御調観光開発株式会社 業績等の概要 (2017年8月期)

当社には子会社がなくゴルフ場経営以外行っておりませんのでセグメントごとの記載はしておりません。

(1)業績
当事業年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調で推移しましたが、消費者の根強い節約志向が続いております。また、米国の政策動向や欧州の政治情勢、アジアにおける地政学的リスクの高まりなど依然として先行き不透明な状況で推移しております。
このような状況の中で、ゴルフ業界はゴルフ人口の減少により需要のバランスが変動しております。当クラブにおきましては、お客様に満足して頂けるゴルフ場であることを第一の目標として努力して参りました。当期の前半は雨と雪の日が多く入場者が減少しましたが、後半は比較的天候に恵まれ、また営業努力も重ねて参りました。
その結果、入場者数につきましては31,590人(前年同期比510人減)となり、売上高は246,580千円(前年同期比18,016千円減)となりました。
営業利益は6,294千円(前年同期比6,751千円減)、経常利益は13,139千円(前年同期比4,622千円減)、当期純利益は8,155千円(前年同期比3,933千円減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの増加は37,457千円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローの増加は、77,407千円、財務活動によるキャッシュフローの増加は70,000千円となり、前事業年度末に比べ30,050千円増加し、87,724千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、37,457千円(前年同期43,654千円)となりました。税引前当期純利益13,139千円(前年同期16,884千円)を計上いたしました。また、減価償却費につきましては35,133千円(前年同期37,416千円)を計上しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、77,407千円(前年同期64,415千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出77,300千円、定期預金の預入による支出106千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、70,000千円(前年同期は該当ありません)となりました。これは、短期借入金の純増加額70,000千円があったことによるものです。