有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BJFB
株式会社ファーマフーズ 事業の内容 (2017年7月期)
(1)当社グループの概要について
当社グループは「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ(Pharmafoods)」を目指し、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能性素材の開発を行っています。
主要事業としては、①機能性食品素材(主な製品:鶏卵抗体(IgY(注1))、ギャバ、ボーンペップ、ランペップ、葉酸たまご等)の生理機能探索、応用研究及び販売を基に、②当社の機能性素材を配合した最終商品を消費者に販売する通信販売事業、③ニワトリモノクローナル抗体作製技術(アラジン テクノロジー:ALAgene technology(Avian Lead Antibody Gene technology))による新規な抗体医薬品の開発を行うバイオメディカル事業を展開しております。
当社グループは人々の健康に貢献することを経営の基本方針としており、今後ますます重要性が高まる健康分野において、独自の技術、製品を創造してまいります。
また、当社の事業形態として、研究開発・開発営業に対しては、一貫した体制を整えておりますが、製造については、研究部門の強化、資金の効率的な運用を考慮し外部委託による製造管理体制をとっています。
(2)現在の事業内容について
当社グループの事業は、機能性素材事業、通信販売事業、バイオメディカル事業の3つの事業から構成されております。これら3つの事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
Ⅰ 機能性素材事業
当社グループでは、食品分野を中心として各種の機能性素材を販売しております。
主な製品は次のとおりであります。
① 鶏卵抗体(IgY)(製品名:オボプロンTM)
鶏卵抗体技術は鳥類固有の免疫システムを利用したバイオテクノロジーであります。
通常、抗体の産生には、哺乳動物を用いて血中に抗体を産生させ、その血液を採取・精製する方法や、動物細胞を利用してタンク培養により抗体を産生させる方法が一般的です。それに対して、当社では、鳥類の血液中に産生された抗体が卵に移行するという鳥類特有の免疫システムを利用し、鶏にタンパク・微生物等(抗原)を過免疫(注2)することで、鶏卵中に特異タンパク(鶏卵抗体、IgY)を産生させるものです(図1参照)。当社では、鶏卵抗体の生産システムを確立し、食品・機能性食品から化成品等の分野での利用を可能としました。
[図1]
具体的な製品は、次のとおりです。
1)へリコバクター・ピロリ鶏卵抗体(以下、「ピロリIgY」という)
ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は、ヒトの胃及び十二指腸に生息し、日本人の約半数が感染しており、特に40歳以上では70%以上(出典:浅香正博ら、Gastroenterology 102巻,1992年)が感染しているバクテリアの一種で、消化性潰瘍等の発症との関連性(出典:医薬ジャーナル社刊「ヘリコバクターピロリ」原澤茂他)が報告されています。
ピロリ菌鶏卵抗体の応用製品として、グリコ乳業株式会社から「ドクターPiroヨーグルト」が販売されており、海外におきましてもサプリメントや健康食品素材として輸出しております。
2)インフルエンザ鶏卵抗体
インフルエンザウィルスを瞬時に不活性化させる抗インフルエンザウィルス鶏卵抗体を開発し、食品用途やマスク等の化成品用途として販売しております。2012年2月より自社最終製品として、本素材を配合したタブレットタイプの「マケンザX」を発売しております。
3)歯周病バイオフィルム抗体
歯周病バイオフィルム抗体は、日本の成人の約8割が罹患していると言われる歯周病の一因である歯周病バイオフィルムの形成を抑制するものです。生物系特定産業技術研究支援センターの2008年度「民間実用化支援促進事業」に採択され、研究開発を完了させました。ガムやトローチなどで実用化しており、更には食品のみならず、ペット用のオーラルケアガムとして発売されております。
