱機器) 発売日 2016年6月1日
庫内の着脱式反射板がヒーターの熱を無駄なく鍋に伝えるため、鍋内の対流を促進してふっくらと美味しく炊き上げます。さらに温度センサーが炊飯工程をしっかりと管理するので、無洗米・炊き込みご飯・お粥も美味しく炊き分けます。取り外し可能な庫内レールや引き出し式の汁受けで清掃も容易に行えます。従来のガス立体自動炊飯器シリーズへ電気式シリーズを機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
② 電気天ぷらフライヤー(熱機器)発売日 2016年6月15日
揚げカスが沈殿しにくい天ぷら調理においては、従来油槽底部に設けていたスペースが不要なため底部をフラット仕様とした無駄のない油槽構造で、使用する油量が33%、消費電力も30%の削減となった省エネ・省コスト設計です。またスイングアップしたヒーターはダンパー(緩衝器)の働きで手を離しても急激に落下せず、ゆっくりと下降するスローダウン機構で、ヒーターが油面に落下することによる火傷の心配もなく、清掃時の安全性が大幅に向上しました。デリカコーナーや天ぷら専門チェーン店などでの天ぷら調理に最適で、従来のフライヤーシリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
③ 震度感知機(熱機器) 発売日 2016年7月1日
加熱機器が多い厨房内は、地震発生時の火災対策が不可欠です。震度感知機は、震度5弱以上の地震を感知すると接続されている加熱機器の動作を瞬時に停止させます。震度感知機1台で、加熱機器4台までの接続ができ、特注対応で接続台数の増減が可能です。震度感知機によって停止した機器は、震度感知機本体を手動で復旧するまで停止状態を維持するので、停電復旧後などに勝手に動作が再開することなく安心です。地震発生時に起こり得る火災などの二次災害予防に役立つ製品であります。
④ 涼厨回転釜(熱機器) 発売日 2016年9月1日
大量調理をこなし、メニューの幅を広げる大型厨房の必需品である回転釜シリーズへ作業者の負担を大幅に軽減する涼厨仕様をラインアップしました。本体に空気断熱層を設けることで、機器本体の表面温度や輻射熱を低減し、作業する方に最適な作業環境を実現。調理中の吹きこぼれや食缶への移し替えの時に垂れた調理物を受け止めるためのエプロンガード、手フタ上部も楽に手が届く中折れ式フタやステンレス製ボックス脚を採用し、清掃性にも配慮しています。従来の回転釜シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑤ 涼厨フライヤー低油量タイプ(熱機器) 発売日 2016年10月3日
油槽内で大きなスペースを占めるホールヒートパイプ。従来シリーズに採用していた特殊楕円形状を応用することで、油槽内の加熱ゾーンの省スペース化に成功し、調理能力はそのままに加熱ゾーン油量を8~15%削減しました。また特殊循環加熱方式なので、熱効率が極めて高く、素早い立ち上がりを実現。ガス消費量を抑えて抜群の省エネ性です。断熱材やヒートプロテクターの採用と燃焼排気が拡散しない煙突構造などにより、厨房作業環境も改善となります。12L・20L・23Lの3機種を従来のガスフライヤーシリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑥ 電気多目的焼物器クラッド鋼板仕様(熱機器) 発売日 2016年10月3日
鍋底板に蓄熱性に優れるクラッド鋼板(ステンレスと鉄の二重構造材)仕様を機種追加しました。鍋の温度ムラを抑えて均一な仕上がりを実現すると共に、調理面はステンレス仕上げとなっているので錆にも強く、清掃性にも優れています。従来シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑦ ドラフト式水圧洗米機(熱機器) 発売日 2017年1月4日
洗米槽内に米を投入し、水流により循環パイプを通り吐出され、2~5分間循環させた後に洗米槽の上にザルをセットし、洗米された米を受けるドラフト式です。米受けザルの高さが床面から600㎜以上となり衛生的です。出米管が本体上部にある省スペース設計なので設置場所の選択肢が広がります。従来シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑧ 2ラックドアタイプ洗浄機(熱機器) 発売日 2017年2月1日
ドアタイプ2台分の処理能力を持つ2ラックを同時洗浄が可能な洗浄機です。繁忙時は2ラック同時洗浄、通常時や食器が少ない時は1ラックのみでの洗浄と使い分けが出来る省エネ設計です。ドアの開閉にガスダンパーを採用し、ドア内部がスッキリとなり、清掃性が向上しました。洗浄槽底部の汚れが濃く温度の低いお湯を優先的に排水し、洗浄湯をきれいに保つクリーンフロー方式を採用しました。従来の食器洗浄機シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑨ NEWパワークックガステーブル立ち消え安全装置搭載タイプ(熱機器) 発売日 2017年2月21日
