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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009WAU

有価証券報告書抜粋 B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期(2016年1月~12月)における我が国経済は、政府による経済施策や日銀による金融緩和策により企業業績や雇用情勢に改善傾向が見られましたが、中国経済の急激な景気減速に伴う原油安や、見送りされた2017年4月の消費税増税に対する不安感、英国のEU離脱による世界同時株安、急激な円高、米国大統領選挙の結果など景気の先行きに不透明感が見られる状況となっております。外食業界では、個人消費の伸び悩みや中食の増加など業態を超えた競争が激化しております。
このような環境の下、当社ではサーティワンアイスクリームの永遠の経営モットーである“We make people happy.”「アイスクリームを通じて、皆様に幸せをお届けします。」をスローガンに、全てのお客様に高品質で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しいこと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、日本で最も愛され親しまれるチェーンとなることを目指すとともに、企業の継続的成長の維持と、企業価値の増大に努めてまいりました。
当期のマーケティング戦略のテーマは「Back to Basics(原点回帰)」といたしました。サーティワン・ブランドが最も勢いに乗っていた2000年代の原点にもう一度立ち戻り、フレーバーやキャンペーン、ターゲットなどを見直し、更に進化させてまいりました。その施策としては、最盛期の6月から8月にかけて大型のバリュー・プロモーションを実施すると同時に、コミュニケーション・ターゲットを情報発信力の強い女子中高生に戻し、TVCMやSNSのメディアを活用し、しっかりと告知して確実に売上を向上させてまいりました。
また、当期は特にフレーバーにフォーカスし、1月のフレーバー・オブ・ザ・マンスとして新登場の3種類のバニラが1度に味わえる“バニ バニ バニラ”、3月に24年ぶり復活の新“さくら”、ゴールデンウィークには人気No.1の“ポッピングシャワー”のポップロックキャンディを2倍に増量した“ポッピングシャワー☆パチキャンMAX ”、部屋を暗くしてブラックライトを当てると怪しく光るハロウィン・フレーバー“ネオンモンスター”など、新鮮な驚きと美味しさが話題となりました。
営業面では、1月はアイスクリームの詰め合せ商品であるバラエティパック、ギフトボックスをお買い上げのお客様に、‘スヌーピー’ハッピープレートをプレゼントするニューイヤープロモーション(1月1日~1月11日)を実施し、フレーバーのバラエティさ・楽しさを訴え、高単価商品の拡販とヘビーユーザーの再来店を促進いたしました。また、ハッピードールには、当期の干支に因んだお正月限定の“さる”(12月26日~1月11日)を登場させ、イートイン商品強化による新規顧客の獲得を図りました。
そして冬の第2弾、心温まるプロモーション「スウィートハートウォーミング」(1月15日~3月14日)を実施し幅広い顧客層の購買意欲を高めました。この期間、新フレーバーの“ストロベリーガナッシュ”に加え“チョコレートムースロイヤル”“キャラメルフロマージュ”など、この季節にぴったりの甘くてとろけるような5種類を取り揃えるとともに、期間限定で初の温かい商品“ホット サーティワン ドルチェ”として“フォンダンショコラ”と“メープルストロベリーパンケーキ” の2種類を発売し、新しいアイスクリームの食べ方を提案いたしました。さらに、テイクアウト商品としてバラエティパックやハンドパックも訴求いたしました。
また、苺の美味しさをたっぷり味わえる“フレッシュストロベリーサンデー”(12月26日~3月14日)を販売し、アイスクリーム専門店ならではのシーズンサンデーを提供しブランドの差別化を図りました。
これと並行して実施した「ひなまつりセール」(2月15日~3月3日)では、オケージョン商戦の売上を確保するため期間限定商品“ひなだんかざり”を販売いたしました。さらに、ひなまつり当日は、ピンク色を身に着けて来店され、コーン・カップ商品を購入されたお客様全員にポップスクープ1個プレゼントする「ピンクデー」を実施いたしました。
3月15日からは、6年目を迎える「ワンダフルイースター」フェア(3月15日~4月20日)を実施いたしました。この期間はイースターらしいタマゴをモチーフにした“イースターハッピードール”に“イースターダブルサンデー”、持帰り商品として“イースターバラエティBOX”、イースターに因んだフレーバーとして“スプリングバスケット”、“ヨーグピーチファン”の2種類を販売いたしました。また、300円お買上げごとにスクラッチカードを1枚進呈し、当たりがでたらレジャーシートやランチマット、ゆらゆらふせんをプレゼントして、店内を盛り上げました。
ゴールデンウィーク期間中(4月22日~5月8日)は恒例のキャンペーン「ダブルコーン・ダブルカップ31%OFF」を実施し、同時に新発売した“ポッピングシャワー☆パチキャンMAX”とともにTVCMで告知して、ヘビーユーザーや新しい顧客へ周知し来店促進を図りました。