② 葉酸たまご
葉酸は水溶性ビタミン(B群)の一種で、近年、海外では葉酸と胎児の健全な発育についての重要性が認識されています。アメリカ等では国が推奨葉酸摂取量を増やしたことにより、胎児の先天性脊椎障害である「二分脊椎」の発生率が減少していると報告されております。
当社製品の「葉酸たまご」は、当社のバイオ技術により葉酸を通常卵に比べ高含有させる事に成功した機能性卵です。現在、「栄養機能食品(注3)」として販売しており、菓子・惣菜・パン等の素材としても採用されております。国内では、JA全農たまご株式会社の「しんたまご」「赤いしんたまご」のトップブランドに採用され、海外では韓国・プルムワン社、中国・瀋陽華美蓄禽有限公司の機能性卵にその技術が採用されております。また、東南アジアでの生産に向け、台湾、マレーシアにて営業活動を展開しております。
③ ギャバ(GABA、γ-アミノ酪酸、製品名:ファーマギャバ®)
ギャバは動植物や微生物で生産される非タンパク系のアミノ酸の一つで、脳内で抑制系の神経伝達物質として働くと言われております。当社では、ギャバ生産乳酸菌を食品中より分離し、この乳酸菌による醗酵法を用いて生産する方法を確立し、2001年9月よりファーマギャバを発売しております。
現在、江崎グリコ株式会社との共同研究により「ストレスを低減する」という商品コンセプトのもとに、ファーマギャバを含有した「メンタルバランスチョコレートGABA」が発売されております。海外展開も進展しており、中国、北米を中心に営業活動を行っております。
④ ボーンペップ(BonepepTM、卵黄ペプチド)
ボーンペップは骨の成長に関わる素材として開発し、サプリメント用途や乳酸菌飲料等に採用されております。また、ロート製薬株式会社とも共同研究を進め、2007年4月よりロート製薬株式会社の「セノビック」に採用されております。
海外では、中国において食品素材の認可制度であります新資源食品(注4)の認可を2008年9月に取得し、営業展開を進めております。
⑤ ランペップ(RunPepTM、卵白ペプチド)
ランペップは卵白タンパクを酵素分解することにより、血管拡張因子であるNO(一酸化窒素)を産生し、血管拡張、血流改善効果を有する新素材として開発いたしました。大手サプリメントメーカーから発売の血流改善や運動疲労軽減に関わる製品や、ダイエット関連製品に同素材が採用されております。
⑥ iHA®(アイハ)
iHAは関節軟骨細胞の増殖効果、ヒアルロン酸の産生促進効果を有する機能性素材であります。2012年8月から同素材配合の「皇潤プレミアム」が株式会社エバーライフより発売されております。
上記の各機能性素材の販売の他、機能性素材の開発で培った技術・ノウハウ等を活かし、OEM(original equipment manufacturer)事業としてダイエット食品やサプリメント等の企画・販売を国内及び海外において進めております。
Ⅱ 通信販売事業
自社の機能性素材を含有した最終製品を販売する通信販売事業を、2012年より開始しております。サプリメントブランドとして「タマゴ基地」、化粧品ブランドとして「SOGNANDO(ソニャンド)」を有しております。
主な製品として、iHA配合の膝関節用サプリメント「タマゴサミン」、活性卵殻膜配合の化粧品クリーム「珠肌のうみつ」等を発売しております。
また2016年11月に株式会社フューチャーラボを子会社化し、同社において、角質ピーリングゲル等の化粧品を販売しております。
Ⅲ バイオメディカル事業
2013年9月に吸収合併した株式会社広島バイオメディカルより、基盤技術及び創薬シーズの継承を行い、創薬事業への展開を進めております。本事業では、鶏の免疫システムを活用した「ニワトリモノクローナル抗体作製技術」により、癌、炎症性疾患等の疾患に対して、従来の抗体作製法では実現できなかった画期的な抗体医薬品の創出を目指しております。現在、主に二つのパイプライン(関節リウマチ及び転移性悪性腫瘍)について開発を進めております。
事業モデルとしては、非臨床試験までは自社で開発を進め、臨床試験以降の開発・製造・販売は提携する製薬企業にて行います。本特許を非臨床試験終了時に提携する製薬企業に実施許諾することにより、ライセンス収入を得るモデルになります。
