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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009ZPV

有価証券報告書抜粋 株式会社ASIAN STAR 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、極めて緩和的な金融環境や政府の大型経済対策による財政支出などを背景に、企業や家計において所得から支出への前向きな循環メカニズムが持続するもとで、景気の先行きは緩やかな回復基調を辿るものと考えられます。一方で、新政権のもとで揺らぐ米国経済や新興国の一部に残る虚弱さにより金融市場は世界的に不安定な動きとなっており、日本経済が影響を受けるリスクは少なくなく、依然として先行きには注意が必要な状況にあると思われます。
当社グループが属する不動産業界におきましては、日本銀行によるマイナス金利の導入や政府による経済政策を背景に住宅需要は底堅く推移しておりますが、事業用地取得競争の激化や建築価格の上昇など、懸念材料の残る経営環境が続いております。
このような事業環境のもと、当社グループは賃貸マンションの家賃管理業務を中心とした不動産管理事業を事業領域の中心に据え、それに関連する不動産仲介事業、不動産賃貸事業のさらなる収益向上を目指してまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,410百万円(前連結会計年度比18.6%増)、営業利益6百万円(前連結会計年度比89.1%減)、経常損失3百万円(前連結会計年度は経常利益54百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益169百万円(前連結会計年度比308.6%増)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

①不動産販売事業
新築戸建て、実需用中古マンション等の引渡しを完了し、売上高は319百万円(前連結会計年度比87.6%増)、営業利益は3百万円(前連結会計年度比81.2%減)となりました。
②不動産管理事業
国内のワンルームマンション管理、中国におけるサービスアパートメント管理の収入が底堅く推移し、売上高は535百万円(前連結会計年度比2.0%増)、営業利益は199百万円(前連結会計年度比7.3%減)となりました。
③不動産賃貸事業
当社所有物件の賃貸稼働率の維持に努め、中国におけるワンルームマンション賃貸事業が本格的な稼働を開始しましたが、中国における先行費用を賄うまでには至らず、売上高は365百万円(前連結会計年度比10.2%増)、営業利益は11百万円(前連結会計年度比70.1%減)となりました。
④不動産仲介事業
積極的な営業活動を行うとともに、収益性の高い案件の仲介に注力したことから、売上高は190百万円(前連結会計年度比17.3%増)、営業利益は63百万円(前連結会計年度比56.4%増)となりました。
⑤その他の事業
売上高はなく、営業損失が0百万円となりました。(前連結会計年度は売上高はなく、営業損失0百万円)

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、営業活動による支出が1,194百万円、投資活動による収入が555百万円及び財務活動による収入が948百万円となり、また現金及び現金同等物に係る換算差額が△31百万円計上されたことから、前連結会計年度末に比べ278百万円増加し、1,250百万円となりました。

①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,194百万円の支出(前連結会計年度は547百万円の支出)となりました。これは主に、たな卸資産の増加1,242百万円によるものであります。

②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、555百万円の収入(前連結会計年度は80百万円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う出資金の売却による収入681百万円によるものであります。

③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、948百万円の収入(前連結会計年度は792百万円の収入)となりました。これは主に、借入による収入720百万円(純額)、新株の発行による収入228百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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