株式会社ライオン事務器 研究開発活動 (2016年9月期)

当グループは、当社のオフィスコンセプトである「LINK」を具現化させる商品ラインナップの充実に取り組んでまいりました。ITや物流など社会環境が大きく変貌する現在ではオフィスのあり方も多くの変化を求められます。世間のニーズを的確につかみ、より付加価値を生み出せるオフィス造りを提案できる商品開発に取り組んでまいります。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は5百万円であります。

[事務用品]
事務用品におきましては、商品ラインナップの見直しを図り市場調査およびマーケティングを積極的に実施し、商品リニューアルの準備を行ってまいりました。マイナンバー制度対応商品として「シャッター付レターケース」のリニューアルと「シャッターセーフボックス」を発売いたしました。
[オフィス家具]
オフィス家具につきましては、企業の積極的なオフィス投資や首都圏における旺盛な移転需要を捉えるべく高機能・高付加価値商材の拡充と働き方の変革をテーマにした新商品の開発を推進いたしました。また、教育IT化や能動的学修形態(アクティブラーニング)に対応する新商品開発や市場拡大が期待される福祉施設向け商材の拡充にも積極的に取り組みました。その他にもマイナンバー制度の本格開始に伴い、耐火金庫をはじめとしたセキュリティ商材の充実を図り、積極的に提案いたしました。
[IT機器]
IT機器におきましては、文教市場におけるタブレット系PC保管の課題を解決する「スイッチバッグ充電式」のタブレット充電収納保管庫を4月に発売したほか、セキュリティ商材のニーズを捉えてトレー方式重要物管理装置を発売いたしました。