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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A9FW

有価証券報告書抜粋 株式会社タカキュー 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、英国のEU離脱や米国の大統領選挙など世界経済の不透明感が継続するなか、円安局面への回帰や株式市場の上昇はありましたが、個人消費は足踏み状況が続いております。当衣料品小売業界におきましても、購買意欲の冷え込みが続く厳しい状況となっています。
このようななか、当社は「最高のお客様満足」の実現に向け、営業・商品両面から取組みました。
営業面では、スーツの体型別品揃え、カジュアル商品の購買層に合わせた展開等、店舗立地の特性に応じた商品構成の見直しの推進に引続き注力しました。店頭におきましては値ごろ感と魅力ある売れ筋商品を取り揃えて集客の強化を図るとともに、ショッピングセンターの販促企画におけるディベロッパーとの連携強化や催事販売の積極実施など機動的な販促活動に注力しました。また地域ブロック長を中心とした教育体制を再構築し、アルバイト従業員の集合研修の充実や、ロールプレイング・トレーニングなど店舗スタッフの基礎能力強化に取組み、接客力の向上を図りました。
オンラインショップでは、商品掲載を自社で完結できる仕組みが軌道に乗り、指定店舗での試着予約の機能も加えたほか、新たなファッションサイトにおける品揃え強化など、EC売上の推進に注力し、お客様の利便性向上に努めました。
また当社は、更に幅広くお客様のニーズに応えるべく、株式会社ダイエーとの間で締結した吸収分割契約に基づき、2017年2月1日にビッグサイズの紳士衣料専門店「グランバック」事業を承継いたしました。
商品面では、引続きファッション性、機能性及びクオリティーの高い商品開発に努め、MDの細分化による季節、地域対応力の強化にも取組みました。さらに売れ筋ランキングによる商品投入や値下げのコントロールを強化するとともに、季節商品の立ち上げを早め、効率性アップにより粗利益率の改善にも努めました。
その結果売上高は、スーツ等のビジネス衣料が堅調に推移いたしましたが、8、9月の天候不順や暖冬の影響もあり、当事業年度の既存店売上高前期比は1.9%減となりました。
店舗面では、新規出店を強化し、主力業態のタカキューを9店舗、セマンティック・デザインを5店舗、エム・エフ・エディトリアルとシャツ・コードを各1店舗、計16店舗出店し、さらにグランバック14店舗を承継いたしました。一方、契約満了や低効率等の理由により7店舗が退店し、当事業年度末では前期末比23店舗増の299店舗(タカキュー、メイル・アンド・コー等185店舗、セマンティック・デザイン等50店舗、エム・エフ・エディトリアル32店舗、シャツ・コード11店舗、アラウンド・ザ・シューズ2店舗、ウィルクス・バシュフォード5店舗、グランバック14店舗)となりました。

以上により、当事業年度の売上高は240億4百万円(前期比1.3%減)となりました。利益面では、商品の投入・値下げコントロールによる粗利益率の向上により、営業利益は3億8千2百万円(同13.6%増)、経常利益は6億1千3百万円(同7.7%増)となりました。当期純利益は、減損損失の減少もあり1億1千4百万円(同627.2%増)となりました。

なお、熊本地震で被災した4店舗のうち3店舗が営業を再開し、仮店舗で営業しておりました1店舗も2017年3月に改装のうえ正式に再開いたしました。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に対して4億2千7百万円減少し、8億2千9百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フローの状況)
営業活動によるキャッシュ・フローは、6億1千7百万円の収入(前期比14億4千7百万円の収入増加)となりました。これは税引前当期純利益4億8千9百万円、非資金的費用である減価償却費4億5千2百万円、減損損失1億6百万円及び仕入債務の増加3億5千2百万円等による資金増と、たな卸資産の増加6億円等の資金減によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フローの状況)
投資活動によるキャッシュ・フロ-は、9億9千5百万円の支出(前期比7億7千5百万円の支出増加)となりました。これは敷金及び保証金の回収による収入が9千5百万円ありましたが、事業譲受による支出7億3百万円、有形固定資産の取得による支出2億3千9百万円、敷金及び保証金の差入による支出1億5千2百万円等があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フローの状況)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4千9百万円の支出(前期比0百万円の支出増加)となりました。これは主に配当金の支払4千9百万円があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03093] S100A9FW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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