また、機能性素材全般に関わる研究開発から得られた技術等を基に、食品メーカー・化成品メーカー等より各種素材・製品等に関して受託業務、LSI(Life Science Information)事業を実施しております。現在では、当社の高い技術力を有効活用し、機能性に関するデータ取得やその分析、各種素材の成分分析、精製品の作成依頼等、食品を中心とした各メーカーの研究開発に対するサポートを実施しております。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ファーマフーズ)と子会社3社及び関連会社2社により構成されております。当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。
関連会社であるベナート株式会社の事業は、現在のところ当社が行っている機能性素材事業、通信販売事業及びバイオメディカル事業とは直接的な関係がなく、独立した事業となっております。そのため、下記の事業の系統図には含まれておりません。
[事業系統図]
(注1)IgY
Immunoglobulin Yの略。元来ニワトリの血液中で最も多量に存在する免疫グロブリン。
また、ヒトの免疫グロブリンには分子量などによって分類されるIgM,IgG,IgAなどのクラスがあり、IgGはヒトの血中に最も多量に存在し、細菌やウィルス等に対する生体防御で中心的な役割を担っている。
(注2)過免疫
通常よりも自然にあるいは人工的に免疫反応が進んだ状態で、動物にウィルスなどを注射して免疫反応を進ませることを指す場合もある。
(注3)栄養機能食品
厚生労働省が定めている健康の維持等に必要な栄養成分(ミネラル、ビタミン)の補給を主な目的として、摂取する人に対して、特定の栄養成分を含むものとして、定められた基準に従ってその栄養成分について機能の表示をしている食品。
(注4)新資源食品
中国衛生部(日本の厚生労働省に相当)の施策で、中国国内で食習慣のないものや新技術による食品原料等を製造・販売する前に、事前に認可を必要とする制度。
当社グループは「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ(Pharmafoods)」を目指し、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能性素材の開発を行っています。
主要事業としては、①機能性食品素材(主な製品:鶏卵抗体(IgY(注1))、ギャバ、ボーンペップ、ランペップ、葉酸たまご等)の生理機能探索、応用研究及び販売を基に、②当社の機能性素材を配合した最終商品を消費者に販売する通信販売事業、③ニワトリモノクローナル抗体作製技術(アラジン テクノロジー:ALAgene technology(Avian Lead Antibody Gene technology))による新規な抗体医薬品の開発を行うバイオメディカル事業を展開しております。
当社グループは人々の健康に貢献することを経営の基本方針としており、今後ますます重要性が高まる健康分野において、独自の技術、製品を創造してまいります。
また、当社の事業形態として、研究開発・開発営業に対しては、一貫した体制を整えておりますが、製造については、研究部門の強化、資金の効率的な運用を考慮し外部委託による製造管理体制をとっています。
(2)現在の事業内容について
当社グループの事業は、機能性素材事業、通信販売事業、バイオメディカル事業の3つの事業から構成されております。これら3つの事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
Ⅰ 機能性素材事業
当社グループでは、食品分野を中心として各種の機能性素材を販売しております。
主な製品は次のとおりであります。
① 鶏卵抗体(IgY)(製品名:オボプロンTM)
鶏卵抗体技術は鳥類固有の免疫システムを利用したバイオテクノロジーであります。
通常、抗体の産生には、哺乳動物を用いて血中に抗体を産生させ、その血液を採取・精製する方法や、動物細胞を利用してタンク培養により抗体を産生させる方法が一般的です。それに対して、当社では、鳥類の血液中に産生された抗体が卵に移行するという鳥類特有の免疫システムを利用し、鶏にタンパク・微生物等(抗原)を過免疫(注2)することで、鶏卵中に特異タンパク(鶏卵抗体、IgY)を産生させるものです(図1参照)。当社では、鶏卵抗体の生産システムを確立し、食品・機能性食品から化成品等の分野での利用を可能としました。
