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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AR3Y

有価証券報告書抜粋 興和株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に興和創薬株式会社、興和新薬株式会社及びKowa Pharmaceuticals America,Inc.との連携により、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力し先進技術の研究開発を進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は201億4百万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、「医療用医薬品」、「OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品」を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
(医療用医薬品)
医療用医薬品分野では、長年の研究開発で得られてきた知見とニーズを踏まえ、研究開発戦略分野として「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」並びに「感覚器領域」、また「難病・希少疾病新薬創出戦略」に焦点をあてて研究開発に取り組んでいます。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
生活習慣病[脂質異常症]
「リバロ」
NK-104
(ピタバスタチン)

日本、米国、メキシコ、スペイン、ポルトガル、スイス、中国、韓国、タイ、レバノン、インドネシア、台湾、コロンビア、ブラジル、ウクライナ、ヨルダン、UAE、ベネズエラ、ギリシャ、クウェート、サウジアラビア
[当期中に上市した国]
ロシア(2016年10月)、トルコ(2017年3月)

アルゼンチン、チリ、コスタリカ、オランダ、イギリス、フランス、フィンランド、アイルランド、スウェーデン、ドイツ、ノルウェー、オーストリア、オーストラリア、ポーランド、イタリア、ジョージア、カザフスタン、パナマ、エクアドル、ドミニカ共和国、オマーン
[当期中に承認を取得した国]
カタール(2016年11月)、バーレーン(2016年11月)

モロッコ、ペルー、アルジェリア、チュニジア

欧州 小児高コレステロール血症への適応追加を目的に申請中
[脂質異常症]
K-877
(ペマフィブラート)
日本 申請中
欧米 第Ⅲ相試験
[2型糖尿病]
CSG452
(トホグリフロジン)
欧米 第Ⅱ相試験
[2型糖尿病]
SK-0403
(アナグリプチン)
欧米 第Ⅱ相試験
[通風、高尿酸血症]
K-118
(アーハロフェネート)
米国 第Ⅱ相試験
[脂質異常症]
K-312
米国 第Ⅰ相試験
免疫・炎症[肝がん再発抑制]
NIK-333/K-333
(ペレチノイン)
日本 第Ⅲ相試験
亜州 第Ⅲ相試験
欧州 第Ⅰ相試験


