有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009YFM
日本マクドナルドホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)
(1)業績
当連結会計年度は、食の品質と安全に関する継続した取り組みとともに、中長期の成長に向けた4つの柱(「よりお客様にフォーカスしたアクション」「店舗投資の加速」「地域に特化したビジネスモデル」「コストと資源効率の改善」)からなるビジネスリカバリープランに沿って、お客様に最高の店舗体験をご提供するための以下の取り組みを実施しました。
お客様を第一に考え、お客様の目に見える変化をご提供することに注力し、メニュー、バリュー、お客様とのつながりを強化するための様々な活動を実施しました。
(メニュー)
・新コンセプト「BurgerLove」の立ち上げ
ハンバーガーレストランとしてのおいしさへの熱い想いとこだわり、そしてお客様のバーガー愛を表現した「BurgerLove」のコンセプトを立ち上げ、魅力的な商品の開発と、お客様とのコミュニケーションを展開しました。
・お客様にもご参加いただけるキャンペーン
2月には、日本マクドナルド史上初めて新商品の名前を公募し決定した「北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー」、おいしさの星の数とコメントをTwitterでご投稿いただいた「クラブハウス バーガー」などお客様にもご参加いただけるキャンペーンを展開しました。
・定番メニューのおいしさを再発見していただくキャンペーン
「マックフライポテト」にチョコレートという驚きの組み合わせの「マックチョコポテト」や、15種類の定番バーガーに「ハラペーニョ」「クリームチーズソース」「スモークベーコン」の3種のトッピングを加えアレンジできる「マックの裏メニュー」で285通りの楽しみ方を提案し、大変ご好評いただきました。
・地域の名産を使用したメニュー
“いつでも気軽に楽しめるスイーツ”を提案する新しいスイーツブランド「By McSWEETS」を立ち上げ、既存商品に加え、瀬戸内産のレモンや沖縄県産のパインを使った「マックシェイク」をはじめ、宮崎県産の日向夏を使った「マックフルーリー 日向夏チーズケーキ」、和歌山県産の桃を使った「三角桃クリームパイ」など、地域の名産を使ったメニューを期間限定で展開しました。
上記以外にも1971年に日本で1号店となる「銀座店」をオープンしてから45周年を迎えたことから、長年のご愛顧に感謝の気持ちを込めて展開した「45周年記念キャンペーン」や、大変有名なロングセラー商品や大人気キャラクターとのコラボレーションした商品の発売などを展開し、大変ご好評をいただきました。
(バリュー)
・「バリューランチ」でのバリューの拡充
2015年10月に販売を開始した、100円のデザート・ドリンク、150円のサイドメニュー、200円のバーガーメニューをお客様のご予算とニーズに合わせてお楽しみいただける「おてごろマック」に加えて、2016年9月よりお客様のご予算とニーズにさらにお応えするため、平日のランチタイム限定で人気の定番メニューのセットをお得にご提供する「バリューランチ」を開始し、大変ご好評いただいています。
・「マクドナルド公式アプリ」での利便性の向上
2015年に導入以来、約3,000万件のダウンロードをいただいているマクドナルド公式アプリは、お客様からのご意見をもとに利便性向上のための改善を継続的に実施しており、当期には操作性の改善や、お客様からご要望の多かった主要原料原産国・最終加工国情報・アレルギー・栄養情報等を簡単に確認できるようにする等の改善を実現しました。
(Fun Place to Go)
マクドナルドに行けば何か楽しいことがある、と感じていただける以下の取り組みを実施しました。
・マックアドベンチャー
決められた衛生管理のもと、お子様がマクドナルドの制服を着用し、実際のマクドナルド店舗のキッチンで手洗いから「ハンバーガー」などの作り方までを教わりながらお仕事体験ができる、お子様の職業体験プログラムに積極的に取り組んでいます。
・『Pokémon GO』とのコラボレーション
日本マクドナルドは単独ローンチパートナーとなり、国内約2,900店舗のマクドナルドが「Pokémon GO」の「ジム」と「ポケストップ」となりました。
・FREE Wi-Fi
「マクドナルド FREE Wi-Fi」を当期末時点で約1,700店舗に導入し、それらの店舗ではNetflixのオリジナル作品をご視聴いただけるようになりました。
(店舗体験の向上)
マクドナルドのブランド体験において最も重要な、店舗体験の更なる向上に向けて、様々な取り組みを行ないました。
・QSCの向上
フロアサービスを強化し、マニュアルも改訂しクルーのスマイルと挨拶等を向上し、ご注文からお店を出られるまで最高のサービスをご提供しています。また、新しい清掃ツールキットも導入し、テーブル・トイレ・フロアを始めとする客席のクレンリネスの向上に注力しています。