[図1]
具体的な製品は、次のとおりです。
1)へリコバクター・ピロリ鶏卵抗体(以下、「ピロリIgY」という)
ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は、ヒトの胃及び十二指腸に生息し、日本人の約半数が感染しており、特に40歳以上では70%以上(出典:浅香正博ら、Gastroenterology 102巻,1992年)が感染しているバクテリアの一種で、消化性潰瘍等の発症との関連性(出典:医薬ジャーナル社刊「ヘリコバクターピロリ」原澤茂他)が報告されています。
ピロリ菌鶏卵抗体の応用製品として、グリコ乳業株式会社から「ドクターPiroヨーグルト」が販売されており、海外におきましてもサプリメントや健康食品素材として輸出しております。
2)インフルエンザ鶏卵抗体
インフルエンザウィルスを瞬時に不活性化させる抗インフルエンザウィルス鶏卵抗体を開発し、食品用途やマスク等の化成品用途として販売しております。2012年2月より自社最終製品として、本素材を配合したタブレットタイプの「マケンザX」を発売しております。
3)歯周病バイオフィルム抗体
歯周病バイオフィルム抗体は、日本の成人の約8割が罹患していると言われる歯周病の一因である歯周病バイオフィルムの形成を抑制するものです。生物系特定産業技術研究支援センターの2008年度「民間実用化支援促進事業」に採択され、研究開発を完了させました。ガムやトローチなどで実用化しており、更には食品のみならず、ペット用のオーラルケアガムとして発売されております。
② 葉酸たまご
葉酸は水溶性ビタミン(B群)の一種で、近年、海外では葉酸と胎児の健全な発育についての重要性が認識されています。アメリカ等では国が推奨葉酸摂取量を増やしたことにより、胎児の先天性脊椎障害である「二分脊椎」の発生率が減少していると報告されております。
当社製品の「葉酸たまご」は、当社のバイオ技術により葉酸を通常卵に比べ高含有させる事に成功した機能性卵です。現在、「栄養機能食品(注3)」として販売しており、菓子・惣菜・パン等の素材としても採用されております。国内では、JA全農たまご株式会社の「しんたまご」「赤いしんたまご」のトップブランドに採用され、海外では韓国・プルムワン社、中国・瀋陽華美蓄禽有限公司の機能性卵にその技術が採用されております。また、東南アジアでの生産に向け、台湾、マレーシアにて営業活動を展開しております。
③ ギャバ(GABA、γ-アミノ酪酸、製品名:ファーマギャバ®)
ギャバは動植物や微生物で生産される非タンパク系のアミノ酸の一つで、脳内で抑制系の神経伝達物質として働くと言われております。当社では、ギャバ生産乳酸菌を食品中より分離し、この乳酸菌による醗酵法を用いて生産する方法を確立し、2001年9月よりファーマギャバを発売しております。
現在、江崎グリコ株式会社との共同研究により「ストレスを低減する」という商品コンセプトのもとに、ファーマギャバを含有した「メンタルバランスチョコレートGABA」が発売されております。海外展開も進展しており、中国、北米を中心に営業活動を行っております。
④ ボーンペップ(BonepepTM、卵黄ペプチド)
ボーンペップは骨の成長に関わる素材として開発し、サプリメント用途や乳酸菌飲料等に採用されております。また、ロート製薬株式会社とも共同研究を進め、2007年4月よりロート製薬株式会社の「セノビック」に採用されております。
海外では、中国において食品素材の認可制度であります新資源食品(注4)の認可を2008年9月に取得し、営業展開を進めております。
⑤ ランペップ(RunPepTM、卵白ペプチド)
ランペップは卵白タンパクを酵素分解することにより、血管拡張因子であるNO(一酸化窒素)を産生し、血管拡張、血流改善効果を有する新素材として開発いたしました。大手サプリメントメーカーから発売の血流改善や運動疲労軽減に関わる製品や、ダイエット関連製品に同素材が採用されております。
⑥ iHA®(アイハ)