領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
感覚器[糖尿病網膜症]
K-115-R
(リパスジル塩酸塩水和物)
日本 第Ⅱ相試験
その他[脊髄性筋萎縮症]
K-828-SP
(バルブロ酸ナトリウム)
日本 第Ⅲ相試験
希少疾病用医薬品に指定(2017年3月)
[統合失調症]
K-163-SZ
(ピリドキサミン)
日本 第Ⅰ相試験
K-134新たな対象疾患検討中
これらに続く新医薬品候補化合物の創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加えて、当社とハーバード大学関連病院Brigham and Women's Hospital (BWH) との米国共同研究施設 Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端研究を進めています。BWHとのコラボレーションにより、当社の技術基盤の拡充と研究促進及び最先端医学研究ネットワークとの連携を図っています。
(OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品)
一般用医薬品については、新ウナコーワクール(外用湿疹・虫さされ用薬)の容量及びパッケージ変更品、キューピーコーワコンドロイザー –大容量品-、キューピーコーワコシテクター(ともにビタミンB1主薬製剤)、キャベジンコーワα顆粒(胃腸薬)に加え、キャベジンコーワα(胃腸薬)小型樹脂容器品の5品目を、医薬部外品については、コルゲンコーワトローチ[商品名称:新コルゲンコーワトローチA](口腔咽喉薬)を発売しました。
また、ヘルスケア品としてDr.Nailデイケアオイルを新規に発売、更にホッカイロぬくぬく当番(くつ用/くつ下用)、バンテリンコーワサポーター(手くび専用/足くび専用しっかり加圧タイプ/腰用リニューアル品/ふくらはぎアシストSサイズ)、三次元さらさら快適マスクリニューアル品(包装・入り数変更)、三次元マスク(包装変更、規格の追加)、マスクケース×フランシュリッペ(新柄追加)、マスクケース×ディズニー(ミッキー&ミニー/くまのプーさん/トイ・ストーリー)と展開を拡大して発売し、サプリメント・飲料関係では極上抹茶青汁プレミアムも新発売しました。
第112期上期に上市を予定しているものとしましては、一般用医薬品のザ・ガードコーワ整腸錠α3+(アルファ スリー プラス)、医薬部外品ドリンク剤のキューピーコーワαドリンク、液キャベコーワA及び液キャベコーワVの香料変更品、ヘルスケア品としてDr.Nailディープセラム フォー フット[商品名称:Dr.NailディープセラムFT]、ウイルス当番クリアポット(3規格)、バンテリンコーワサポーター(腰用しっかり加圧タイプ/保温サポーターひざ用)に加え、三次元高密着マスクナノ(3種)、三次元のどに潤いマスク(2種)、三次元マスクミントの香り(4種)、三次元マスク×ディズニー(6種)などのマスク商品拡充発売を控えております。
海外関係におきましては、アメリカでMLB(メジャー リーグ ベースボール)タイアップ品となるバンテリンコーワサポータ各種、ヒートチャージャー(カイロ)[商品名称:Heat Charger]、ヒートクッション[商品名称:Vantelin Heat Cushion]を、韓国でDr.Nailディープセラム、バンテリンコーワサポーター(ひざ専用しっかり加圧タイプ/保温サポーターひざ専用)、ホッカイロHeat Charger、台湾で新キャベジンコーワS、Dr.Nailディープセラム、Dr.Nailデイケアオイル、そしてタイ、シンガポールでもバンテリンコーワサポーター(腰用しっかり加圧)などを上市し、次半期でも中国、韓国、台湾、タイ、シンガポール、アメリカの各国にて一般用医薬品・ヘルスケア品の上市を準備しております。
(医療機器)
医療機器分野においては、主に眼内レンズ(IOL)及び眼科用医療機器の研究開発を行っております。
IOLは1ピースタイプの開発を行い、国内ではイエロータイプは昨年6月に先行販売、9月に国内販売を開始しました。クリアータイプも1月に販売を開始しました。続いて両タイプのCEマークを取得し、欧州において2月より販売を開始しました。更にトーリック(乱視用)IOLの開発も行なっております。
医療機器では研究開発していた超高分解能OCTにangiographyソフトを搭載したものを7月末に上市予定です。更に、高機能を有する眼科用医療機器の開発及び自社開発品の機能追加の検討も行っております。

以上の結果、当事業に係る研究開発費は、199億3千6百万円となりました。

[環境・省エネ事業]
(環境・省エネ機器)
第111期は、新型導光板平板照明を上市し、新規コンセプトのLEDベースライトを開発及び上市いたしました。また海外販売を目的として、新規直管型LEDランプの開発を行うとともに既存LED製品の海外規格対応を進めてまいりました。
第112期は、開発中の新規直管型LEDランプの上市及び新規設備照明の開発を予定しております。
(アグリ事業)
第111期は、植物工場において新品種の栽培研究・開発を行い、従来の3品種に加えて新たに3品種を上市いたしました。
第112期は、機能性に富む新品種の栽培研究を進めてまいります。
(光学機器、業務用映像機器)
監視用2/3インチメガズームレンズの設計及び試作が完了し、量産を視野に評価を行っております。また悪条件の環境に耐えるレンズとして期待される2/3インチFA用固定焦点レンズ防水仕様の開発を行っております。
プロミナーシリーズでは、小型軽量コンパクトをコンセプトにした「TS500/550」の試作品が完成し、上市を目指し量産を開始しました。
業務用映像機器では、医療・監視分野にも拡販すべく、スロット型スイッチャーの開発を行っております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、1億6千7百万円となりました。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02819] S100AR3Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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