・「KODO」へのお客様からの投稿が470万件を突破
2015年4月に導入したお客様のご意見を直接伺うことができるスマートフォンアプリ「KODO」は、当期末時点でお客様からのご回答が470万件を突破しました。頂戴した貴重なご意見やフィードバックは各店舗で積極的に活用を始めており、QSC改善のアクションが実践されています。
・食の品質と安全性に対する取り組み「第2回食の安全サミット」
主要原材料を供給いただく国内外の全サプライヤー様と、日本マクドナルド経営幹部、品質保証担当者等のマクドナルド関係者に加え、農林水産省や東京海洋大学といった社外有識者を含む総勢250名の方々にお集まりいただき、“食の安全サミット”を開催しました。
これは食の安全と安心に関わる理解と衛生品質管理水準の一層の向上を図り、サプライチェーン全体における品質管理と相互協力の更なる強化を目的としています。
・アレルギー情報の検索機能を強化
WEBサイト上で、商品のアレルギー情報を検索できる「アレルギー検索」をリニューアルしました。従来の食品表示に準じた特定原材料27品目を「使用するメニュー」の検索に加え、食物アレルギーがあるお客様が一番知りたい「特定原材料を使用しないメニュー」を簡単に確認いただけるようになり、「えび」「かに」「そば」など複数アレルゲンでの一括検索が可能になりました。
最高の店舗体験と目に見える変化を一人でも多くのお客様に感じていただくために、2018年度末までに90%以上の店舗をモダン化する計画を進めており、既存店舗の改装にリソースを優先的に振り向けています。
当連結会計年度は、フードコートやモールにある店舗を含めて555店舗の改装と4店舗のリビルドを実施しました。また、ご注文と受け渡し場所を分け、お客様へのサービスを強化するデュアルポイントサービスは、575店舗への導入を実施しました。
「お客様により近い位置での経営の実現」を目的に2015年6月に導入した日本を3つのエリア(東日本、中日本、西日本)に分けた地区本部制のもと、スポーツイベントや行政と協力して交通安全イベントを開催するなど、各地域・店舗でコミュニティと協力して、地域に密着した、より地域の皆様に愛される店舗作りへの取り組みを活発に実施しています。また、これらの取り組みを通じて、フランチャイズオーナーや店舗へのサポート体制も強化されており、QSC(Quality,Service,Cleanliness)の向上とビジネスの成長にもつながっています。
戦略的閉店や一般管理費の最適化等により収益性は着実に改善しています。今後も長期的なビジネスの成長に投資を集中するため、リソースの最適な配分や抜本的なコストの構造の見直しを継続的に実施してまいります。
ビジネスリカバリープランに基づき、お客様を第一に考えて実施した様々な施策の相乗効果により、ビジネスを堅調に回復させることができました。当連結会計年度は、既存店売上高は20.0%の増加となり、システムワイドセールスは4,384億88百万円(前連結会計年度比619億35百万円増加)、売上高は2,266億46百万円(前連結会計年度比371億72百万円増加)となりました。
直営売上原価率は、主に売上高の増加や、店舗オペレーションの改善や不採算店舗の閉鎖等による店舗収益性の改善により9.8ポイント減少しました。また、フランチャイズ収入原価率は、主に売上高の増加に伴いフランチャイズ収入が増加したこと等により20.5ポイント減少いたしました。
販売費及び一般管理費につきましては、効果的なマーケティング活動や一般管理費の最適化等により2.6ポイント減少しました。
売上高の回復や店舗収益性の改善等により、経常損益は66億14百万円(前連結会計年度は258億98百万円の損失)の利益となりました。
親会社株主に帰属する当期純損益は、経常利益の66億14百万円の計上額から、特別利益で店舗閉鎖損失引当金戻入額5億82百万円、特別損失で減損損失及び固定資産除却損等で7億7百万円、法人税等合計で10億94百万円が加味され、53億66百万円(前連結会計年度は349億51百万円の損失)の利益となりました。
(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。
2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、連結損益計算書に記載されている売上高と一致しません。
