有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQ07
株式会社日神グループホールディングス 業績等の概要 (2017年3月期)
(1) 業績
(当連結会計年度の営業の状況)当連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)におけるわが国経済は、個人消費が伸び悩みましたが、雇用環境の改善などから拡大基調を継続しました。海外経済の拡大に伴い輸出が伸びたことも加わり総じて堅調な成長を遂げました。
首都圏における分譲マンション市場は、2016年は36,450戸となり3年連続で前年を下回り、リーマンショックの影響があった2009年と同水準となりました(不動産調査機関調べ)。
一方建設業界では、引き続き旺盛な需要に支えられ、高水準を維持しました。
このような状況の中で当社グループは、2016年6月に、「マンション分譲事業」「建設事業」「不動産管理事業」「不動産証券化事業」を4本柱とする中期経営計画~NISSHIN NEXT STAGE~をスタートさせ2020年(2020年)3月期に連結売上高1,000億円を目指すこととしました。
当連結会計年度の売上高は4年連続過去最高を更新し、87,671百万円(前年同期比20.8%増)となりました。
売上高の増加に伴い、売上総利益は13,330百万円(前年同期比13.5%増)となりました。販売費及び一般管理費の伸びを抑えた結果、営業利益及び経常利益はそれぞれ6,985百万円(前年同期比34.6%増)、6,820百万円(前年同期比38.2%増)となり、過去最高益を更新しました。親会社株主に帰属する当期純利益は5,813百万円(前年同期比50.4%増)となりました。
なお、報告セグメントにて区分した場合の売上高は以下のとおりです。
① 不動産事業
分譲マンションの販売は、販売戸数715戸と前期を上回り、売上高は37,050百万円(前年同期比35.4%増)となりました。不動産証券化事業関連の土地の売上が増加した結果、売上総利益率は低下しましたが、販売費及び一般管理費の削減に努めた結果、セグメント利益は2,224百万円(前年同期比84.9%増)となりました。
(日神不動産株式会社の営業状況)
下記の金額には、いずれも消費税等は含まれておりません。
ア.分譲戸数の推移
2016年3月期 (2015年4月~2016年3月) | 2017年3月期 (2016年4月~2017年3月) | |||||||
期間(月) | 4~6 | 7~9 | 10~12 | 1~3 | 4~6 | 7~9 | 10~12 | 1~3 |
戸数(戸) | 77 | 107 | 91 | 287 | 103 | 160 | 123 | 329 |
イ.完成在庫の推移
2013年 3月末 | 2014年 3月末 | 2015年 3月末 | 2016年 3月末 | 2017年3月期 (2016年4月~2017年3月) | ||||
6月末 | 9月末 | 12月末 | 3月末 | |||||
パレス テージ(戸) | 298 | 330 | 226 | 266 | 189 | 152 | 100 | 166 |
デュオ テージ(戸) | ― | ― | ― | 54 | 42 | 96 | 81 | 49 |
その他 | ― | ― | ― | 8 | 6 | 9 | 8 | 6 |
合計 | 298 | 330 | 226 | 328 | 237 | 257 | 189 | 221 |
ウ.未完成在庫(事業支出金)
2013年 3月末 | 2014年 3月末 | 2015年 3月末 | 2016年 3月末 | 2017年3月期 (2016年4月~2017年3月) | ||||
6月末 | 9月末 | 12月末 | 3月末 | |||||
事業支出金 (百万円) | 9,726 | 6,962 | 12,889 | 12,446 | 16,211 | 14,930 | 15,471 | 10,600 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれていません。
事業支出金は主に土地代および建築代金の一部です。
2017年3月末に計上している事業支出金にかかる物件の販売計画は、売上高約30,000百万円です。
② 建設事業
多田建設株式会社の建設受注は引き続き、旺盛な建設需要に支えられ高水準を維持しました。その結果、売上高は41,089百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益は3,507百万円(前年同期比16.8%増)となりました。
③ 不動産管理事業
2016年4月1日付で、日神管理株式会社を存続会社とし、日神住宅サポート株式会社を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を日神管財株式会社に変更しております。このため、当連結会計年度より日神管財株式会社を対象としております。
不動産管理事業は、マンションの共用部分の管理、ビル管理、賃貸物件の管理受託、これら管理業務に伴うリフォームや大規模修繕等の工事及び賃貸物件の販売を行っております。賃貸物件の開発及び販売が増加した結果、売上高は11,829百万円(前年同期比23.8%増)、セグメント利益は1,270百万円(前年同期比16.9%増)となりました。
④ ゴルフ場事業
米国のゴルフ場2社は、前期に引き続きゴルフ場資産の全てをゴルフ場運営会社に一括してリースしていることから、ゴルフ場事業から除外しており、株式会社平川カントリークラブのみを対象としています。売上高は668百万円(前年同期比7.4%減)、セグメント損失は3百万円(前年同期9百万円の損失)となりました。
なお、営業外収益として名義書換料収入を計上しており、経常損益は黒字となっています。
⑤ その他
引き続き、米国のゴルフ場2社はゴルフ場資産を全て一括して賃貸しています。日神ファイナンス株式会社は縮小均衡を図っていることから、売上高は54百万円(前年同期比37.8%減)、セグメント損失は40百万円(前年同期36百万円の損失)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べて4,125百万円増加して21,325百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は11,014百万円(前年同期は3,609百万円の使用)となり、これは主に、たな卸資産の増加が減少に転じたことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,785百万円(前年同期は2,261百万円の使用)となり、これは主に投資有価証券の取得による支出が前期に比べて増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は4,103百万円(前年同期5,424百万円の増加)となり、これは主に借入金の返済による支出が前期に比べて大幅に増加したことによるものです。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03984] S100AQ07)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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