麻生フオームクリート株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)

当社の研究開発活動は、環境に配慮したインフラを創造するために、新技術と新工法の開発をすることで新しい価値を創造し、顧客に最善を尽くすことを基本方針としております。その主な活動は、原材料である起泡剤の改善・改良、工事施工用機械装置の改良・開発・導入、新グラウト材の開発、需要創出等で、必要に応じ社外の組織と共同で研究開発を行っております。
当事業年度の調査研究費は、45百万円で、主な研究開発活動は次のとおりであります。
(1) NLG工法の普及を目的として、NETIS登録と特許出願を行いました。
(2) 小・中規模の気泡コンクリート工事向けに開発中であったプラントが完成いたしました。今後、動作試験を行い、現場での実用化に入る予定です。
(3)実用化を目指し開発に着手していた気泡コンクリートによる補修工法について、民間企業プラント(工場内)でのモデル試験を実施し、その効果があることを確認いたしました。
(4) 気泡コンクリート工事用として開発に着手していた新しい起泡剤(セルフレベリング用)が完成し、一定の効果があることを確認いたしました。