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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009UJE

有価証券報告書抜粋 カンロ株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期の経済状況は景気は緩やかな回復傾向が見られたものの、依然として消費は伸び悩んでおり景気の先行きは不透明な状況が続きました。
一方、キャンディ市場におきましては、消費の多様化が進む中、グミ市場は堅調に推移しましたが、飴市場は夏場以降の天候不順などの影響もあり、市場全体としては引続き厳しい状況となりました。
このような経営環境の下、当社グループでは、成長戦略をより確実なものとするため、中期経営計画を見直し、2016年8月9日に新中期経営計画「NewKANRO 2021」を公表いたしました。「NewKANRO 2021」では、キャンディNo.1企業を目指す姿とし、「売上拡大戦略」と「経営基盤の強化」の両輪の施策を推進し、さらなる成長に向けた施策を着実に実施することとしております。
当期の売上高につきましては、飴は主力ブランド商品である「金のミルクキャンディ」シリーズの売上は伸長したものの、新製品の売上が減少したことなどにより、前期比2.2%の減少となりました。また、グミの売上につきましては、センターにジュレの入った「ジュレピュレ」や「カンデミーナグミ」などの売上増加により、前期比10.6%の増加となりました。素材菓子は前期比8.2%の減少となりました。その結果、売上高は前期比33百万円(0.2%)増収の197億16百万円となりました。
利益面につきましては、売上総利益は、主力ブランド商品の売上が増加したことによる製造ラインの安定稼働と工場における改善活動、及び廃棄損の削減など売上原価の低減を図った結果、前期比1億15百万円(1.3%)増益の87億50百万円となりました。営業利益は、ケースサイズの縮小や配送業者の見直しによる物流コストの削減に加え、効果的な販売促進活動により販売コストの削減が図れた結果、前期比2億58百万円(77.4%)増益の5億91百万円となりました。経常利益は、前期の退職給付費用31百万円など営業外費用の反動減により前期比3億12百万円(104.2%)増益の6億12百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に発生した自主回収に伴う製品回収関連費用99百万円の反動減及び製品回収関連費用の一部につき受取保険金1億円を特別利益に計上したこと、従業員向け社宅・寮の売却処分決定による減損損失2億10百万円を特別損失に計上したこと、繰延税金資産の計上による法人税等調整額3億60百万円を計上したことにより、前期比4億13百万円(476.0%)増益の5億円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当期末の現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ12億70百万円増加し23億5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、19億70百万円(前年同期比5億円増加)の収入となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益4億90百万円、減価償却費9億99百万円、賞与引当金の増加1億76百万円、減損損失2億17百万円により資金が増加しましたが、たな卸資産の増加77百万円、法人税等の支払1億7百万円により資金が減少したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、2億13百万円(前年同期比11億52百万円減少)の支出となりました。
これは主に有形固定資産の売却による収入2億40百万円により資金が増加しましたが、有形固定資産の取得による支出4億14百万円により資金が減少したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、4億86百万円(前年同期比5億21百万円減少)の支出となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出2億27百万円、配当金の支払2億16百万円により資金が減少したこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00378] S1009UJE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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