シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AAFN

有価証券報告書抜粋 株式会社 山陽百貨店 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における国内経済は、国の各種政策の効果もあり、雇用・所得環境の改善傾向が見られるなど、景気は緩やかな回復基調にありましたが、英国のEU離脱問題や米国大統領選挙の予想外の結果による海外経済の不確実性の高まりもあり、内需を中心とした景気の先行きは依然として楽観視できない不安定な状況で推移いたしました。
百貨店業界におきましては、全国的な消費マインドの低下に加え、大都市圏でもこれまで好調だったインバウンド購買が一時マイナス基調に転じるなど、依然として厳しい商況が続いております。また、大手百貨店による地方店舗の閉鎖が次々と発表されるなど、苦境に立たされる地方百貨店の構図が改めて浮かび上がるかたちとなりました。
このような状況のなか、当社グループは中期経営計画(2014年度~2016年度)の最終年度を迎え、そのビジョンに掲げる「日本一生き生きとした百貨店」の実現に向け、さらなる取り組みの強化に努めるべく、各種の営業施策を展開してまいりました。
営業面では、激化している姫路商圏のオーバーストア状態のなかで差別化を図るべく、引き続き、商品力の強化と店舗環境の整備に注力してまいりました。具体的な取り組みといたしましては、婦人服売場に「トリヰユキ」・「セオリーリュクス」・「ローレンラルフローレン」などの新ショップをオープンするとともに、婦人雑貨売場においては、国内外で人気の総合ジュエリーショップ「TASAKI」と洗練されたシンプルなデザインと確かな品質で女性に支持されているジュエリーブティック「4℃」を導入いたしました。さらに地階食料品フロアでは、鮮度と品質にこだわった逸品を提供する精肉店「肉処かつヰ」や鶏惣菜専門店「鶏太郎」を新たにオープンするとともに、鮮魚・青果売場の生鮮コーナーのリニューアルを実施し、デイリー性の高い商材を中心に品揃えを強化することにより、お客さまのご来店頻度促進に注力しました。催し会場におきましては、金製品の仏具・縁起物の置物等を多数取り揃えた初企画「山陽の黄金展」が成功を収めるとともに、人気の写真家岩合光昭氏の写真展「ねこ」などの話題性のある催事を開催し、幅広い年齢層のお客さまにご来店いただきました。美術催事といたしましては、日本画界を代表する「花」の画家「中島千波の花の世界展」や世界で活躍の日本画家「平松礼二展」を初開催し、新たなお客さま層への深耕を図るとともに、売上獲得策として実施したホテル催事「お得意さま特別ご招待会」では、ファッションから宝飾・美術工芸品まで洗練された上質な商品を取り揃え、今まで以上に集客力の強化を図りました結果、大きな成果をあげることができました。
一方、経費面におきましては、広告宣伝費の効率的な運用に加え、水道光熱費や販売・事務用品費の低減を図るなど、徹底して業務費の圧縮に努めました。
以上のような取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は、リモデルを実施した一部の売場においては、その効果もあり堅調に推移したものの、衣料品や家庭用品の不振もあり、19,248百万円(前年同期比1.9%減)と減収となりました。営業利益につきましては、全国的に消費不調が続く衣料品の低迷による利益率低下が大きな要因となり、30百万円(前年同期比37.4%減)となりました。また、経常利益は119百万円(前年同期比11.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は96百万円(前年同期比40.1%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ122百万円増加し、1,816百万円(前年同期比7.2%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は504百万円となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益135百万円、減価償却費412百万円、前受金の増加173百万円等による収入に対し、仕入債務の減少33百万円、たな卸資産の増加81百万円等による支出によるものであり、前連結会計年度に比べ300百万円の収入増となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は137百万円となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出128百万円等によるものであり、前連結会計年度に比べ702百万円支出減となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は244百万円(前連結会計年度は525百万円の収入)となりました。これは主として、長期借入金の借入による収入1,150百万円に対し、短期借入金の純減20百万円、長期借入金の返済1,360百万円等による支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03024] S100AAFN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。