シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AKLI

有価証券報告書抜粋 アイカ工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、主として有価証券報告書提出会社であるアイカ工業株式会社にて行っております。その内容は、以下のとおりであります。
当社は、オリジナル性の高い技術開発を進め、安全・安心・健康、省エネルギーに配慮しながら、様々な社会課題を解決するとともに、変動する国内外の市場ニーズにマッチした競争力のある新商品開発を推進しております。また、スマートフォン、ディスプレイ関連材料やLED関連材料などの機能材料事業を強化し育成すると共に海外事業の拡大に注力しております。当連結会計年度の研究開発費の総額は2,672百万円であり、主な研究開発の概要とその成果は、次のとおりであります。

(1)化成品
化成品分野におきましては、「環境」「改修」「海外」をキーワードに研究開発を進めております。
接着剤系商品では、環境対応型(F☆☆☆☆対応、JAIA 4VOC基準適合)ウレタン系樹脂系の床ネダ施工用接着剤「アイカエコエコボンドJW-400(床棟梁)」の作業性改善、接着性能向上を行うなど接着性、機能性に優れた商品を投入しました。構造物の長寿命化に貢献するため、コンクリートの剥落防止対策工法として「クリアタフレジンクイック工法(ウレアウレタン樹脂)」を上市しました。また、下水道施設用防食被覆材料として「リードアクア工法」を上市、水系で環境に配慮した材料設計となっています。防水用途では1液ウレタン防水工法「ワンナップガード」を上市、特定化学物質非該当の補強層で構成されており、新築はもちろん、改修にも適した工法です。今後も、建築、土木分野の改修市場へ更なる新商品、新工法を投入すべく商品開発に努めてまいります。
電子材料商品では、スマートフォン、タブレットPC、自動車内装部品向けに、高機能コーティング剤・接着剤「アイカアイトロン(紫外線(UV)硬化型樹脂)」のラインナップを拡充し、スピーディーに市場投入して参りました。また、有機微粒子商品では、市場ニーズに応えるべくウレタン微粒子製品の拡充を行い、塗料用艶消し剤及び機能性コーティング原料以外にも化粧品原料として市場投入いたしました。今後も国内外での販売拡大と最新市場動向にマッチする新商品開発に努めて参ります。
なお、当連結会計年度の研究開発費は1,853百万円であります。

(2)建装材
建装材分野におきましては、「意匠/デザイン」「機能」「省施工」をキーワードに、差別化を図ることができる商品の研究開発を進めております。
最先端のトレンドを形にした高感度なデザイナーズ化粧板「+WONDER(プラスワンダー)」に、透明感や色の奥行きを表現したガラス柄、希少な高級石材の柄など新柄45種類を追加リリースしました。さらに木目柄と同調したエンボスでリアルな素材感を表現したメラミン化粧板「セルサス プレミアムテクスチャー」に新エンボスオークを追加し、意匠と機能を兼ね備えた商品バリエーションを強化しました。また、水廻りのリフォーム需要に対応し、優れた施工性と洗練された意匠性を両立する軽量壁面パネル「バスフィットパネル」を上市しました。
アイカテック建材株式会社とのシナジーによる商品第一弾として、汎用性の高い塗装けい酸カルシウム板「ルナライト・カラー」6色を上市。さらに受注対応品36色を追加して、全42色のラインナップに拡充しました。今後も引き続き不燃建材の商品群を拡充するとともに、アイカテック建材が保有する無機技術とのシナジーによる新商品開発を進めて参ります。
なお、当連結会計年度の研究開発費は365百万円であります。

(3)住器建材
住器建材分野におきましては、住宅市場以外の商品にも注力し、「加工技術」を建装材分野とも連携した研究開発を進めております。
住宅市場以外の市場として、育児施設向け手洗いに対し、壁水洗タイプシンク・吊戸タイプ収納の商品強化を行いました。また、同様市場である、育児施設向け商品として、見守り・教育を兼ね備えたキッズ向けトイレブース(まなブース)の発売を行い、より存在感のある商品体系化を実施しました。
好調をキープしている高級人造石「フィオレストーン」では、トレンドを意識した色柄開発を行い、3柄追加投入し、更なる市場定着化を計ります。
住宅市場向けとしては、造作型洗面ユニットとして、スマートサニタリーシリーズの大幅な見直しを行い、天板素材は、メラミン・人工大理石・人造石の3パターンをラインナップし、洗面ボウルは、新規デザインを追加投入により、基本ベース部分の刷新化を行うと共に、3面鏡やメラミン枠を利用した鏡等洗面空間を演出する部材の開発も実施し、商品の差別化を実現しました。
今後も引き続き、素材をいかした加工技術で、住宅・非住宅分野への市場に対し、特徴のある商品化の開発に努めてまいります。
なお、当連結会計年度の研究開発費は454百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00824] S100AKLI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。