3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて8億56百万円増加し、212億44百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は197億61百万円(前連結会計年度は145億60百万円の減少)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益64億89百万円、減価償却費及び償却費91億94百万円、その他負債の増加34億12百万円、その他の引当金の増加額20億65百万円、売上債権の増加24億38百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動により使用した資金は110億32百万円(前連結会計年度比22億19百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得に伴う支出147億15百万円、敷金及び保証金の回収による収入44億58百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動の結果使用した資金は79億12百万円(前連結会計年度は196億11百万円の収入)となりました。これは主に長期借入れによる収入120億円、長期借入金の返済による支出95億円、短期借入金の純増減額による支出50億円、配当金の支払額による支出39億88百万円によるものです。
当連結会計年度は、食の品質と安全に関する継続した取り組みとともに、中長期の成長に向けた4つの柱(「よりお客様にフォーカスしたアクション」「店舗投資の加速」「地域に特化したビジネスモデル」「コストと資源効率の改善」)からなるビジネスリカバリープランに沿って、お客様に最高の店舗体験をご提供するための以下の取り組みを実施しました。
お客様を第一に考え、お客様の目に見える変化をご提供することに注力し、メニュー、バリュー、お客様とのつながりを強化するための様々な活動を実施しました。
(メニュー)
・新コンセプト「BurgerLove」の立ち上げ
ハンバーガーレストランとしてのおいしさへの熱い想いとこだわり、そしてお客様のバーガー愛を表現した「BurgerLove」のコンセプトを立ち上げ、魅力的な商品の開発と、お客様とのコミュニケーションを展開しました。
・お客様にもご参加いただけるキャンペーン
2月には、日本マクドナルド史上初めて新商品の名前を公募し決定した「北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー」、おいしさの星の数とコメントをTwitterでご投稿いただいた「クラブハウス バーガー」などお客様にもご参加いただけるキャンペーンを展開しました。
・定番メニューのおいしさを再発見していただくキャンペーン
「マックフライポテト」にチョコレートという驚きの組み合わせの「マックチョコポテト」や、15種類の定番バーガーに「ハラペーニョ」「クリームチーズソース」「スモークベーコン」の3種のトッピングを加えアレンジできる「マックの裏メニュー」で285通りの楽しみ方を提案し、大変ご好評いただきました。
・地域の名産を使用したメニュー
“いつでも気軽に楽しめるスイーツ”を提案する新しいスイーツブランド「By McSWEETS」を立ち上げ、既存商品に加え、瀬戸内産のレモンや沖縄県産のパインを使った「マックシェイク」をはじめ、宮崎県産の日向夏を使った「マックフルーリー 日向夏チーズケーキ」、和歌山県産の桃を使った「三角桃クリームパイ」など、地域の名産を使ったメニューを期間限定で展開しました。
上記以外にも1971年に日本で1号店となる「銀座店」をオープンしてから45周年を迎えたことから、長年のご愛顧に感謝の気持ちを込めて展開した「45周年記念キャンペーン」や、大変有名なロングセラー商品や大人気キャラクターとのコラボレーションした商品の発売などを展開し、大変ご好評をいただきました。
(バリュー)
・「バリューランチ」でのバリューの拡充
2015年10月に販売を開始した、100円のデザート・ドリンク、150円のサイドメニュー、200円のバーガーメニューをお客様のご予算とニーズに合わせてお楽しみいただける「おてごろマック」に加えて、2016年9月よりお客様のご予算とニーズにさらにお応えするため、平日のランチタイム限定で人気の定番メニューのセットをお得にご提供する「バリューランチ」を開始し、大変ご好評いただいています。
・「マクドナルド公式アプリ」での利便性の向上
2015年に導入以来、約3,000万件のダウンロードをいただいているマクドナルド公式アプリは、お客様からのご意見をもとに利便性向上のための改善を継続的に実施しており、当期には操作性の改善や、お客様からご要望の多かった主要原料原産国・最終加工国情報・アレルギー・栄養情報等を簡単に確認できるようにする等の改善を実現しました。
(Fun Place to Go)
マクドナルドに行けば何か楽しいことがある、と感じていただける以下の取り組みを実施しました。
・マックアドベンチャー
決められた衛生管理のもと、お子様がマクドナルドの制服を着用し、実際のマクドナルド店舗のキッチンで手洗いから「ハンバーガー」などの作り方までを教わりながらお仕事体験ができる、お子様の職業体験プログラムに積極的に取り組んでいます。
