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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A0A3

有価証券報告書抜粋 アークランドサービスホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

以下の記載のうち将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループは連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証した上で意思決定を行っており、これらの見積り、判断及び仮定は一般に公正妥当と認められている会計基準に基づくものであります。
(2)財政状態の分析
① 流動資産
当連結会計年度末の流動資産の残高は13,052百万円となり、前連結会計年度末の7,972百万円から5,079百万円増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金が3,622百万円、有価証券が1,092百万円、売掛金が162百万円増加したことによるものであります。
② 固定資産
当連結会計年度末の固定資産の残高は5,622百万円となり、前連結会計年度末の8,679百万円から3,056百万円減少いたしました。その主な要因は、新規出店等に伴い有形固定資産が337百万円増加したものの、投資有価証券が3,514百万円減少したことによるものであります。
③ 流動負債
当連結会計年度末の流動負債の残高は3,259百万円となり、前連結会計年度末の2,960百万円から299百万円増加いたしました。その主な要因は、未払法人税等が72百万円、その他が122百万円増加したことによるものであります。
④ 固定負債
当連結会計年度末の固定負債の残高は966百万円となり、前連結会計年度末の963百万円から3百万円増加いたしました。その主な要因は、新規出店等に伴い資産除去債務が34百万円増加したものの、受入保証金が15百万円、その他が15百万円減少したことによるものであります。
⑤ 純資産
当連結会計年度末の純資産の残高は14,449百万円となり、前連結会計年度末の12,727百万円から1,721百万円増加いたしました。その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益及び配当金の支払により、利益剰余金が1,671百万円増加したことによるものであります。
(3)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における売上高は23,286百万円(前年同期比11.2%増)となり、前連結会計年度の20,942百万円に対し2,343百万円増加いたしました。
事業部門別売上高につきましては、以下のとおりであります。
かつや直営飲食事業部門の売上高は前連結会計年度から517百万円増加し、10,884百万円(前年同期比5.0%増)となりました。これは主に前連結会計年度と比較し店舗数が8店舗増加したためであります。
FC事業部門の売上高は前連結会計年度から841百万円増加し、9,394百万円(前年同期比9.8%増)となりました。これは主に前連結会計年度と比較し店舗数が23店舗増加したことにより食材等売上高及びロイヤルティ収入が増加したためであります。
その他飲食事業部門の売上高は前連結会計年度から739百万円増加し、2,298百万円(前年同期比47.4%増)となりました。これは主に前連結会計年度と比較し「からやま」の店舗数が4店舗増加したためであります。
その他の事業の売上高は前連結会計年度から245百万円増加し、708百万円(前年同期比52.9%増)となりました。これは主に食肉加工事業の当社グループ外への売上等が増加したためであります。
② 売上原価
当連結会計年度における売上原価は10,948百万円(前年同期比11.0%増)となりました。これは主に店舗数の増加に伴い原材料仕入高が増加したことによるものであります。
③ 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は8,987百万円(前年同期比10.1%増)となりました。これは主に店舗数の増加に伴い給与手当、販売促進費、賃借料等が増加したことによるものであります。
④ 経常利益
経常利益は前年同期に比べ468百万円増加し、3,453百万円(前年同期比15.7%増)となりました。これは主に、人件費率の上昇はあったものの、売上原価率の減少、売上増及び賃借料や減価償却費等の固定費率が低下したことに加え、受取利息や協賛金収入の増加など、営業外収益が49百万円増加したことによるものであります。なお、経常利益率は14.8%となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期に比べ276百万円増加し、2,069百万円(前年同期比15.4%増)となりました。これは主に特別損失として212百万円を計上したものの、経常利益が増加したことによるものであります。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、天候不順や口蹄疫、鳥インフルエンザ、BSE等の疾病の問題で食材の安定確保ができなくなること、他社との競合等により店舗開発が進まず、「かつや」及び「かつや」以外の店舗を計画どおりに出店できなくなること、また人材の確保が計画どおりに進まないことなどであります。これらについては、食材の調達先を複数化することや店舗開発スタッフの強化、出店地域の拡大、採用の多様化などの施策を実行し、影響を最小限に抑える努力をしてまいります。
(5)戦略的現状と見通し
当社グループの戦略的現状と見通しにつきましては、「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりであります。

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較し3,622百万円増加し、8,432百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較し477百万円増加の2,696百万円(前年同期比21.5%増)となりました。これは主に、前連結会計年度に比べ税金等調整前当期純利益3,248百万円に加えて、現金支出を伴わない減価償却費358百万円、仕入債務の増加額58百万円があったものの、法人税等を1,097百万円支払ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較し2,513百万円増加の1,430百万円(前年同期は1,083百万円の支出)となりました。これは主に、前連結会計年度に比べ有形固定資産の取得による支出737百万円、長期貸付けによる支出140百万円があったものの、有価証券の償還による収入2,407百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比較し362百万円増加の501百万円(前年同期比261.3%増)となりました。これは主に、前連結会計年度に比べ配当金の支払額397百万円、その他の支出107百万円によるものであります。
② 資金需要及び財務政策
当社グループの投資資金需要の主なものは、店舗の出店・改装投資及び情報関連投資であります。営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内における投資を原則としておりますが、戦略的な出店等による資金需要に対しては、主として金融機関からの借入金により対応することにしております。
(7)経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループは、主力業態であります「かつや」の客数拡大を重点課題として、様々な施策を実施し、順調に業績を伸ばしてまいりました。今後はさらに飛躍させるべく、店舗におけるQSCAの維持・向上と、「かつや」の既存商品の改善と業態の拡張に注力し、平均月商の引き上げと出店の拡大を図ってまいります。また、新業態の開発にも積極的に取り組み、事業規模の拡大を図ってまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03513] S100A0A3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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