iHAは関節軟骨細胞の増殖効果、ヒアルロン酸の産生促進効果を有する機能性素材であります。2012年8月から同素材配合の「皇潤プレミアム」が株式会社エバーライフより発売されております。
上記の各機能性素材の販売の他、機能性素材の開発で培った技術・ノウハウ等を活かし、OEM(original equipment manufacturer)事業としてダイエット食品やサプリメント等の企画・販売を国内及び海外において進めております。
Ⅱ 通信販売事業
自社の機能性素材を含有した最終製品を販売する通信販売事業を、2012年より開始しております。サプリメントブランドとして「タマゴ基地」、化粧品ブランドとして「SOGNANDO(ソニャンド)」を有しております。
主な製品として、iHA配合の膝関節用サプリメント「タマゴサミン」、活性卵殻膜配合の化粧品クリーム「珠肌のうみつ」等を発売しております。
また2016年11月に株式会社フューチャーラボを子会社化し、同社において、角質ピーリングゲル等の化粧品を販売しております。
Ⅲ バイオメディカル事業
2013年9月に吸収合併した株式会社広島バイオメディカルより、基盤技術及び創薬シーズの継承を行い、創薬事業への展開を進めております。本事業では、鶏の免疫システムを活用した「ニワトリモノクローナル抗体作製技術」により、癌、炎症性疾患等の疾患に対して、従来の抗体作製法では実現できなかった画期的な抗体医薬品の創出を目指しております。現在、主に二つのパイプライン(関節リウマチ及び転移性悪性腫瘍)について開発を進めております。
事業モデルとしては、非臨床試験までは自社で開発を進め、臨床試験以降の開発・製造・販売は提携する製薬企業にて行います。本特許を非臨床試験終了時に提携する製薬企業に実施許諾することにより、ライセンス収入を得るモデルになります。
また、機能性素材全般に関わる研究開発から得られた技術等を基に、食品メーカー・化成品メーカー等より各種素材・製品等に関して受託業務、LSI(Life Science Information)事業を実施しております。現在では、当社の高い技術力を有効活用し、機能性に関するデータ取得やその分析、各種素材の成分分析、精製品の作成依頼等、食品を中心とした各メーカーの研究開発に対するサポートを実施しております。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ファーマフーズ)と子会社3社及び関連会社2社により構成されております。当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。
関連会社であるベナート株式会社の事業は、現在のところ当社が行っている機能性素材事業、通信販売事業及びバイオメディカル事業とは直接的な関係がなく、独立した事業となっております。そのため、下記の事業の系統図には含まれておりません。
[事業系統図]
(注1)IgY
Immunoglobulin Yの略。元来ニワトリの血液中で最も多量に存在する免疫グロブリン。
また、ヒトの免疫グロブリンには分子量などによって分類されるIgM,IgG,IgAなどのクラスがあり、IgGはヒトの血中に最も多量に存在し、細菌やウィルス等に対する生体防御で中心的な役割を担っている。
(注2)過免疫
通常よりも自然にあるいは人工的に免疫反応が進んだ状態で、動物にウィルスなどを注射して免疫反応を進ませることを指す場合もある。
(注3)栄養機能食品
厚生労働省が定めている健康の維持等に必要な栄養成分(ミネラル、ビタミン)の補給を主な目的として、摂取する人に対して、特定の栄養成分を含むものとして、定められた基準に従ってその栄養成分について機能の表示をしている食品。
(注4)新資源食品
中国衛生部(日本の厚生労働省に相当)の施策で、中国国内で食習慣のないものや新技術による食品原料等を製造・販売する前に、事前に認可を必要とする制度。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02484] S100BJFB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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