・『Pokémon GO』とのコラボレーション
日本マクドナルドは単独ローンチパートナーとなり、国内約2,900店舗のマクドナルドが「Pokémon GO」の「ジム」と「ポケストップ」となりました。
・FREE Wi-Fi
「マクドナルド FREE Wi-Fi」を当期末時点で約1,700店舗に導入し、それらの店舗ではNetflixのオリジナル作品をご視聴いただけるようになりました。
(店舗体験の向上)
マクドナルドのブランド体験において最も重要な、店舗体験の更なる向上に向けて、様々な取り組みを行ないました。
・QSCの向上
フロアサービスを強化し、マニュアルも改訂しクルーのスマイルと挨拶等を向上し、ご注文からお店を出られるまで最高のサービスをご提供しています。また、新しい清掃ツールキットも導入し、テーブル・トイレ・フロアを始めとする客席のクレンリネスの向上に注力しています。
・「KODO」へのお客様からの投稿が470万件を突破
2015年4月に導入したお客様のご意見を直接伺うことができるスマートフォンアプリ「KODO」は、当期末時点でお客様からのご回答が470万件を突破しました。頂戴した貴重なご意見やフィードバックは各店舗で積極的に活用を始めており、QSC改善のアクションが実践されています。
・食の品質と安全性に対する取り組み「第2回食の安全サミット」
主要原材料を供給いただく国内外の全サプライヤー様と、日本マクドナルド経営幹部、品質保証担当者等のマクドナルド関係者に加え、農林水産省や東京海洋大学といった社外有識者を含む総勢250名の方々にお集まりいただき、“食の安全サミット”を開催しました。
これは食の安全と安心に関わる理解と衛生品質管理水準の一層の向上を図り、サプライチェーン全体における品質管理と相互協力の更なる強化を目的としています。
・アレルギー情報の検索機能を強化
WEBサイト上で、商品のアレルギー情報を検索できる「アレルギー検索」をリニューアルしました。従来の食品表示に準じた特定原材料27品目を「使用するメニュー」の検索に加え、食物アレルギーがあるお客様が一番知りたい「特定原材料を使用しないメニュー」を簡単に確認いただけるようになり、「えび」「かに」「そば」など複数アレルゲンでの一括検索が可能になりました。
最高の店舗体験と目に見える変化を一人でも多くのお客様に感じていただくために、2018年度末までに90%以上の店舗をモダン化する計画を進めており、既存店舗の改装にリソースを優先的に振り向けています。
当連結会計年度は、フードコートやモールにある店舗を含めて555店舗の改装と4店舗のリビルドを実施しました。また、ご注文と受け渡し場所を分け、お客様へのサービスを強化するデュアルポイントサービスは、575店舗への導入を実施しました。
区分 | 前連結会計 年度末 | 新規出店 | 閉店 | 区分移行(注) | 当連結会計 年度末 | |
増加 | 減少 | |||||
直営店舗数 | 954店 | 3 | △18 | 4 | △4 | 939店 |
フランチャイズ店舗数 | 2,002店 | 3 | △33 | 4 | △4 | 1,972店 |
合計店舗数 | 2,956店 | 6 | △51 | 8 | △8 | 2,911店 |
「お客様により近い位置での経営の実現」を目的に2015年6月に導入した日本を3つのエリア(東日本、中日本、西日本)に分けた地区本部制のもと、スポーツイベントや行政と協力して交通安全イベントを開催するなど、各地域・店舗でコミュニティと協力して、地域に密着した、より地域の皆様に愛される店舗作りへの取り組みを活発に実施しています。また、これらの取り組みを通じて、フランチャイズオーナーや店舗へのサポート体制も強化されており、QSC(Quality,Service,Cleanliness)の向上とビジネスの成長にもつながっています。
戦略的閉店や一般管理費の最適化等により収益性は着実に改善しています。今後も長期的なビジネスの成長に投資を集中するため、リソースの最適な配分や抜本的なコストの構造の見直しを継続的に実施してまいります。
ビジネスリカバリープランに基づき、お客様を第一に考えて実施した様々な施策の相乗効果により、ビジネスを堅調に回復させることができました。当連結会計年度は、既存店売上高は20.0%の増加となり、システムワイドセールスは4,384億88百万円(前連結会計年度比619億35百万円増加)、売上高は2,266億46百万円(前連結会計年度比371億72百万円増加)となりました。
直営売上原価率は、主に売上高の増加や、店舗オペレーションの改善や不採算店舗の閉鎖等による店舗収益性の改善により9.8ポイント減少しました。また、フランチャイズ収入原価率は、主に売上高の増加に伴いフランチャイズ収入が増加したこと等により20.5ポイント減少いたしました。
(売上原価の内訳) | (単位:百万円) |
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前連結会計年度比 | |||||