とろ火や噴きこぼれ時に万が一、バーナーの炎が消えた場合は、自動的にガスの供給を遮断する安全装置を搭載しました。またバーナーへの点火は連続スパーク方式を採用し、確実に点火します。従来NEWパワークックシリーズへ機種追加し、高火力・耐久性・操作性はそのままに機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
(2)既存製品の見直しおよび改良
① ブラスト中華レンジ(熱機器) 発売日 2016年5月25日
「点火は操作パネルのスイッチを押すだけのワンタッチ」「高温集中加熱で高効率な新燃焼方式のメタルブラストバーナーの採用で、とろ火から強火まで幅広い火力調節が可能」「立ち消え安全装置搭載で安全性が向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
② ガス立体自動炊飯器(熱機器) 発売日 2016年6月1日
「無洗米メニュー・少量炊飯機能・マニュアル炊飯機能などの機能を追加、庫内レールを取り外し可能」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
③ 電気フライヤー(熱機器) 発売日 2016年12月1日
「ヒーター部にスローダウン機構及び跳ね上げ停止スイッチを採用、二度揚げ機能・ラード加熱(メルト機能)・ECOモードなどの機能を追加、本体下部を丸パイプ脚とフルオープンで清掃性向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
④ ベーカーシェフコンベクションオーブン(熱機器) 発売日 2017年2月21日
「全面ガラス扉及び本体カラーにルビーレッドを採用、輻射熱処理を施した二重扉で表面温度を大幅に軽減、新型扉ハンドルで扉開閉操作性向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
(1)顧客ニーズに合致した製品の開発
(2)省エネ・エコロジー・合理化製品の開発
(3)電化厨房普及に伴う電気・電磁製品の開発
(4)職場環境の衛生改善に対応した製品の開発
(5)既存製品の改善において新技術を取り入れた信頼性の高い製品への改良
(6)原価低減のため、海外の協力工場への丹念な技術指導により、高品質低価格製品提供のための基盤を構築
このような方針のもと、当連結会計年度の業務用厨房機器製造販売業においては、外食産業、中食産業、官公庁、病院、福祉施設、学校、給食、ホテル、旅館など様々な分野への製品開発を積極的に進め、作業の改善・合理化のための製品需要に対応するため、大型厨房機器を中心に省力化機器の開発に努めました。併せて安全性、利便性を考慮してコンピュータソフトを内蔵した機器の開発も行いました。
これら研究開発活動に携わるスタッフは、グループ全員で39名にのぼり、これは総従業員の3.0%に相当しております。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要な課題、研究成果および研究開発費は業務用厨房機器製造販売業におけるものであり、内容は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は4億17百万円となっております。
(1)新製品の開発
① 電気立体自動炊飯器(熱機器) 発売日 2016年6月1日
庫内の着脱式反射板がヒーターの熱を無駄なく鍋に伝えるため、鍋内の対流を促進してふっくらと美味しく炊き上げます。さらに温度センサーが炊飯工程をしっかりと管理するので、無洗米・炊き込みご飯・お粥も美味しく炊き分けます。取り外し可能な庫内レールや引き出し式の汁受けで清掃も容易に行えます。従来のガス立体自動炊飯器シリーズへ電気式シリーズを機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
② 電気天ぷらフライヤー(熱機器)発売日 2016年6月15日
揚げカスが沈殿しにくい天ぷら調理においては、従来油槽底部に設けていたスペースが不要なため底部をフラット仕様とした無駄のない油槽構造で、使用する油量が33%、消費電力も30%の削減となった省エネ・省コスト設計です。またスイングアップしたヒーターはダンパー(緩衝器)の働きで手を離しても急激に落下せず、ゆっくりと下降するスローダウン機構で、ヒーターが油面に落下することによる火傷の心配もなく、清掃時の安全性が大幅に向上しました。デリカコーナーや天ぷら専門チェーン店などでの天ぷら調理に最適で、従来のフライヤーシリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
③ 震度感知機(熱機器) 発売日 2016年7月1日
加熱機器が多い厨房内は、地震発生時の火災対策が不可欠です。震度感知機は、震度5弱以上の地震を感知すると接続されている加熱機器の動作を瞬時に停止させます。震度感知機1台で、加熱機器4台までの接続ができ、特注対応で接続台数の増減が可能です。震度感知機によって停止した機器は、震度感知機本体を手動で復旧するまで停止状態を維持するので、停電復旧後などに勝手に動作が再開することなく安心です。地震発生時に起こり得る火災などの二次災害予防に役立つ製品であります。
④ 涼厨回転釜(熱機器) 発売日 2016年9月1日
