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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C0QM

有価証券報告書抜粋 株式会社 梅の花 業績等の概要 (2017年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があると言われる中で推移いたしました。また、サービス業における長時間労働がクローズアップされ、長時間労働の規制の強化が図られようとしております。
このような状況のもと、当社グループは2016年10月に株式会社丸平商店・ヤマグチ水産株式会社・株式会社グッドマークトレーディング(以下「丸平商店グループ」)の3社を完全子会社化、2016年11月に株式会社フジオフードシステムとの資本業務提携、2017年4月に株式会社すし半を完全子会社化し、そのためのインフラ整備に着手する等、企業規模の拡大及び企業基盤の強化に取り組みました。また、外販事業の体制強化に加え、統合(相乗)効果の創出に向けた取り組みも開始いたしました。加えて、自然災害等に対するリスクの分散及び中長期的な出店並びに物流の効率化を見据えた新工場(京都府綴喜郡井手町)の建設計画につきましても進めております。
出店につきましては、外食事業は出店先の立地条件、賃借条件及び店舗の採算性を勘案した上で、ポイントカード顧客分布や商圏分析に基づき、都心部(中心市街地)への小型店舗や市街地近郊の戸建店舗の展開を、テイクアウト事業は百貨店・駅ビル・ショッピングセンター内への出店等を計画しております。2016年12月には新たな試みで外食事業である「湯葉と豆腐の店 梅の花」の小型店舗として「成城学園前店」(東京都世田谷区)を出店いたしました。
店舗の出店及び退店につきましては、外食事業4店舗出店及び2店舗退店、テイクアウト事業4店舗出店及び5店舗退店、完全子会社化したすし半13店舗が加わり、当期末の店舗数は284店舗となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、丸平商店グループと株式会社すし半を完全子会社化したことにより313億94百万円(前期比106.8%)、営業利益は3億13百万円(前期比193.9%)、経常利益は2億67百万円(前期比439.9%)となりましたが、外食事業5店舗、テイクアウト事業1店舗の減損損失を5億14百万円計上したことにより親会社株主に帰属する当期純損失は4億14百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益96百万円)となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(外食事業)
外食事業におきましては、2017年4月より株式会社すし半の店舗「和食鍋処 すし半」(以下「すし半」)が加わりました。すし半では、うどんすき等の鍋料理・寿司・丼物・お膳物等を提供する和食レストランを、大阪近郊で13店舗展開しております。
すし半業態におきましては、チラシ等でサトレストランシステムズ株式会社から梅の花グループに加わったことを告知するとともに、梅の花の人気商品である嶺岡豆腐を使用したスイーツ「もっちり嶺岡」を提供する等、相乗効果の創出に向けた取り組みを開始いたしました。また、老朽化した店舗の改装を行い、お客様の満足度の向上に努めました。
梅の花・かにしげ業態におきましては、新ポイントカードを導入し、お客様がポイントをご利用しやすい内容に変更するとともに、顧客分析により、それぞれに合わせた特典の提供を行う等、来店頻度の向上に取り組みました。また、専門スタッフが接客サービスや調理技術の向上の為、店舗訪問し指導強化に取り組んでおります。さらに、全国豆腐連合会主催の豆腐品評会にて、絹ごし豆腐部門において金賞及び農林水産省食料産業局長賞を受賞したことを受けて、2017年3月より毎月12日を「豆富の日」と題し、「絹ごし豆腐」を数量限定販売する等、様々な記念イベントを開催いたしました。
新しい顧客層の獲得に向けて、dPOINT CLUBへ加入しdポイント会員へのアプローチを行っております。また、LINE@を利用したクーポン発行、フェイスブック等によるSNSを活用した情報発信等に取り組みました。さらに、web予約システムの導入等を順次進めております。
以上の結果、売上高は180億23百万円(前期比104.3%)、セグメント利益7億52百万円(前期比114.2%)となりました。
店舗数につきましては、梅の花は4店舗出店及び1店舗退店し75店舗、チャイナ梅の花3店舗、かにしげ3店舗、すし半13店舗、その他店舗は1店舗退店し6店舗、外食事業の全店舗数は100店舗となりました。

(テイクアウト事業)
古市庵テイクアウト店におきましては、毎月定期的に行っている手巻寿司の日に加え、ハロウィンやクリスマス、ひな祭り、丑の日のスタミナフェアなどイベントや季節に合わせた企画を実施いたしました。また、異業種とのコラボレーション企画、社内のメニューコンテストを実施し店舗従業員による提案商品を販売いたしました。さらに、毎月の公開試食ではお客様の声を取り入れた商品づくりにも取り組みました。
「お弁当・お惣菜大賞2017」にて、最優秀賞を受賞した梅高菜太巻とおむすび五穀ひじきを定番商品化、「日本雑穀アワード第4回デイリー部門」にて、金賞を受賞した雑穀サラダの彩ちらしを、女性向けのヘルシーな新商品として販売することで新規顧客の開拓を図りました。
梅の花テイクアウト店におきましては、「お弁当・お惣菜大賞2017」の弁当部門において最優秀賞を受賞したお弁当「てまり」や、お花見弁当、ひな祭り弁当、母の日弁当等のイベント商品や、旬の素材を使用した惣菜等を販売することで売上の拡大を図りました。
また、両テイクアウトともに、顧客満足度の向上を目的に専門スタッフが店舗訪問時に接客指導を強化するとともに、定期的に集合研修を実施し従業員のスキルアップを図っております。
以上の結果、テイクアウト事業の売上高は122億68百万円(前期比101.2%)、セグメント利益4億50百万円(前期比133.9%)となりました。
店舗数につきましては、古市庵テイクアウト店は2店舗出店及び百貨店閉鎖に伴う4店舗退店により131店舗、梅の花テイクアウト店は2店舗出店及び百貨店閉鎖に伴う1店舗退店により47店舗、その他店舗は6店舗、テイクアウト事業の全店舗数は184店舗となりました。

(その他)
その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、第1四半期連結会計期間において株式の取得により完全子会社化した丸平商店グループが営む水産加工品の製造販売等であります。
丸平商店グループにおきましては、主力商品である広島県産牡蠣フライやアジフライを当社グループの店舗へ提供する等、今後の更なる相乗効果の創出に向けた取り組みを開始いたしました。
以上の結果、その他の区分の売上高は11億3百万円、セグメント損失20百万円となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して、38億18百万円減少し、35億80百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は14億35百万円(前期は12億66百万円の収入)となりました。
前連結会計年度に比べ1億68百万円増加した主な要因は、営業利益が1億52百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は46億62百万円(前期は13億35百万円の支出)となりました。
前連結会計年度に比べ33億27百万円増加した主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が25億95百万円、投資有価証券の取得による支出が9億42百万円増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は5億91百万円(前期は57億53百万円の収入)となりました。
これは主に、長期借入による収入が59億50百万円減少したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03314] S100C0QM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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