シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A04E

有価証券報告書抜粋 日本和装ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当社グループが着付け教室、販売仲介という事業で係る着物業界は、2020年の東京オリンピックに向けた「和文化」への回帰というトレンドのなか、静かではありますが、再興への兆しも感じることができます。
このような業界環境のなか、当連結会計年度における当社グループの事業は次のとおり経過しました。

当連結会計年度における当社グループは、前々連結会計年度末に、経営資源の集中による高収益態勢の確立を目指して実施した営業拠点の統廃合の効果が結実し、前期比で、わずかながら減収となったものの、大幅な増益となりました。
春と秋、年2回実施する「無料きもの着付教室」の新規顧客の募集については、有名男性タレントを起用し、企業イメージの向上に加えて、男きものの普及も同時に狙いました。教室の新規応募数では想定数を下回りましたが、卒業生向けの企画教室の成功や、男きものの売上げが伸びていることから、トータルでは成功したと考えています。
統廃合地域においては、前連結会計年度に引き続き、小規模販売イベントや、講師を交えた卒業生の和装による親睦会などを実施し、顧客のつなぎ止めを図り、売上げに寄与しました。さらに札幌、北関東、熊本等で教室施設(貸し会場を含む)のみで教室機能を効率的に復活させることで、新規顧客の獲得にもつなげています。
連結子会社については、日本和装クレジット株式会社(当社グループのお客様向けショッピングローン事業)の業績が堅調で、連結業績の向上に大きく寄与しました。株式会社はかた匠工芸(博多織の製造販売業)が、前々連結会計年度に東京・銀座と京都に出店した「男きもの専門店SAMURAI」の売上げも伸びました。現在は男きもの分野だけの事業で、利益を得るまでには至っていませんが、同社の企業イメージの向上につながり、製造事業、販売仲介事業の加盟店としての業績に寄与し、営業・経常利益段階においては黒字化しました。海外子会社においては、ベトナムでの縫製事業が引き続き安定した事業を継続しており、連結業績の向上に寄与しました。質の高い和装愛好者を増やすという目的において、グループ企業のシナジー効果が表れつつあると考えております。
以上の営業活動により、売上高については、4,841百万円(前期比2.8%減)となりました。利益面では、引き続き、教室やイベントなどの販売機会における効率的な運営に注力したこと等から、販売費及び一般管理費が減少しました。その結果、営業利益は323百万円(前期比34.3%増)となりました。営業外損益では、日本和装クレジット株式会社の運転資金の借入金利息を28百万円計上し、資金調達手数料として支払手数料を29百万円計上したこと等により、経常利益は250百万円(前期比55.6%増)となりました。特別利益では、固定資産売却益85百万円を計上しました。これは、京都の会員様向けゲストハウスとして稼働していた京町家「無量寿庵」を売却したこと等によります。法人税等は、法人税、住民税及び事業税を100百万円、法人税等調整額47百万円を計上し、148百万円となりました。
これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は174百万円(前期比144.4%増)となりました。

なお、当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心としたきもの関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報ごとの記載を省略しております。
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、当連結会計年度より、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、1,138百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は412百万円(前期は1,203百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益322百万円、未収入金の減少112百万円によるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は412百万円(前期は355百万円の獲得)となりました。これは主に、定期預金の預入れ499百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は153百万円(前期は1,276百万円の使用)となりました。これは主に、社債の償還100百万円と配当金の支払36百万円によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05631] S100A04E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。