有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AH3O
遠州鉄道株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善し緩やかな回復基調で推移する一方、個人消費改善に遅れがみられました。当地におきましては、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映が始まり、浜松市北区細江町にオープンした大河ドラマ館は、当初の想定を上回るペースで来館者数が推移するなど、盛り上がりをみせております。このような状況の中、当社グループは3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」の2年目の年として、遠鉄ストアやネッツトヨタ浜松の店舗リニューアル、介護施設の新規拠点の開設とともに、人材の確保を積極的に推進するなど、一層の経営基盤の強化に努めてまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、営業収益1,783億6千4百万円(前連結会計年度比3.0%増加)、経常利益37億5千万円(同3.8%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億2千3百万円(同74.8%増加)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの営業収益は、セグメント間取引を含んでおります。
① 運輸事業
運輸事業の営業収益は161億3千1百万円(前連結会計年度比1.2%減少)となり、前連結会計年度に比べ1億9千9百万円の減収となりました。営業利益は5億3千7百万円(同4.6%増加)となり、前連結会計年度に比べ2千3百万円の増益となりました。イ 提出会社の運輸成績表(鉄道事業)
種別 | 単位 | 第105期 (2016年4月1日 ~2017年3月31日) | 対前期増減率(%) | |
営業日数 | 日 | 365 | △0.3 | |
営業キロ | ㎞ | 17.8 | 0.0 | |
客車走行キロ | 千㎞ | 2,511 | 1.3 | |
乗車人員 | 定期 | 千人 | 4,053 | 1.9 |
定期外 | 千人 | 5,832 | △0.2 | |
計 | 千人 | 9,885 | 0.7 | |
運輸収入 | ||||
旅客収入 | 定期 | 千円 | 490,577 | 1.9 |
定期外 | 千円 | 1,103,989 | 0.5 | |
手小荷物 | 千円 | 98 | △2.0 | |
計 | 千円 | 1,594,665 | 0.9 | |
運輸雑収 | 千円 | 82,311 | 4.0 | |
合計 | 千円 | 1,676,976 | 1.1 | |
1日平均収入 | 千円 | 4,594 | 1.4 | |
乗車効率 | % | 21.3 | △1.4 |
(注)乗車効率算出方法 = | 延人キロ(輸送人員 × 平均乗車キロ) | × 100 |
定員キロ(客車走行キロ × 平均定員) |
ロ 提出会社の運輸成績表(一般乗合旅客自動車運送事業)
種別 | 単位 | 第105期 (2016年4月1日 ~2017年3月31日) | 対前期増減率(%) | |
営業日数 | 日 | 365 | △0.3 | |
営業キロ (注) | ㎞ | 1,088.64 | 0.1 | |
走行キロ | 千㎞ | 17,562 | △2.4 | |
乗車人員 | 定期 | 千人 | 8,698 | △2.2 |
定期外 | 千人 | 15,944 | △1.3 | |
計 | 千人 | 24,643 | △1.6 | |
運送収入 | ||||
旅客収入 | 定期 | 千円 | 1,246,612 | 4.4 |
定期外 | 千円 | 4,289,651 | 1.5 | |
手小荷物・郵便物 収入 | 千円 | 714 | 0.0 | |
計 | 千円 | 5,536,979 | 2.1 | |
運送雑収 | 千円 | 161,890 | 0.6 | |
合計 | 千円 | 5,698,869 | 2.1 | |
1日平均収入 | 千円 | 15,613 | 2.4 |
(注) 2006年10月1日の道路運送法改正により自主運行バス路線(合計22.03㎞)が当社の営業路線となっております。
ハ 提出会社の運輸成績表(一般貸切旅客自動車運送事業)
種別 | 単位 | 第105期 (2016年4月1日 ~2017年3月31日) | 対前期増減率(%) |
営業日数 | 日 | 365 | △0.3 |
走行キロ | 千㎞ | 7,408 | △5.4 |
乗車人員 | 千人 | 1,477 | △6.3 |
運送収入 | |||
旅客収入 | 千円 | 3,105,530 | △7.7 |
運送雑収 | 千円 | 134,998 | △12.1 |
合計 | 千円 | 3,240,528 | △7.9 |
1日平均収入 | 千円 | 8,878 | △7.6 |
ニ 運輸事業の業種別営業成績
業種別 | 当連結会計年度 (2016年4月1日~2017年3月31日) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
鉄道事業 | 1,676,976 | 1.1 |
一般乗合旅客自動車運送事業 | 5,698,869 | 2.1 |
一般貸切旅客自動車運送事業 | 3,240,528 | △7.9 |
自動車整備・関連サービス事業 | 655,434 | 2.5 |
一般乗用旅客自動車運送事業 | 4,661,946 | △0.7 |
その他 | 297,014 | △12.3 |
セグメント内消去 | △99,566 | △1.9 |
