シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AHNY

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイドーリミテッド 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績向上や雇用情勢の改善の動き等緩やかな回復が見られました。しかしながら、中国をはじめとする新興国経済の減速懸念に加え、英国の国民投票におけるEU離脱の選択や米国の新政権発足の影響による世界経済の下振れへの警戒感等もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
衣料品業界につきましては、全体の消費マインドの改善は見られず、高額品を中心としたインバウンド需要に減速感が見られる等、厳しい状況下にあります。
このような経営環境が続くなか、当社グル-プは「お客様第一」「品質本位」の基本理念を基に経営の効率化に取り組んでまいりました。
衣料事業につきましては、中国工場の一部の操業停止等の事業構造改善を実施し、製造体制の再構築を進めてまいりました。販売部門におきましては、不採算店舗の撤退により効率化を進め、Eコマース等の販売経路拡充等をはかってまいりました。また、イタリアでファッションウェア及びスポーツウェア向け生地の製造販売事業を展開している会社の株式を取得し、今後の成長に向けた体制の構築を進めてまいりました。
不動産賃貸事業につきましては、小田原の商業施設「ダイナシティ」において、百貨店と専門店で構成するWEST館のリニューアルを実施し、地域に密着したSCとして収益力の向上にむけた投資を行いました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は21,408百万円(前期比10.1%減)、営業損失は1,337百万円(前期は営業損失918百万円)、経常損失は1,448百万円(前期は経常損失549百万円)、投資有価証券売却益と固定資産売却益の特別利益1,827百万円及び連結子会社の経営合理化に伴う事業構造改善費用や減損損失などの特別損失1,024百万円を計上いたしました結果、親会社株主に帰属する当期純損失は1,521百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益91百万円)となりました。

セグメントの業績は次の通りであります。

衣料事業
OEM(取引先ブランド製造卸)の受注・販売は、自社工場の一部の操業を停止した影響もあり、売上高は前年同期比で減少いたしました。
株式会社ニューヨーカーを中心とする小売販売は、効率化のために不採算店舗を閉店したこと等により、売上高は前年同期比で減少いたしました。オーダースーツの受注販売は、ウィメンズ商品の販路拡大を進めたこと等により、売上高は前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、売上高は17,445百万円(前期比11.1%減)、セグメント損失(営業損失)は1,083百万円(前期は営業損失1,373百万円)となりました。

不動産賃貸事業
小田原の商業施設「ダイナシティ」WEST館のリニューアルを実施したことにより、工事期間中の賃料売上が減少し、売上高は前年同期比で減少となりました。
以上の結果、売上高は4,159百万円(前期比5.4%減)、セグメント利益(営業利益)は673百万円(前期比43.6%減)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ119百万円増加し4,502百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に使用したキャッシュ・フローは770百万円となり、前連結会計年度に比べ787百万円支出が増加いたしました。その主な内容は、事業構造改善費用の支払額が613百万円増加したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュ・フローは1,482百万円となり、前連結会計年度に比べ1,886百万円支出が増加いたしました。その主な内容は、関係会社株式の取得による支出が2,081百万円増加したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって得られたキャッシュ・フローは2,571百万円となり、前連結会計年度に比べ3,156百万円収入が増加いたしました。その主な内容は、短期借入金の純増減額が2,105百万円増加、長期借入金の返済による支出が1,400百万円減少したこと等によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00550] S100AHNY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。