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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AS7U

有価証券報告書抜粋 飛島建設株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析



当社においては、「防災のトビシマ」、「建ててから始まる真のお付き合い」をスローガンに、お客様の要望に応えるべく、防災・減災、環境保全、効率化・高品質化、社会資本の再生・長寿命化に資する技術の研究開発に取り組んでいる。
当連結会計年度における研究開発費は465百万円であった。当社の研究開発体制及び当連結会計年度の主な研究開発成果は以下のとおりである。なお、連結子会社の研究開発活動について、特記すべき事項はない。

(土木事業)
〔効率化・省力化、品質向上、コスト縮減、周辺環境保全に向けた最新技術の開発〕
トンネル・シールド・ダム・橋梁などの土木工事における、コンクリートの品質向上、施工の効率化、騒音振動の低減など、品質向上、コスト縮減、省力化、周辺環境保全に寄与する様々な技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、施工管理の省力化を実現する「ICTを活用した建設システム」、トンネル工事で発生する10Hz以下の超低周波音を10dB以上低減する「発破超低周波音制御装置-TBIレゾネータType-F-」、マイナス20℃の厳冬期においてもコンクリート温度を連続測定し練上がり温度を自動制御して高品質なトンネル吹付けコンクリートを提供する「スマートバッチャプラント」などが挙げられる。

〔維持補修・リニューアル技術の開発〕
成熟期を迎える都市インフラの点検・診断、補修・補強のニーズに対応する技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、作業終了後短時間での強度発現を実現した断面修復工法「TDRブレイブショット工法」、各種補修材料や調査技術の性能確認実験及び検証実験などが挙げられる。

〔環境関連技術の開発〕
地球環境保全のニーズに対応するため、様々な環境関連技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、間伐材を有効利用して地震減災と地球温暖化緩和を同時に実現する「丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法」の改良技術、地域と連携した再生可能エネルギー事業に向けた「小水力発電所建設技術」などが挙げられる。

(建築事業)
〔防災関連技術の開発〕
安全・安心な社会の構築に寄与する様々な防災関連技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、400kN~600kNタイプ及び最大10mの長さなど「リング摩擦ダンパー」の適用範囲の拡大、「トグル制震構法」や「レンズ型せん断パネルダンパー」の改良技術などの各種制震関連技術が挙げられる。

〔品質向上、コスト縮減、生活環境保全に向けた最新技術の開発〕
建築工事における、コンクリートの品質向上、快適な空間の創出、騒音振動の低減など、建築分野の品質の向上、コスト縮減、生活環境保全に寄与する技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、現地条件とお客様のニーズに対応できる「高効率換気設備システム」、建物のライフサイクルを通して発生するコスト・CO2排出量・エネルギー消費量などを検討する「LCサポートシステム」、「コンクリートスラブの表層品質向上施工技術」などが挙げられる。

(開発事業等)
当連結会計年度においては、研究開発活動は特段行っていない。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00063] S100AS7U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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