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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AAUD

有価証券報告書抜粋 株式会社東京個別指導学院 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、政府及び日銀による継続的な経済対策及び金融政策等の実施を背景に、緩やかな景気回復基調が続いております。消費者物価は横ばいで推移し、個人消費は総じて持ち直しの動きが続いているものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響など我が国の景気を下押しするリスクには一層の留意が必要となっております。
このような状況下、当社は、当期で2年目を迎える中期経営計画「Dynamic Challenge 2017」において「持続的な成長による社会的企業価値の向上」を目指し、3つの成長戦略「教育力の強化」「都市部ドミナント戦略×サービスポートフォリオ拡充」「ベネッセグループ連携による付加価値向上」を推進しております。中でも「教育力の強化」は当社経営の根幹を成す最も重要な戦略と位置付けております。当社の事業成長の源泉は「人の活力」であり、従業員ロイヤルティの向上が高品質・高付加価値な教育サービスの提供を可能にすると捉え、継続的な従業員育成に注力しております。その成果として当事業年度も顧客満足度に関する外部評価において高校受験や大学受験の指標で第1位を受賞するなど、従業員育成を起点とした顧客満足・ロイヤルティ向上が着実に好循環を創出しています。
このような取り組みを背景に、クロスメディアによる広告宣伝活動強化やコールセンターの生産性向上などマーケティング改革の奏功が相俟って、対前期で問合せ数、新規入会者数ともに増加し、在籍生徒数は12月には31,901名と過去最高を更新しております。特に、前述の「教育力の強化」を背景とする大学受験指導に対する外部からの評価の高さもその要因として、高校生の在籍生徒数が大幅に増加しております。
また、在籍生徒数増加に対応する講師数確保につきましては、地域拠点に設置した講師採用センターにおいて、拠点毎に取りまとめた採用活動を行うことで効率的に優秀な講師を採用し、その育成に注力して参りました。
当事業年度におきましては、3月に戸越教室(東京都品川区)、祖師ヶ谷大蔵教室(東京都世田谷区)、天神教室(福岡県福岡市中央区)、5月に東中野教室(東京都中野区)、6月に西国分寺教室(東京都国分寺市)の合計5教室を新規開校いたしました。また、既存教室においても、在籍生徒数増加に対応するための移転や増床、増席を積極的に実施いたしました。加えて、既存の個別指導教室に併設する形でのBenesse 文章表現教室の新規開校を加速化させています。3月には、自由が丘教室(東京都目黒区)、広尾教室(東京都港区)、仙川教室(東京都調布市)、戸塚教室(神奈川県横浜市戸塚区)、9月には大井町教室(東京都品川区)、麻布十番教室(東京都港区)、川崎教室(神奈川県川崎市川崎区)、成城コルティ教室(東京都世田谷区)の計8教室を新規開校いたしました。既存の個別指導教室においてサービスポートフォリオ拡充を進め、個別指導サービスとの双方向での幅広い需要喚起及び顧客接点の拡大を図っております。
以上の結果、授業料売上高、講習会売上高の増収、並びにBenesse サイエンス教室、Benesse 文章表現教室、CCDnet(インターネットを介した個別指導)等、その他事業も概ね堅調に推移したことから、売上高は17,909百万円(前期比4.8%増)となりました。一方、在籍生徒数が過去最高を更新し続けている状況、さらには今後の安定的な成長を見据えた教室移転・リニューアル等の教室キャパシティの向上、及び優秀な講師の採用・育成等、積極的な投資の実行によりコストが一時的に増加したものの、在籍生徒数が堅調に推移し、増収による増益が貢献した結果、営業利益は2,305百万円(前期比4.0%増)、経常利益は2,308百万円(前期比3.8%増)、当期純利益は1,438百万円(前期比4.0%増)と、5期連続で増収増益を達成いたしました。

「『やればできるという自信』『チャレンジする喜び』『夢を持つ事の大切さ』我々は、この3つの教育理念を世界に広める事業を通じ、1人ひとりの大切な人生を輝かせる事に全力を尽くす。」との社是に基づいて今後も持続的な企業価値の向上を実現して参ります。
今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。



(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ3,808百万円増加し、7,207百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの原因は次のとおりであります。

〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,490百万円の収入(前事業年度は1,644百万円の収入)となりました。
これは、主に、法人税等の支払い等があったものの、税引前当期純利益による収入があったことによるものであります。

〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,675百万円の収入(前事業年度は513百万円の支出)となりました。
これは、主に、新規開校13教室(個別指導塾5教室、サイエンス文章表現(個別指導教室との併設)8教室)、既存教室のリニューアル及び教室移転等に係る設備改善工事による支出があったものの、定期預金満期により収入増となっております。

〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,357百万円の支出(前事業年度は868百万円の支出)となりました。
これは、配当金の支払いを行ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05067] S100AAUD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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