金額 | 原価率 | 金額 | 原価率 | 金額 | 原価率 | ||
直営売上原価 | 142,513 | 100.0% | 147,994 | 90.2% | 5,480 | △9.8% | |
(内訳) | 材料費 | 53,326 | 37.4% | 58,157 | 35.4% | 4,831 | △2.0% |
労務費 | 46,548 | 32.7% | 47,084 | 28.7% | 535 | △4.0% | |
その他 | 42,638 | 29.9% | 42,752 | 26.0% | 113 | △3.9% | |
フランチャイズ収入原価 | 45,151 | 96.2% | 47,303 | 75.7% | 2,151 | △20.5% | |
その他売上原価 | 0 | 83.4% | - | -% | △0 | -% | |
売上原価合計 | 187,665 | 99.0% | 195,297 | 86.2% | 7,631 | △12.9% |
販売費及び一般管理費につきましては、効果的なマーケティング活動や一般管理費の最適化等により2.6ポイント減少しました。
(販売費及び一般管理費の内訳) | (単位:百万円) |
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前連結会計年度比 | |||||
金額 | 売上高比 | 金額 | 売上高比 | 金額 | 売上高比 | ||
販売費及び一般管 | 理費 | 25,247 | 13.3% | 24,417 | 10.8% | △829 | △2.6% |
(内訳) | 広告宣伝費及び 販売促進費 | 5,978 | 3.2% | 5,816 | 2.6% | △161 | △0.6% |
一般管理費 | 19,269 | 10.2% | 18,601 | 8.2% | △668 | △2.0% |
売上高の回復や店舗収益性の改善等により、経常損益は66億14百万円(前連結会計年度は258億98百万円の損失)の利益となりました。
親会社株主に帰属する当期純損益は、経常利益の66億14百万円の計上額から、特別利益で店舗閉鎖損失引当金戻入額5億82百万円、特別損失で減損損失及び固定資産除却損等で7億7百万円、法人税等合計で10億94百万円が加味され、53億66百万円(前連結会計年度は349億51百万円の損失)の利益となりました。
(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。
2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、連結損益計算書に記載されている売上高と一致しません。
3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて8億56百万円増加し、212億44百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は197億61百万円(前連結会計年度は145億60百万円の減少)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益64億89百万円、減価償却費及び償却費91億94百万円、その他負債の増加34億12百万円、その他の引当金の増加額20億65百万円、売上債権の増加24億38百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動により使用した資金は110億32百万円(前連結会計年度比22億19百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得に伴う支出147億15百万円、敷金及び保証金の回収による収入44億58百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動の結果使用した資金は79億12百万円(前連結会計年度は196億11百万円の収入)となりました。これは主に長期借入れによる収入120億円、長期借入金の返済による支出95億円、短期借入金の純増減額による支出50億円、配当金の支払額による支出39億88百万円によるものです。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
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- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03366] S1009YFM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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