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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AAMA

有価証券報告書抜粋 株式会社ZWEI 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

わが国では、厚生労働省の人口動態統計の2016年推計によると、出生数が死亡数を下回る自然減が10年連続となっており、人口減少が深刻な社会問題となっております。また、婚姻件数も前年より約1万4千組減少するなど依然として低い水準が続いており、未婚化、晩婚化は人口減少に大きく影響していると考えられます。
このような状況の中、少子化問題解決のために出会いの場の創出は不可欠であり、「幸せな出会いを創造することを経営理念としている当社におきましても、顧客満足度の更なる向上を実現するとともに、1組でも多くの成婚者を創出するべく事業に取り組んでまいりました。

当事業年度における各事業の主な取り組みは次のとおりであります。

(ツヴァイ事業)
ツヴァイ事業におきましては、会員数の増加に向けて、来店予約率、営業力、会員サポートの強化に取り組んでまいりました。
来店予約率につきましては、沖縄県沖縄市の「ご来店受付センター」に電話アポイント業務を集中させ、来店予約業務の効率化を行いました。
営業力につきましては、外部研修機関の協力のもと、現場力を強化する研修を継続して実施するとともに、10月より、入会時の婚活準備から出会い、成婚までのプログラムを一体化した新商品「パーソナルサポートプラン」の販売を開始し、新規入会者の獲得に取り組みました。
会員サポートにおきましては、7月より、新規入会者に対して「3ヶ月フォロープログラム」を導入実施し、早期退会抑制に取り組みました。また、9月には、会員さま向けポータルサイトを刷新し、会員活動の活性化と利便性向上に取り組みました。
これらの取り組みを実施してまいりましたが、一部店舗においてはマリッジコンサルタントの欠員補充等の遅れにより店舗体制が不十分となったことや「ご来店受付センター」のアポインターのスキルアップに時間がかかるなどスムーズな移行ができなかったことなども起因し、当事業年度における成果は限定的なものとなり、全体としては来店予約率、入会契約率ともに前年を下回る結果となりました。

また、10月の新商品販売により入会時単価は73.2千円(前年68.8千円)と向上しましたが、首都圏を中心に競争が激化する中、当社サービスの優位性を差別化の武器として効果的にアピールすることが出来ず、新規入会者数は計画を下回りました。退会者数においてもフォロープログラムによる抑制効果はあったものの、依然、新規入会者数を上回る推移となり、会員数は期首より6%減となりました。これにより月会費収入が減少したことで売上高は前年比96.7%となりました。

(ライフデザイン事業)
ライフデザイン事業につきましては、地方創生を婚活支援と地域活性化で取り組む「ミライカレッジプロジェクト」の受託や、地酒をテーマとした地域活性化イベント「KURATOMO」等を実施してまいりました。
当年の受託件数は25件(前年13件)と前年から伸長したことで、売上高は前年比168.5%となりました。

(パーティ・イベント事業)
パーティ・イベント事業につきましては、少人数の出会いパーティの参加人数がツヴァイ会員の減少等により前年を下回りました。その不足を補うべく法人団体等からのパーティ・セミナーの企画・運営の受注に重点的に取り組んでまいりましたが、売上高は前年比78.3%となりました。


(ウエディング事業)
ウエディング事業につきましては、「定額マリッジ」の少人数プラン等の新商品開発や提携会場の新規開拓を実施しながら、成婚者や法人団体へのアプローチを強化し、式場やジュエリー販売への送客増加に取り組みました。
これらの取り組みにより、売上高は前年比129.0%となりました。

以上、さまざまな取り組みを実施してまいりましたが、会員数の増加や売上高への反映には時間がかかっており、売上高は37億63百万円(前年比96.7%)となりました。
経費につきましては、ご来店受付センター費用やマリッジコンサルタントの雇用拡大に伴うコスト増などにより、売上原価は17億69百万円(前年比105.5%)と増加となりました。会報誌のWEB化による印刷費、通信費の削減などに取り組み、販売費および一般管理費は19億43百万円(前年比94.0%)と削減をしたものの、売上高の前年からの落込みを補うには至りませんでした。
これにより、営業利益50百万円(前年比34.3%)、経常利益83百万円(前年比46.6%)、当期純利益36百万円(前年比38.7%)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1億95百万円減少し、12億95百万円となりました。当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、2億29百万円となりました。増加の主な内訳は、税引前当期純利益76百万円、減価償却費2億6百万円、前受金保全のための金銭の信託の減少額31百万円等であります。減少の主な内訳は、法人税等の支払額89百万円です。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、2億94百万円となりました。減少の主な内訳は、会員ポータルサイトのリニューアル等に伴う無形固定資産の取得による支出3億44百万円です。増加の主な内訳は、役員退任に伴う保険積立金の解約による収入49百万円とツヴァイ渋谷解約に伴う敷金の回収による収入19百万円です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、1億30百万円となりました。減少の主な内訳は、配当金の支払額1億18百万円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05433] S100AAMA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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