大量調理をこなし、メニューの幅を広げる大型厨房の必需品である回転釜シリーズへ作業者の負担を大幅に軽減する涼厨仕様をラインアップしました。本体に空気断熱層を設けることで、機器本体の表面温度や輻射熱を低減し、作業する方に最適な作業環境を実現。調理中の吹きこぼれや食缶への移し替えの時に垂れた調理物を受け止めるためのエプロンガード、手フタ上部も楽に手が届く中折れ式フタやステンレス製ボックス脚を採用し、清掃性にも配慮しています。従来の回転釜シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑤ 涼厨フライヤー低油量タイプ(熱機器) 発売日 2016年10月3日
油槽内で大きなスペースを占めるホールヒートパイプ。従来シリーズに採用していた特殊楕円形状を応用することで、油槽内の加熱ゾーンの省スペース化に成功し、調理能力はそのままに加熱ゾーン油量を8~15%削減しました。また特殊循環加熱方式なので、熱効率が極めて高く、素早い立ち上がりを実現。ガス消費量を抑えて抜群の省エネ性です。断熱材やヒートプロテクターの採用と燃焼排気が拡散しない煙突構造などにより、厨房作業環境も改善となります。12L・20L・23Lの3機種を従来のガスフライヤーシリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑥ 電気多目的焼物器クラッド鋼板仕様(熱機器) 発売日 2016年10月3日
鍋底板に蓄熱性に優れるクラッド鋼板(ステンレスと鉄の二重構造材)仕様を機種追加しました。鍋の温度ムラを抑えて均一な仕上がりを実現すると共に、調理面はステンレス仕上げとなっているので錆にも強く、清掃性にも優れています。従来シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑦ ドラフト式水圧洗米機(熱機器) 発売日 2017年1月4日
洗米槽内に米を投入し、水流により循環パイプを通り吐出され、2~5分間循環させた後に洗米槽の上にザルをセットし、洗米された米を受けるドラフト式です。米受けザルの高さが床面から600㎜以上となり衛生的です。出米管が本体上部にある省スペース設計なので設置場所の選択肢が広がります。従来シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑧ 2ラックドアタイプ洗浄機(熱機器) 発売日 2017年2月1日
ドアタイプ2台分の処理能力を持つ2ラックを同時洗浄が可能な洗浄機です。繁忙時は2ラック同時洗浄、通常時や食器が少ない時は1ラックのみでの洗浄と使い分けが出来る省エネ設計です。ドアの開閉にガスダンパーを採用し、ドア内部がスッキリとなり、清掃性が向上しました。洗浄槽底部の汚れが濃く温度の低いお湯を優先的に排水し、洗浄湯をきれいに保つクリーンフロー方式を採用しました。従来の食器洗浄機シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑨ NEWパワークックガステーブル立ち消え安全装置搭載タイプ(熱機器) 発売日 2017年2月21日
とろ火や噴きこぼれ時に万が一、バーナーの炎が消えた場合は、自動的にガスの供給を遮断する安全装置を搭載しました。またバーナーへの点火は連続スパーク方式を採用し、確実に点火します。従来NEWパワークックシリーズへ機種追加し、高火力・耐久性・操作性はそのままに機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
(2)既存製品の見直しおよび改良
① ブラスト中華レンジ(熱機器) 発売日 2016年5月25日
「点火は操作パネルのスイッチを押すだけのワンタッチ」「高温集中加熱で高効率な新燃焼方式のメタルブラストバーナーの採用で、とろ火から強火まで幅広い火力調節が可能」「立ち消え安全装置搭載で安全性が向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
② ガス立体自動炊飯器(熱機器) 発売日 2016年6月1日
「無洗米メニュー・少量炊飯機能・マニュアル炊飯機能などの機能を追加、庫内レールを取り外し可能」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
③ 電気フライヤー(熱機器) 発売日 2016年12月1日
「ヒーター部にスローダウン機構及び跳ね上げ停止スイッチを採用、二度揚げ機能・ラード加熱(メルト機能)・ECOモードなどの機能を追加、本体下部を丸パイプ脚とフルオープンで清掃性向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
④ ベーカーシェフコンベクションオーブン(熱機器) 発売日 2017年2月21日
「全面ガラス扉及び本体カラーにルビーレッドを採用、輻射熱処理を施した二重扉で表面温度を大幅に軽減、新型扉ハンドルで扉開閉操作性向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
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