シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQ51

有価証券報告書抜粋 徳倉建設株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、これまでに自社保有技術等で多数の工事を受注して実績を重ねてまいりました。今後は「保全・環境」分野の需要がさらに加速すると予想しており、技術の研鑽を重ね自社保有技術を生かした受注へ向けて積極的に取り組んでまいります。また、2017年度からは次世代の建設業への取り組みである「i-Construction」にも積極的に調査研究を行います。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は4,336千円となっております。

(建築セグメントおよび土木セグメント)
(1)流動化処理(LSS)工法
建設残土や建設泥土を高品質な埋戻し材料にリサイクルする技術です。昨年発生した博多駅前の陥没事故における復旧工法として採用されました。このように、都市部の土木・建築工事において信頼性の高い埋戻し材料として需要は確実に増加しております。また、新たな市場への挑戦として地下空洞充填技術の研究に取り組み、2016年度は国土交通省と土地区画整理組合から充填工事を受注し施工しました。今後は、更なる用途開発に注力し需要拡大に向け努力してまいります。2016年度は約3.3億円を受注しました。
(2)コンクリート構造物の補修・補強工法
当社は、特殊ポリマーセメントモルタルであるマグネラインを利用した工法を中心としてコンクリート構造物の維持補修工事への取り組みを行っております。これまで取り組んできた橋梁床板の補強や橋脚巻き立て補強工事に加え河川及び水路構造物の補強補修事業が増加してくると予想されるため、これらの分野への研究を加速します。2016年度は関連工事を含め約6.3億円を受注しました。
(3)耐摩耗工法(ノアモ工法)
砂防堰堤や水路などのコンクリート構造物で問題となる摩耗による損傷を軽減し、ライフサイクルコストの縮減を図る工法です。独立行政法人水資源機構から受注した工事の施工後のモニタリング調査を継続して行っております。また国土交通省から受注した砂防堰堤工事での実証実験の経過観測を2年間実施し、耐摩耗性材料としての有効性が確認できました。今後も発注者へ広くPR活動を行い、施工実績を増やしてまいります。
(4)橋の総合病院~地域の橋梁主治医~
橋梁に代表される土木構造物を効率的にメンテナンスしていく取り組みとして、「当社」・「瀧上工業株式会社」・「大日本コンサルタント株式会社」の3社で共同企業体を組み、設計施工一体型の補修事業を提案、施工を行う取り組みです。2014年に策定された「インフラ長寿命化基本計画」の政策、及び2016年11月に設立された「インフラメンテナンス国民会議」等を活用し、今後の受注機会に向け提案を行い、新たな実績を積み重ねてまいります。
(5)ビル免震
免震建物(工法)は、建物に伝わる地震の揺れを建物の下に取り付けた「免震装置」で緩和し、揺れの強さを抑える工法です。これまでに多数の施工実績を残しております。
2016年度にはハイチ国南東県ジャクメル病院及び愛知県豊田市内の大型免震マンションが完成しております。

(不動産セグメントおよびその他のセグメント)
研究開発活動は特段行っておりません。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00079] S100AQ51)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。