合計 | 16,131,204 | △1.2 |
② レジャーサービス事業
レジャーサービス事業の営業収益は103億9千5百万円(前連結会計年度比0.5%増加)となり、前連結会計年度に比べ5千4百万円の増収となりました。営業利益は9千2百万円(同70.3%減少)となり、前連結会計年度に比べ2億1千8百万円の減益となりました。営業成績
業種別 | 当連結会計年度 (2016年4月1日~2017年3月31日) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
旅行業 | 2,101,927 | △4.4 |
ホテル・旅館業、遊園地事業 | 15,499,961 | 9.1 |
セグメント内消去 | △7,206,089 | 18.9 |
合計 | 10,395,798 | 0.5 |
③ 商品販売事業
商品販売事業の営業収益は1,261億5千万円(前連結会計年度比1.1%増加)となり、前連結会計年度に比べ13億9千万円の増収となりました。営業利益は5億3千5百万円(同41.2%減少)となり、前連結会計年度に比べ3億7千5百万円の減益となりました。営業成績
業種別 | 当連結会計年度 (2016年4月1日~2017年3月31日) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
百貨店業 | 34,723,048 | △3.1 |
食品スーパー業 | 56,950,355 | 1.0 |
自動車販売業 | 26,143,670 | 7.5 |
石油製品販売業 | 8,921,241 | 0.2 |
サービスエリア物品販売業 | 1,295,106 | △1.3 |
アクアクララ事業 | 134,377 | 26.4 |
セグメント内消去 | △2,017,180 | △3.3 |
合計 | 126,150,620 | 1.1 |
④ 不動産事業
不動産事業の営業収益は172億3千9百万円(前連結会計年度比16.0%増加)となり、前連結会計年度に比べ23億8千1百万円の増収となりました。営業利益は9億3千6百万円(同167.0%増加)となり、前連結会計年度に比べ5億8千5百万円の増益となりました。営業成績
業種別 | 当連結会計年度 (2016年4月1日~2017年3月31日) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
不動産業 | 11,366,094 | 9.2 |
建設工事業 | 5,986,111 | 21.4 |
セグメント内消去 | △112,716 | △76.6 |
合計 | 17,239,489 | 16.0 |
⑤ 保険事業
保険事業の営業収益は23億2千6百万円(前連結会計年度比0.9%増加)となり、前連結会計年度に比べ2千万円の増収となりました。営業利益は7億7千6百万円(同5.1%減少)となり、前連結会計年度に比べ4千1百万円の減益となりました。営業成績
業種別 | 当連結会計年度 (2016年4月1日~2017年3月31日) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
保険代理業 | 2,326,154 | 0.9 |
セグメント内消去 | ― | ― |
合計 | 2,326,154 | 0.9 |
⑥ その他
その他の営業収益は134億5千8百万円(前連結会計年度比10.3%増加)となり、前連結会計年度に比べ12億5千4百万円の増収となりました。営業利益は5億6百万円(同26.8%増加)となり、前連結会計年度に比べ1億7百万円の増益となりました。営業成績
業種別 | 当連結会計年度 (2016年4月1日~2017年3月31日) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
食品検査事業 | 143,023 | 3.0 |
介護事業 | 2,209,412 | 32.8 |
自動車運転教習業 | 3,077,707 | 11.0 |
健康スポーツ業 | 686,352 | 4.4 |
業務請負業、ビル管理業 | 3,495,672 | 2.7 |
情報サービス業 | 4,062,481 | 0.5 |
セグメント内消去 | △216,152 | △54.4 |
合計 | 13,458,496 | 10.3 |
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下資金という。)は、前連結会計年度末に比べ13億9千4百万円減少し、当連結会計年度末には37億8千6百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は114億6千3百万円(前連結会計年度比30.2%増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益26億2千万円と減価償却費71億2千5百万円及び減損損失9億2千万円等により生じた資金によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は103億5千7百万円(同2.6%減少)となりました。これは主に、食品スーパー店舗の取得など有形固定資産の取得に101億6千4百万円支出したことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は25億円(前連結会計年度は23億8千5百万円の獲得)となりました。これは主に、短期及び長期借入れによる収入が、短期及び長期借入金の返済による支出を15億7千万円下回ったこと等によるものであります。- 有価証券報告書 抜粋メニュー
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