また、5月9日のアイスクリームの日(日本アイスクリーム協会制定)には、日頃のご愛顧に応えると共にアイスクリームのトップシーズンに向けサーティワンの美味しさと楽しさを喚起し来店を促進するため、レギュラーシングルコーンを100円で提供する「お客様感謝デー」を初めて実施いたしました。さらに、3種類のフレーバーが楽しめるトリプルポップをお買上のお客様全員に、女子中高生に人気のオリジナル・マスキングテープをプレゼント(5月10日~5月29日)いたしました。
最盛期の6月からは大好評の「チャレンジ・ザ・トリプル」(6月1日~7月20日)を実施し、TVCMや会員サイト「31cLub」、LINE、Facebook、Twitter などのSNSも活用して告知を強化するとともに、スマホ上で体験できるオリジナルのゲームアプリ「アイスクリームけん玉」を開発し、ゲームをクリアしたユーザーの中から抽選で310名様にレギュラーシングルコーン無料券31枚セットをプレゼントしてキャンペーン拡散の最大化を図りました。
「チャレンジ・ザ・トリプル」に続き、3年振りに復活した「真夏の雪だるま大作戦!」(7月21日~8月30日)を実施し、TVCMやSNSを使った広告を実施しました。キャンペーン商品お買上げのお客様に、顔などを書き入れお楽しみいただけるよう、お絵かきチョコソースをプレゼントし店頭を賑わせ、SNSでも話題になりました。
9月には昨年好評でした「‘ TSUM TSUM’トリプルポップ第二弾」(9月1日~9月21日)を実施し、人気のディズニー・キャラクターを使った限定カップ3種類のトリプルポップとともに、オリジナルの保冷バッグセットも販売しました。9月22日から25日の4日間は、恒例のキャンペーン「ダブルコーン・ダブルカップ31%OFF」を実施し、集客を図りました。
10月には恒例の「クレイジーハロウィン」キャンペーン(9月26日~10月31日)を実施し、ハロウィン・フレーバーやサンデー、ハッピードール、ハロウィンバラエティパックなどの期間限定メニューを取り揃え、店内をハロウィン一色に装飾して、オケージョンの売上確保を図りました。
クリスマス・セールは11月1日から12月25日まで実施いたしました。クリスマスアイスクリームケーキは7種類を発売し、11月中に予約・購入したお客様に特典として商品と引き換えることができる310円チケットをプレゼントするプロモーション(11月1日~30日)を実施いたしました。更に“トリプルポップ”または“ホット 31 ドルチェ”をお買上げのお客様にLINEスタンプをプレゼントするプロモーションも同時に実施し、クリスマス期間中の来店促進と売上増を図りました。
戦略商品のアイスクリームケーキでは、人気の“パレット4”を4月22日にリニューアルし、6月に2品、7月に2品、8月に2品と計6種類のアイスクリームケーキを新登場させて、より魅力的なラインナップといたしました。
新しい店舗は当期38店開設し、当期末の店舗数は1,179店舗となりました。改装は当期54店実施し、店舗イメージ刷新を図っております。
また7月からコラボレーション商品として販売を開始したデイリー・ヤマザキ向けポーションカップの出荷好調、11月には予定になかったソフトバンクの携帯電話サービス開始からの10周年記念イベント「SUPER! FRIDAY」に協賛し、毎週金曜日にソフトバンクユーザーへアイスクリームを提供したことにより、下半期の売上が向上し、増収効果がありました。
以上の結果、売上高は、197億6百万円(前期比6.2%増)と前期を上回る結果となりました。
売上原価は、売上の増加に伴うものとプロダクトミックスの違いによる原材料費の増加等により、100億68百万円(前期比6.6%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、91億51百万円(前期比0.1%増)となりました。これは主に、マーケティング・プランの違いによる広告宣伝費が減少(1億5百万円)しましたが、人員増及び定期昇給等に伴い人件費が増加(1億34百万円)したことによるものであります。その結果、営業利益は4億86百万円(前期は営業損失25百万円)、経常利益は5億57百万円(前期は経常利益3百万円)、当期純利益は1億75百万円(前期は当期純損失1億26百万円)となりました。
なお、当社はアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。


(2) キャッシュ・フローの状況

当期末における現金及び現金同等物は、前期末に比べ3億74百万円増加し18億45百万円(前期比25.5%増)となりました。
営業活動から得られた資金は25億42百万円(前期は4億80百万円の獲得)となりました。
投資活動に使用した資金は12億62百万円(前期は25億21百万円の使用)となりました。
財務活動に使用した資金は9億4百万円(前期は15億29百万円の獲得)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00474] S1009WAU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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