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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AAYW

有価証券報告書抜粋 株式会社東天紅 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社に関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成には、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性及び金額の妥当性に留意した上で会計上の見積りを行っております。
実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社が採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」1「財務諸表等」(1)「財務諸表」「注記事項」重要な会計方針をご参照下さい。

(2) 経営成績の分析

① 売上高及び営業利益
売上高は前年同期比4億9,698万円増の67億1,484万円となりました。これは主に、中食需要の高まりにより外食のみならず他業種との競合が激化するなど、依然として厳しい経営環境が続いている状況のもと、当社は、会社構造改革を推進し、黒字化を目指した成果主義セールス活動の徹底や、婚礼のさらなる強化など売上の拡大に注力したことなどによるものであります。
売上原価は前年同期比1億2,062万円増の30億5,053万円となりました。これは主に売上高の増加によるものであります。
販売費及び一般管理費は前年同期比1億9,931万円減の38億1,928万円となりました。これは主に、婚礼関連販促費の先行負担により広告宣伝費が増加したものの、有形固定資産の減価償却方法の変更に伴い、減価償却費が減少したことなどによるものであります。
上記の結果、営業損失は1億5,497万円(前年同期は営業損失7億3,064万円)となりました。

② 営業外損益及び経常利益
営業外収益は前年同期比4,552万円減の1,318万円となり、営業外費用は前年同期比182万円減の2,279万円となりました。
上記の結果、経常損失は1億6,457万円(前年同期は経常損失6億9,654万円)となりました。

③ 特別損益、法人税等及び当期純利益
特別利益は1億5,619万円となりました。これは上野広小路ビルの土地及び建物の売却益によるものであります。
特別損失は前年同期比1億7,143万円増の2億3,485万円となりました。これは減損損失1億9,170万円の計上、店舗閉店に伴う閉鎖損失を4,061万円計上したことなどによるものであります。
法人税等調整額は、上野広小路ビルの土地売却による繰延税金負債1億8,171万円並びに、買換資産圧縮積立金に係る繰延税金負債2億2,867万円を取り崩したことによるものであります。
以上の結果、当期純利益は393万円(前年同期は当期純損失6億9,902万円)となりました。

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について

経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、第2「事業の状況」4「事業等のリスク」をご参照下さい。


(4) 財政状態の分析

① 資産
流動資産は現金及び預金が当期純利益の計上、所有資産の売却及び有価証券の償還、並びに借入金の返済などにより11億7,507万円増加したこと等により、前事業年度末比6億5,760万円増の24億265万円となりました。
固定資産は主に有形固定資産がKITTE名古屋店の出店及びCHIBA SKY WINDOWS東天紅の改装による取得等で2億3,238万円を計上したものの、土地10億7,810万円の売却、当期償却により4億1,871万円減少したこと並びに減損損失1億9,170万円の計上などにより、前事業年度末比14億3,718万円減の105億5,728万円となりました。
上記の結果、当事業年度末の総資産は前事業年度末比7億7,958万円減の129億5,994万円となりました。

② 負債
負債につきましては、未払法人税等が課税所得の計上により2億300万円増加したものの、借入金が返済により4億6,200万円減少、繰延税金負債が買替資産圧縮積立金の取り崩しにより2億2,078万円減少、再評価に係る繰延税金負債が土地の売却等により1億8,892万円減少したことなどにより、前事業年度末比8億1,069万円減の26億7,808万円となりました。

③ 純資産
純資産につきましては、当期純利益393万円の計上などにより、前事業年度末比3,110万円増の102億8,185万円となりました。
上記の結果、当事業年度末の負債・純資産合計は前事業年度末比7億7,958万円減の129億5,994万円となりました。

(5) 経営戦略の現状と見通し

当社は、複雑で高度化した社会のニーズに対応し、お客様にご満足頂くため、カスタマーズ・ヴァリューのある商品を創造・提供できる体制づくりを目指しております。その実現のために、ホスピタリティ精神にあふれる人材の育成、時代の要請に応える商品、業態や店舗の開発、管理部門の高度情報化に力を注いでまいります。
今後とも「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを目指して、お客様一人ひとりのご要望にお応えするために、企業価値を高めながら社会と共に発展してまいりたいと考えております。

(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

キャッシュ・フローの状況につきましては、第2「事業の状況」1「業績等の概要」(2)キャッシュ・フローの状況をご参照下さい。
なお、当社のキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。

2015年2月期2016年2月期2017年2月期
自己資本比率(%)71.574.679.3
時価ベースの自己資本比率(%)33.623.934.7
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)5.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)9.5

自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
また、利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
2015年2月期及び2016年2月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・ガバレッジ・レシオは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。

(7) 経営者の問題認識と今後の方針について

当社は「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを企業使命とし、多目的な会食空間をお客様にご利用頂くために、食事の豊かさと楽しさを提供するホスピタリティの充実に努めると共に、企業価値の増大を目指してまいります。
特に、企業価値の増大を重要な経営課題と位置づけ、その目的を達成するために、お料理とサービスのより一層の充実に努めると共に、一方では全社的な業務の見直しを継続的に行い効率化を推進するなど、経営資源の有効かつ適切な投入を行ってまいります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04784] S100AAYW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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