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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AMJV

有価証券報告書抜粋 株式会社トーエネック 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおける研究開発活動は、提出会社においてのみ行っており、連結子会社においては研究開発活動を行っていない。

当社は、「独自技術の展開」という経営理念に基づき、研究開発の総括部署である技術研究開発部において、電気・空調等、総合的なエネルギー利用に関する研究開発に取り組んでいるほか、工事施工部門においても安全性の向上、施工技術の高度化、環境保全やコストダウンを目的とした研究開発を推進している。
当連結会計年度における研究開発費は、378百万円である。

(設備工事業)
技術研究開発部における主な研究開発
(1)エネルギーマネジメントシステム(EMS)の高機能化に関する研究
前連結会計年度までに、エネルギー使用状況の「見える化」や、各種設備の制御機能を持つ当社独自のEMS「ToEMS(トエムス)」を開発し、営業展開を行っている。当連結会計年度は、当社独自の新機能として太陽光発電設備、空調設備及び空圧設備の異常検知機能を開発し、同システムに搭載した。
(2)配電系統の電圧不平衡抑制対策に関する研究
家庭用太陽光発電設備の普及に伴い、これらが高圧配電系統の特定の相に偏って接続されることにより、電圧不平衡率が増大することが懸念される。この問題に対し、単相コンデンサを高圧配電系統の各相に接続し、接続容量を抑制することで初期コストを抑えながら電圧不平衡を抑制する技術の開発を行った。
当連結会計年度は、試作機の開発及び模擬配電系統でのフィールド検証を完了し、実用化の目途をつけた。今後は、実配電系統において最終検証試験を実施する予定である。
工事施工部門における主な研究開発
(1)束巻き電線用の線出し工具の開発
束巻き電線を延線する作業は、1名が束巻き電線を抱えて線出しし、他の1名が延線する二人作業で行っている。そこで、一人作業が可能となる線出し工具を開発した。今後、全社配備する予定である。
(2)電線切断時に使用する電線固定具の開発
通電状態の電線を切断する作業は、電線の跳ね上がりを防止するため,1名が電線を把持・固定し,他の1名が電線カッタで切断する二人作業で行うことがある。そこで、容易に電線を把持・固定できる専用固定具を開発し、一人作業できることを確認した。今後、全社配備する予定である。
(3)計器取替工事の効率化に関する研究
現在採用している無停電計器取替工具は、バイパス回路を作る電極接点部に電線被覆カスが詰まることがあり、カスを取り除く作業に手間がかかる。そこで、カスが詰まらない構造の電極接点部を新規設計し、作業性及び性能に問題がないことを検証した。今後、全社配備する予定である。

(エネルギー事業)

研究開発活動は特段行っていない。

(その他)

研究開発活動は特段行っていない。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00076] S100AMJV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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