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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AABK

有価証券報告書抜粋 株式会社アークス 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、公共投資の拡大及び企業収益の改善などにより緩やかな回復基調が続いたものの、国勢調査における総人口が統計史上初めて減少し、米国の政権交代等の要因から金融為替市場も不安定な動きを見せ、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主力事業である食品小売業界におきましても、業種を超えた業界再編の動きが活発となり、価格競争の激化に加え、生鮮食品の価格上昇や社会問題となった働き手不足など、経営環境は依然厳しい状況で推移してまいりました。
このような状況のなか、当社グループは、「損得より善悪 真心こめ美味新鮮適価で 高志の盟友と結ぶ新幹線」を年頭方針に掲げ、価値ある商品を最適価格で提供し、地域シェアの拡大と企業価値の向上に努めてまいりました。
組織体制面におきましては、売上高1兆円体制へ向けた施策の1つとして、2018年春の本格稼働に向けたシステム統合基盤構築プロジェクトの進行により、経営管理体制や持株会社と事業子会社の役割・機能強化に係わる抜本改革の実現に向け検討を進め、「店舗運営情報共有会」の設置等、新たな取り組みも開始いたしました。また、2016年3月にグループ内合併した「㈱ベルジョイス」、「㈱道東アークス」は、地域のライフラインとしての役割強化に向けて経営効率を高める取り組みを推進してまいりました。その他、㈱サンドラッグと当社が設立した合弁会社「㈱サンドラッグエース」については、2016年8月よりドラッグストア事業を同社へ移管し、11月には同社として初めての新店をスーパーアークス室蘭中央店(運営会社㈱ラルズ)内に開店いたしました。
店舗展開におきましては、2016年3月に「ダ*マルシェ中富良野店」、「ベストプライス東旭川店」(いずれも運営会社㈱道北アークス)、2016年7月に「ユニバース福地店」(運営会社㈱ユニバース)の3店舗を新規出店いたしました。また、道南地区においては、2016年9月にラルズマート桔梗店(運営会社㈱道南ラルズ)を「スーパーアークス七飯サウス」として移転増築オープンした他、青森県においては、2016年11月にユニバース東一番町店(運営会社㈱ユニバース)を「ユニバース十和田東店」として複合型商業施設「ユニバース十和田東ショッピングセンター」内に移転新築オープンいたしました。既存店では、㈱ラルズが2016年2月に事業を承継したスーパーチェーンシガの商品力・販売力強化を目的として、2016年10月に奥沢店を「スーパーアークス」へ業態変更いたしました。加えて、㈱ラルズ2店舗、㈱ユニバース2店舗、㈱ベルジョイス1店舗、㈱福原6店舗、㈱道北アークス2店舗、㈱東光ストア1店舗、㈱道南ラルズ1店舗の改装を実施いたしました(詳細は11頁の一覧表をご参照ください)。一方で、4店舗を閉鎖した結果、当連結会計年度末における当社グループの総店舗数は338店舗(北海道222店舗、青森県38店舗、岩手県69店舗、秋田県2店舗、宮城県7店舗)となりました。
営業面におきましては、顧客の利便性を向上させるため、日本郵便㈱の宅配ロッカー「はこぽす」の店舗への設置(㈱ラルズ、㈱東光ストア)、ネットスーパーサービスの開始(㈱ユニバース)、レジでの待ち時間短縮を目的としたセミセルフレジの導入、アークスRARAプリカカードのチャージ機増設等の施策を実施してまいりました。グループ共通のポイントカードであるアークスRARAカードにつきましては、旧㈱ベルプラス店舗において、新規にポイントサービスを開始したことなどにより、アークスRARAカードの当連結会計年度末における総会員数は276万人となりました。また、北海道・東北地方で初の取り組みとなる、都市ガス料金へのポイント付与を2017年5月使用分より開始することとなりました。アークス商品調達プロジェクトにおいては、グループ協働での商品調達の取り組みの一環として統一単品の販売企画を拡大するなど、一層のシナジー追求に努めてまいりました。その他、㈱ラルズが運営する生鮮食品流通センターが㈱東光ストアへ、㈱道北アークスが運営する総合物流センターDaMCが㈱道東アークスへ商品供給を開始する等の取り組みも推進してまいりました。
以上の取り組みにより、当連結会計年度の連結業績は、売上高5,126億45百万円(対前期比2.1%増)、営業利益148億54百万円(対前期比2.9%増)、経常利益164億71百万円(対前期比3.6%増)と過去最高益を更新いたしました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、法人税等の法定実効税率の低下及び㈱ベルジョイスにおける繰延税金資産の回収可能性の見直しに伴う法人税等の減少等により、104億93百万円(対前期比60.3%増)と大幅増益となりました。



当連結会計年度に実施した新規出店等は以下のとおりであります。

概 要店舗名称実施時期運営会社
新規出店
(3店舗)
ダ*マルシェ中富良野店2016年3月㈱道北アークス
ベストプライス東旭川店2016年4月㈱道北アークス
ユニバース福地店2016年7月㈱ユニバース
移転及び建替
(2店舗)
スーパーアークス七飯サウス(業態変更)2016年9月㈱道南ラルズ
ユニバース十和田東店2016年11月㈱ユニバース
改装
(16店舗)
フクハラ清水店2016年3月㈱福原
フクハラ長崎屋店2016年4月㈱福原
フクハラ厚岸店2016年5月㈱福原
ユニバース小中野店2016年6月㈱ユニバース
フクハラ弥生店2016年6月㈱福原
ジョイス盛岡西バイパス店2016年6月㈱ベルジョイス
東光ストアあいの里店2016年7月㈱東光ストア
ラルズマート日乃出店2016年7月㈱道南ラルズ
ユニバース久慈SC店2016年9月㈱ユニバース
スーパーチェーンふじ緑が丘店2016年9月㈱道北アークス
スーパーアークス奥沢店(業態変更)2016年10月㈱ラルズ
ぴあざフクハラ西帯広店2016年10月㈱福原
ビッグハウス明野店2016年11月㈱ラルズ
フクハラ昭和店2016年11月㈱福原
ラルズマート美深店2016年11月㈱道北アークス
ビッグハウス恵庭店2016年12月㈱ラルズ
閉店
(4店舗)
ジョイス水沢日高店2016年8月㈱ベルジョイス
スーパーチェーンシガ大川店2016年8月㈱ラルズ
フクハラ大空店2016年9月㈱福原
ジョイス仙台松森店2017年2月㈱ベルジョイス

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して41億86百万円増加し、362億9百万円となりました。当連結会計年度における連結キャッシュ・フローの各々の状況とそれらの主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益142億56百万円、減価償却費62億90百万円、減損損失16億32百万円、仕入債務の減少額9億45百万円、及び法人税等の支払額67億88百万円などにより、162億57百万円の収入(対前期比では34億99百万円の収入増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、新規出店や店舗改装に伴う有形固定資産の取得による支出73億78百万円、及び無形固定資産の純増加額13億53百万円などにより、75億60百万円の支出(対前期比では19億89百万円の支出増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及び長期借入金の純減少額11億20百万円、配当金の支払額23億33百万円、及びリース料を主とするその他の支出10億50百万円などにより、45億9百万円の支出(対前期比では36億67百万円の支出減少)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03199] S100AABK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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