杉田エース株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)

当社グループの研究開発活動としては、各セグメントで取扱う新商品の開発と既存商品の改良について、その取扱い規模等を勘案し、研究開発を行っております。
特に新商品開発に関しては、デザイン性を重視し、かつ機能性を追求した製品づくりを目指しております。また国内の防災意識の高まりと企業の備蓄需要に応じた長期保存食及び防災用品の開発にも取り組んでおります。
当連結会計年度における主な研究開発活動の概要と成果は、次のとおりとなります。

①「DON(丼)シリーズ3種(出汁のきいた牛丼、素材を活かした鶏ごぼう丼、和風出汁のカレー丼)」
水を使用せず、セットの具材とご飯を混ぜるだけで簡単にお召し上がりいただけます。
②「マフィン3種(あずきマフィン、チーズマフィン、オレンジマフィン)」
パンの缶詰シリーズの追加商品です。1缶に2個入りで、それぞれ紙カップ入りなので、災害時など手が洗えない時でもスムーズに食べられます。
③「ヨーグルトが隠し味のスパイシーチキンカレー」
化学調味料不使用のDeliシリーズの追加メニューです。骨付きチキンをやわらかく煮込み、スパイシーに仕上げたカレーです。
④「梅しらす雑炊」
梅の香りと磯の味が魅力なシンプルながら味わい深い雑炊です。
⑤「ほっこりけんちん汁」
大きな具材を引き立たせる出汁のきいた汁物です。
⑤「イザメシキャリーボックス2種(イザメシ キャリーボックス デリ丼、イザメシ キャリーボックス デリ)」
ギフトにも使えるデザイン性を高めたカラフルなボックスに、持ち運び用の肩ヒモが付いております。また、組立て式の紙食器が付属しており、場所を選ばずに食べられます。
⑥「防災セット『 MINIM+AID(ミニメイド)』」
デザイン会社とのコラボレーションにより意匠性を高め、どこにでも置けるシンプルなデザインとし、避難所に行くまでの必要最低限のアイテムを収めた防災セットです。セット内容は、自分の存在を知らせるためのホイッスル、ラジオ、ポンチョ、ランタン、樹脂製ケースを防水性があり水に浮く直径約5センチの筒にまとめたものです。ラジオは手動で充電でき、USBを通してスマートフォンやランタンなどを充電することも可能です。
⑦「ガーデンファーニチャー PATIO PETITE(パティオプティ)」
2016年度モデルをデザイン会社とのコラボレーションによるオリジナル生地の柄にデザイン性を高めたリラックスチェアとシートクッション、人工ラタンのソファセットをはじめ、全21種類をリリースしております。

なお、2017年3月31日現在の開発担当人員は4名であり、当連結会計年度に支出した研究開発費は45百万円であります。また、各セグメントに直接配分できない費用については、商品の取扱い規模に応じて各セグメントに配分しております。